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コンチェルト2号感動の毎日 concerto2.exblog.jp

新潟市西堀前通1のギャラリー蔵織さんの中に移転しました。


by concerto-2
先程最終巻コミックも出ました「のだめカンタービレ」。
クラシックというものの壁をちょっととってくれたような画期的な作品で、大ブームを巻き起こしました。

でも、まぁもういいかな〜と思ってました。
ま、映画は見に行きますけどね。。

とちょっと醒めた目で見てたんですが。。

またまた「もう一回のだめ見てみたいぞ!」と思うような起爆剤がありました!

それはN響のもぎぎ。こと茂木大輔の新刊著作。
「読んで楽しむ のだめカンタービレの音楽会」という本です。
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ふ〜ん、また出たのかこういう本。。。と軽い気持ちで手にとったんですが。。

お、面白い!!これは面白いぞ!

「のだめ〜」なんかまるで知らなかった茂木さんが、娘さんと一緒に入った本屋さんでなに〜げなく「のだめ」を買ってから、おおはまりにはまって!
作者にファンレター送って!
それから作者の二ノ宮さんと知り合って、マンガ賞受賞パーティで演奏家集めてブラームスやって!
それからテレビドラマを手伝ったり、のだめコンサートをやることになったり!
ということを裏側、現場の話が満載。
なるほどねー!と思う新事実が多いです。
この「のだめカンタービレ」という作品の凄さがよく説明されています。
そして最終章で茂木さんが書かれていることが感動的なんですよ。
それに、もうすぐりゅーとぴあでもある「のだめコンサート」がこれ読むと倍楽しめますよ!
ぜひ御一読を!

そしてこの本の中で、こう書かれて紹介されてる奏者さんがいます。
「宮本文昭さん秘蔵の弟子で、ぼくも審査員だった日本音楽コンクールでダントツの1位、その後サイトウキネンオーケストラなどで超一流のキャリアを積んでいた、闊達で華やかなモーツアルトの協奏曲は、若い無限の才能を感じさせた(彼女は、現在では東京交響楽団の主席奏者になっている)。」
ベタ褒めです!
そうこれは東京交響楽団に新たな戦力として入ってこられた主席オーボエの荒絵理子さんのことです!
私も今年の東響聞いてて「荒さんのオーボエいいなぁ〜」と思ってますよ!
その素晴らしきオーボエ奏者荒さんが明日りゅーとぴあで演奏会をされます!
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このチラシは夜7時からのプライムクラシックコンサートです。
1500円のフルコンサート。
それに加えてお昼11時半からのワンコインコンサートもやられます。
これは聞き物ですよ!!
昼でも夜でもぜひ聞きに行きませんか。

今日の私はFMPORTに行って美貌のTディレクターと遠藤麻理さんと3人で年越し番組の打ち合わせをしてきました。
なかなか楽しい打ち合わせでした。でもってぜひ「こうしたら楽しい番組になるのでは」とか今回のテーマはショパンなので「ショパンの思い出」とか「今年こんなことがあった」でもいいですから、ぜひ番組の方にメールを送ってくださいね。
今回はなんと遠藤麻理さんの生演奏が聞けるかもしれませんよ!

今日のCDはこちら。
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のだめ〜のことをネタにしたので、のだめといえばベートーヴェンの7番!!
のだめ以前にはベートーヴェンの7番といっても知名度なんか無かったのに、いまでは「ベト7かっこいい!」ですからね。それだけでもいかにあのマンガの影響力があったかと言うことでしょう。
そのベト7で私が最高に燃えてる演奏だと思っているのがこれです。
巨匠カール・シューリヒト指揮ウイーンフィルハーモニー。
「シューリヒトの国連ライブ」と名高い伝説の名演奏です。
戦後はじめてウイーンフィルがアメリカツアーをした時に国連でやったコンサートのライブです。
当時シューリヒトはかなりの高齢でありましたが、とにかくすごいスピード!!
早い早い!!カルロス・クライバーなんかよりとばしています。
そしてただ早いだけで無く熱い!もう突貫ジジイここにあり!額に青筋たててるような演奏です。
それにシューリヒトの演奏ってなんか、凄まじいんだけど思わず笑ってしまいそうな明るさもあるんですよね。
私が持ってるこのCDは現在廃盤です、この伝説ライブは今だとアーチペルレーベルで再発されましたね。痛快な一枚です!

さていよいよ今週末にはイリーナ・メジューエワだいしホールリサイタルがあります!
ぜひ皆様完売まであとちょっとです。チケットのお求めはお早めにお願いします!
よろしくお願いします。

さあ明日の火曜日はりゅーとぴあにオーボエ聞きにいきましょう!!
# by concerto-2 | 2009-12-07 23:41 | 書籍・コミックのこと | Comments(0)
ちょっと雨模様の今日の日曜日。
行ってきました花園カトリック教会!

午後2時から行われた
「新潟オルガン研究会 第50回例会 合同リサイタルシリーズ第1回」

教会の入り口にはきれいなクリスマスのジオラマみたいなものが設置されていました。
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さすが教会です!とてもきれい。

あいにくの天候ではありましたが、ほぼ満員のお客様がいらしてくれました。
ありがたいことですね。
オルガン研究会さんのアットホームな感じにはファンの方が多いのも分かります。
いつも暖かなコンサートです。
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今回の公演は50回目(すごい!)という記念公演でした。
ということでいつもは統一したテーマで演奏会をまとめているのですが、今回は演奏者それぞれがやりたいものをやるという趣向でした。
なかなか各自の個性がプログラムにあられて面白いですよ。

プログラムは
まずトップは市川純子さん。テーマは「フランスとイギリスの小品」
ルベーグのノエル「御子が生まれる」
ショーヴェのノエル「おっしゃってくださいマリア様」
スタンフォードの前奏曲ト短調OP101

2番手は飯田万里子さん。テーマは「最愛のパーセル」
パーセルの二重オルガンのためのヴォランタリー二短調

3番手は戸田加代子さん。テーマは「バッハの手鍵盤曲の魅力」
JSバッハのコラール・パルティータ「あぁ、罪人なるわれ何をすべきか」BWV770

休憩をはさんで
4番手はマルチン大作こと大作綾さん。テーマは「ラインベルガーのオルガン音楽を普及させる活動をしております。ワタクシ。」
ラインベルガーのオルガンソナタ第4番より前奏曲とフーガ

ラスト5番手は渡辺まゆみさん。テーマは「メンデルスゾーン生誕200年を記念して」
メンデルスゾーンのオルガンソナタ第4番

という内容でした。
演奏前にはそれぞれの思いを語ってからの演奏というのも面白かったです。
なぜこれを弾きたいか!という気持ちもわかっていいですね。

皆さんとても良い演奏でした。それに晴れてくるとステンドグラスをとおして日の光が入ってくると、あぁ〜ほっこりするな〜と。船を漕がれてらっしゃるお客様もいらっしゃいましたが、それもありだなと納得の雰囲気でした。

そんな中で私と同郷の知り合いのお客様が
「ラインベルガーよかったわぁ〜感動して泣きそうになったよ〜」とのこと。
嬉しい話ですね。
マルチンの演奏は手もさることながら足裁きがよかったと思いますよ。
さすがです。
たくさんの曲がきけた演奏会でした。スタンフォードも聞けたし。

根強いファンの皆様に支えられているこのオルガン研究会。これからのさらなる発展を楽しみにしています。
サポートのCanti様もお疲れ様でした。
いい〜日曜午後の演奏会でした。

そしてここで宣伝を一つ。
マルチン大作の新潟でのコンサートが発表になりました。
チラシはこちら
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大作さんとリュート白澤さんとのデュオです。
長岡は2月11日、新潟は2月14日です。おぉバレンタインデー!
いずれも午後2時開演。前売り1000円でチケットはもう当店に届いております。
よろしくお願いします。

マルチンおつかれー。今日ははよ寝るんだよ〜ん。

今日新たに演奏会のチラシとチケットが届いたのがあち1件あります!

それはこちらです。
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「川口聖加ソプラノリサイタル2010」
1月27日(水曜日) だいしホール 19時開演
チケット 3000円 ペアチケット 5000円です。

川口さんは山梨県の御出身で、新潟大学で声楽を専攻、その後オランダに渡りオランダ国立音楽院を卒業。国内外で活躍をされています。

私も川口さんを聞いたことがあります。スタジオAでしたね。
いや〜ほんと素晴らしい声!!感動しました。
天上の世界から歌声が聞こえてくるのなら、きっとこんな歌声だろう。という感じでしたよ。
他のお客様からも絶賛の声があがっていました。
たしか前回はバロックもの歌曲中心でしたが、今回はベートーヴェン、ショーソン、日本歌曲、古いオランダ民謡、ブリテンなどを予定されています。
幅広いレパートリーの真価を問うようなリサイタルになりそうですね。
わくわくしますね。ほんといいソプラノさんです。
ぜひよろしくお願い致します。チケット到着済みです。

今日のCDはこちら
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ナクソスから出ている「バックス 室内楽曲集」です。
収録されている曲は
ハープと弦楽のための五重奏曲
フルート、ヴィオラとハープのための悲歌的三重奏曲
ハープとヴィオラのための幻想ソナタ
フルートとハープのためのソナタ
の4曲。
室内楽曲集とありますが実際はハープを伴う室内楽作品集ですね。
バックスというと交響曲やヴィオラソナタなどが有名になりますかね。
それらは渋い!!甘さが特徴のイギリス音楽の中でもバックスは渋いんです!
だから今でもバックスと言うとあまり人気がないと思うのです。。。
しかし!このハープを伴う作品集は例外的に甘いんです。
特に絶品なのが2曲目になっているフルート、ヴィオラ、ハープのトリオ。
これは名曲中の名曲です!
ぜひ生で聞きたい曲の一つです。
なかなかバックスのハープものをまとめているCDはないので、この1枚はほんといいです。
バックスの他の作品へのいい入る口に絶好の1枚です。
価格もお手ごろなこともあってお勧めですよ。

明日の月曜日はFMPORTさんに年越し番組の打ち合わせに行ってきます。
いいものができるように頑張らなくては!
# by concerto-2 | 2009-12-06 23:48 | 演奏会のこと | Comments(0)
今日の土曜日は二つ行ってきました!
まず午後2時。。。。なんて私書いてましたがすいません!3時の間違いでした。
午後3時から西堀ローサのライブスポットPianoPianoで行われたジャジーなライブに行ってきました。
一応ユニット名もあったんですけど忘れました。
編成はフルート&ピアノ&ベース&パーカス&ドラム。
フルートは水島あやさんが参加されてましたよ。
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なかなか頑張られてました!
そして久々にエレキベースと思いっきりのドラムを聞きました。う〜んいい!
そして今回お客様の数がすごかったんですよ!PianoPianoが出来てから最高だったそうです。
もう通路にまであふれましたからね。
演奏もなかなかよかったです。
途中、コルネットの方も加わってのセッションもあったり、そこいらへんはいかにもジャズライブならではですね。
こういうオープンなライブスポットができてほんとジャズファンの方にはいいでしょうね〜。
ちょっとうらやましい。

でもジャズの方にお聞きすると「クラシックの方がやれる場所いっぱいあっていいですよ〜」と言われます。たしかにそうかも。
そうなるとほんと無いのはロックのオープンスポットですよね。
ここにいけばフリーでやってるライブが見れる、しかも安心して。という場所があっても良いですよね。
あそこに行けば今日はストーンズの。。。コピーバンドがやってる、明日はブラックサバスのコピーバンドが。。とかあれば私行くけどなぁ〜
1年に一回、そういうバンドの祭典があるんですよ。夏頃。今年は会場がジョイアミーアさんでした。
その役員をしてる方に二人知り合いがいるので、誘われて私も行く気になってたのですが当日風をひいて熱が40度近くあったので泣く泣くパスしました。
後で「楽しかったよ〜いきなりトップはクラプトンのコピーで「レイラ」からスタートさ!」なんて聞くと行きたかったな〜と。
面白いのは出る人たちも聞いてる人たちもみんな40代から60代くらいの人たちなんで後半は聴衆も疲れてさ〜なんて聞くとロックと言うものも年代を経た音楽になったものだと感じた次第です。
数日前の朝刊にストーンズのロン・ウッドが20歳の恋人を殴って逮捕されたとか記事が載ってましたがロン・ウッドって60すぎですよ。あそこの面々は元気だな〜と改めて感じました。
ちょっと横道にそれましたが、ジャズといっても今回は軽い感じのジャズでしたが面白かったです。
水島さん紹介してもらってありがとうございました。

それで夜は音楽文化会館で行われた
「合唱団ユートライ 第25回定期演奏会」
に行ってきました。
ユートライさんって「You Try」の意味だったんですね。初めて知りました。
すごくしっかりしたイメージをもっている合唱団さんです。
今回は5部構成。
第1部は「クリスマスに寄せてⅠ〜opening~」クーラの曲からスタートでした。
第2部は「詩人・立原道造と作曲家たち」と題し4曲
第3部は「〜日本語に着替えた外来歌〜」と題し5曲
第4部は「ブラームスのジプシーの歌」
第5部は「クリスマスに寄せてⅡ〜賛美歌からユーミンまで」

というバラエティにとんだ内容でした。
皆さんとても落ち着いた大人の合唱という感じでしたね。
第5部は照明を使った華やいだ演出もあり楽しめました。アンコールは「螢の光」

一つだけあっもったいないな〜と思ったのは、終盤に会場にいらした方をステージ上に上がっていただいたのですが、それが拍手の中呼び掛けられたので、その方が何をされた方なのかがわかりませんでした。編曲の方?あるいはメンバーの方?
ステージに近い所にいた私でも聞き取れなかったので、たぶんほとんどのお客様が「あの方(ちなみにとてもきれいな方w)は何をされた方なのだろう?」と思われたのでは。
(Tek310様、あの美しき方はなにをされた方だったのですか?)

いつも同じことを書きますが、人の声っていいですね〜。

ユートライの皆様ありがとうございました。

さて明日の日曜日は新潟駅にほど近い花園カトリック教会で新潟オルガン研究会さんのコンサートがあります!!
私も行く予定にしています。
何人ものオルガン奏者さんの演奏が聞けますよ。
マルチン大作の執念のラインベルガーも聞けますし、あまり私も話題に取り上げていませんでしたが、もうお一人知られざる作曲を取り上げ続ける奏者さんもいらっしゃるんです。
それはスタンフォードをいつもプログラムにのせ続けている市川さん!!
今回のトップバッターは市川さんの演奏です。たしか今回もスタンフォードの曲があったと思いました。こういうように「私は知られて無いけどこの作曲家をやるんだ!」というポリシーは大切だと思いますよね。
このお二人の活躍で新潟にラインベルガーとかスタンフォードとか広まっていくと良いですね。
私はフィンジ広めますよ!共に頑張りましょう!

全く同時刻に沼垂に日本キリスト東新潟教会さんという教会もありますよね。新潟オルガン研究会さんもこちらでも演奏会したりしてるとこです。
ここでは山本真希さんが演奏されるそうですね。こちらは無料で。
おぉ〜これは偶然。どっちの教会に行っても演奏会があると言うことです。
贅沢な悩み。
山本真希さんファンなら行きたいとこですが。。。マルチンに「おどれ、どこ行くんじゃけんのぉ〜」と言われそうなので(笑)花園に行かなくては。
ぜひ皆様オルガン研究会さんのコンサートよろしくお願いします。

さて山本真希さんファン、略して「我ら!マッキーズ!!」(略して無い。。w)
マッキーズの皆様に朗報です。
まず新たなる特別演奏会のお知らせです。
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Ⅰ2月11日(金曜日) 17時開演
場所は新潟臨港病院の1階エントランスホールです。おぉ東区では無いですか!
山本真希さんとジュニア合唱団さんとのコンサートになるようです。入場無料です。
こういう病院でのコンサートって大事だと思います。あまり知られていませんが継続してされてらっしゃる演奏者の方ってけっこういらしゃるんですよね。
臨港病院はみなとトンネルを使えば西新潟からでもあっという間につきますから、ぜひ行けそうな方は聞きに行ってみませんか。

我ら!マッキーズ!情報その2は
テレビにまた御出演されます。
こちらはりゅーとぴあインフォhazamaさんよりの情報です。
*********
先日、BSN伊勢みずほさんと当館山本真希さんが、夜遅くまでかけてコンサートホールで収録した「ふしぎのトビラ」放送予定をお知らせします。東北地方全域で放送されますので、よろしかったら親戚ご友人にも宣伝してくださいませ。
この日は、仙台局のあとに新潟からオルガン特集が放送されるそうです。

新潟の放送時間は、12月12日(土)午前10時30分から。

新潟以外の放送時間については、番組のホームページにでていますのでそれぞれご確認ください。

**********
だそうです。情報ありがとうございます。
これは録画せねばならないっすね!

山本さん御活躍です。
りゅーとぴあさんとの契約は今年度までなんですが、延長があってもいいような気もしますけどね。
新潟交響楽団さんの指揮者松沼さんも1年延長されたことですし。
でもそういう契約ごとってなかなか難しいでしょうから、仕方ない面もあるんでしょうけど。
ほんと山本さんよくやってると思いますよ。

でも明日は花園カトリックの方に行く私です!!
マッキーズの私も明日は、、え〜っとマルチンだから、、、マルチーズ?

天気がいいことを祈りましょう!
おっとこんな無料コンサートもありますよ。
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万代のヤマハさん、いや理由あって私は今月いっぱい万代のヤマハさんをヤマハ様と呼びます!
理由はいつか明かします。
そのヤマハ様で午後1時半からと3時からの2回、轟文子さんのピアノミニコンサートがあります。
ショパンのバラード4番かぁ〜聞きたかったな〜。
ぜひピアノ好きの方は轟さんの素敵な調べに酔いしれにヤマハ様まで足を運びましょう!
# by concerto-2 | 2009-12-05 23:50 | 演奏会のこと | Comments(4)
今日の金曜日、二つのスタートした個展に行ってきました。
画廊フルムーンで今日から始まった「蓮池もも 展」と羊画廊で始まった「鈴木力 展」

鈴木さんのは、もう新潟画壇界の大物である鈴木さんだけあっていつもながらの安定した作品です。

そして個人的に対して、私の好きな画家さんの一人である蓮池ももさん。
まだ若い画家さんですが、すごい才能を感じたお一人です。

ところが今回のは、今朝の新潟日報「あーとぴくす」でも大倉宏さんが書かれていましたが
「とんでもなく変わってました。もーびっくり」
今までのももさんの作品は細い繊細な絹糸がなん本がクロスして微妙なバランスを保っていたような印象の作品でした。
それが今回ものすごく骨太で黒光りするような側面をもった作品群になっています。
そして大地のパワーを思わせるような暗さを漂わせている。

関係者の方にお話をうかがったら、大地の芸術祭の手伝いをした際にアンティエ・グメルスさんの仕事を手伝われ、かなり影響を受けられたんだとのこと。
なるほど〜、たしかに描かれた人物のもつ、黒光りするようなパワーはアンティエさんの作品を思い起こさせます。
作品的にはかなり大胆になってます。
これを蓮池ももさんがどう自分のものにしていくか、興味がありますが、少々心配な気もしています。
とにかく今日はこの個展にショックをうけました。

こんなふうに書くと良く無いと言ってるかのように思われますが、私が過去のものを見てきたから感じることであって、初めて御覧になられる方には変に先入観をもたずに見てほしいものです。
新潟の若手の画家さんではほんとに才能ある方です。
ぜひ御注目を!

大和さんのダンシングラビッツも今月から衣装替えしましたね。
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シックなデザインの衣装はNIFさん(新潟国際ファッション専門学校さん)

明日の土曜日は
まず午後3時から西堀ローサのオープンライブスポットPianoPianoさん。
こちらでこんなライブが行われます。
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水島あやさんも出られるので聞きに行きたいな〜と思っています。

そして夜はこちら
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合唱団ユートライさんの公演です。夜6時から。
これも聞きに行こうかなと思っています。
なかなかしっかりしたいい合唱団ですよユートライさんは。
お勧めです。

合唱と言えば!
今月20日になんとあの空調設備がない県政記念館で合唱のミニコンサートが行われます。
こちら
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午後2時から30分。出演は新潟合唱界でもトップクラスの「June」さん。
無料です!しかしとにかく!とにかく寒いはずです。
お客様もぜひ分厚く暖かな装いで聞きましょう。
歌う方もたいへんですが、もともとクリスマスには教会とかで歌うことがあるわけですよね。
同じようなもの。。。ではないかな。。
県政は合唱が一番よく合うと思います。
Juneさんの素晴らしき女声合唱がクリスマスに花を添えることでしょう。

今日のCDはこちら
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ボールト指揮のホルスト管弦楽作品集です。
惑星なんか入っていませんよ。逆に言えばこれがホルストの本当の姿の作品集といえます。
収録曲は
フーガ風序曲
サマセット狂詩曲
ベニモラ〜東洋的組曲
ハマースミス
スケルツォ
日本組曲

となっていますが、なんといってもこのCDの最大の売りは最後の「日本組曲」でしょう。
私の記憶する限り、このCDにしか収録されていません!(もしあったら教えてください)
大正時代に日本のダンサーがホルストに依頼した作品です。その際に日本の曲の譜面をいくつか送付して、それをホルストが手を加えた少々おかしいというかユニークな作品が出来上がっています。
これどこかのオーケストラでやられると面白いと思うんですけどね。
ホルストと言えば惑星以外ではセントポール組曲がたまに弦楽でやられることがありますが、その他ではまず聞きません。
この日本組曲なんかおもしろいし、もしフルーティストさんが「まかせてみろい!やっちゃるわい!」と奮起するのであればベニモラなんか話題になると思います。(フルート殺しの曲です)
ホルストに駄作無し!といわれます。
惑星はむしろ突然変異的作品です。ぜひホルストの他の作品も聞いてみてください。
ナクソスで出ているものもいい演奏ですよ。

私の憩いの場、カフェ・ド・陶さんもあと土、来週の火、水、木の四日間となりました。
今日いったら、私が入る少し前にヴァイオリンの庄司愛さんが帰られたばっかりだったとのこと。
ここは庄司さんだけでなく同じベルガルモの石井さんや、その他多くの演奏者さんにも愛されている場所なんです。
庄司さんにはタッチの差でお会いできませんでしたが、当店のお客様がいらっしゃって、陶さんの店内でCDの御注文なんかいただいたりしました。
あと少しで10年にもわたる営業の幕をおろすことになります。
オーナーの野口さんお疲れさま。もうちょっと頑張ってね!
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今日はスイーツに紅玉のアーモンドクラッシュ&アイスがありました。
あと4日。よろしくお願いします。
# by concerto-2 | 2009-12-04 23:54 | 演奏会のこと | Comments(0)
今朝出勤途中にいつものように遠藤麻理さんの「モーニングゲート」を聞いてたら
その中の麻理さんが気になったニュースを取り上げるコーナーで
「今朝の読売新聞から・・・・」と話されたので「おぉー!ついに出たかー!」と大興奮しました。

いったいどうってるの?ほんとにやるの?いや、やれるの?と巷でよく話題にのぼる
「ラ・フォル・ジュルネ」の新潟市版!

それについての新潟市からの情報が今朝の読売新聞に出ているとの事。
さんきゅー麻理さん!早速いつものセブイレファイブで木曜日は「モーニング」と「ヤンジャン」のチェックのついでに読売新聞ゲット!!

ふむふむ。。。どれどれ〜。。。ほうほうなるへそ〜。。
えっ!読売なんてとってないよー。
とお嘆きの方もいらっしゃるかと思いますので、ここに全文わたくしめが手入力!!
(読売さんには黙っててねw)

*************************
クラシック音楽の祭典、ラ・フォルネ・ジュルネ「熱狂の日」音楽祭が、来年4月30日から2日間、新潟市中央区の市民芸術文化会館「りゅーとぴあ」を主会場に開催される。仏ナント市で1995年に始まった音楽祭で、今年1月に姉妹都市提携を結んだ新潟市に、提携の前から打診が来ていた。市では、官民で実行委員会を組織して開催したいとしており、2日開会の市議会に提出した一般会計補正予算に、開催準備費として700万円を盛り込んだ。
同音楽祭は、クラシック音楽を気軽に楽しんでもらおうと、上演時間を45分などと短くし、チケット代も1500〜2000円程度に設定。無料公演もある。隣接した数ホールで断続的に演奏が披露され、来場者は複数のコンサートを掛け持ちで楽しめる。今年は世界6都市で開催。日本では東京、金沢で計15日間開かれ、80万人が来場した。毎年、一人の作曲家をテーマに据えており、来年は生誕200周年を迎えるショパン。「りゅーとぴあ」や歴史的建造物の燕喜館など5会場を使用する予定。地元の高校生などにも演奏を呼びかける。

****************************
という全文です。

そんでもって実は私、この記事を基にして新潟市役所さんに電話で聞いてみました。

まず悲しい事は電話受付の方に「ラ・フォル・ジュルネ」と言っても「はぁ?」
えっご存じない?とほほ悲しい。。
とりあえず広報の方にまわしていただいてお聞きしました。
なかなか丁寧な方でしたよ。

お話を聞くと、水&土のときもそうでしたが「最初にぶち上げればなんとかなるわい!」という篠田さん手法がここでも炸裂!なのかな。
記事で会場は5カ所とありますが、どこですか?とお聞きしましたが、それはとりあえずりゅーとぴあを中心として考えた場合、りゅーとぴあに3つ(ホール、劇場、能楽堂)音文、燕喜館と5つあるので単にそれを話しただけとの事。
なので他の事もそうですが、現在決まった事項はないそうです。
それにこれから議会提出ですからね〜。
それから官民協力の委員会設置。。

なんとなく「今聞かれてもわかりません〜」という感じは否めませんね。

水と土の時も私は最初の立ち上げ集会に参加したんです。
その時も「これから議会に予算申請する」ということを聞いて「えっまだそんな段階なの?」と驚いたものです。
でも水&土は7月スタートでしたから、まだよかったですよ。
今回4月末ですからね。
これから議会に提出して審議。。。それから委員会設置?すんなりいくものかどうか。
水と土の時も「予算の無駄使いではないか」的な反対意見が出たものです。当然でしょう。
このとりあえず上がっている700万という金額も、私らにしてみれば「えっそんなに少ないの!」と思いますけど、一般の方からすれば700万クラシックのイベントに使うなんて大きいと感じられるでしょう。
とにかく日が無いですね。

そして市役所にこのイベントを猛烈に引っ張ってくれるようなスーパー市役所公務員さんでもいらっしゃればいいと思いますが、たぶん前面に出されるのは新潟市の文化財団の人達、りゅーとぴあの皆さんではないのでしょうか。
これは大変かも。新潟市の方も「ほら、700万やるから、あとおまかっせー」みたいな事にはしないと思いますが、得てして市役所とかの作業締め切りってほんとにぎりぎりにならないと決まらない。あるいは動かないことがあります。
でも、りゅーとぴあさんなどのホール側の仕事って普通1年前から企画練って準備進めてというのが普通ですよね。
普通の演奏者さんのコンサートも遅くとも半年前には会場押さえたり準備します。
具体的に話が進むのはたぶん来年になってからでしょうから、そこからなんだかんだやるのは大丈夫なんでしょうか。

とにかく4月30日と言う情報を市の広報室が出したという事はホール関係も押さえてあるのでしょうから
「やるっきゃない!」


目をつぶると最前線に立たされるであろう、りゅーとぴあのTさんやKさんやNさんなどのお顔が目に浮かびますよ。たいへんだなぁ〜。。

そして勝手に考える、立ちはだかる問題というかこれは個々の想いみたいなことになるでしょうけど。
クラシック好きの皆さんの思いのことです。

あの東京で大好評のラ・フォル・ジュルネが来るのか!そっかそか!ということは超大物演奏家さんにたっくさん会えるわけじゃの〜!ほくほく。。

と思われてると思うんですよ。
つまりほんとに国際音楽祭みたいなのがくる。と。

それは「実は裏でアルゲリッチを招くよう動いてましたー」とか篠田さんがやってればいいですけど、まず無いでしょう。
となると、このラ・フォル・ジュルネという名前が勝手に一人歩きしてしまって
いざ、演奏会内容はこう決まりました!と発表になった際に

「えーなにこれ!しょ、しょ、しょぼぼぼぼぼ」

とか通の人ほど思っちゃう気がするんですよ。
だからいきなりこんなでっかいイベントに名を連ねるのでなく、仙台クラシックフェスティバルのようなもの、もしくはもっと小さなものでも新潟ジャズフェスティバルのようなものから積み上げていければよかったと思います。
今頃そんな事言っててもしょうがないと思いますが。

ですのでできればクラシックファンの皆様にも「しょっぼー!」と思わず、これがスタートなんだ!と思って協力してあげてほしいですね。
当然私も協力出来る事があれば頑張りたいと思っています。
ゴージャスなものでなくても、質素であっても上質なイベントをやれればいいと思います。

そういう意味で言うとぜひ実行委員会には市役所の白井まやさんが入った方がいいと思いますね〜
彼女の「水と土」における広報活動は頭が下がります。ANDHYPENさんとも話してたのですが、白井さんがいなければ「水と土」には全く感心を持たなかった事でしょう。
新潟交響楽団での活動を休んでまで取り組んだ「水と土」がもうすぐ終わって、そっからまたすぐ!というのは過酷かも知れませんが、実際に音楽をやられる方が官の最前線に立たれると違うと思います。
ま、私市役所人事でないですから、口を挟む事は出来ませんけど。
「水と土」における白井さんの獅子奮迅な活躍は素晴らしかったです!篠田さんぜひボーナスをたっぷり支給して下さいw

それにしても最初に思ったのは。これ言ってはいけないかもしれませんが。

なぜ読売? 新潟日報が最初であってほしかった。。

です。ちょっと残念。

それにしてもあと5ヶ月も無い。そんな中でできる最上のイベントになるといいですね。
こういう時こそ力を結集してみましょう!

あと読売の記者さんもあまり知らないのかもしれませんが
現在行っているのを東京と金沢の二カ所だけのように書いてますが、この記事を富山と福井の人が読まないと良いですね〜。ちょっと2県の人にはかわいそうかと。
所詮クラシックの大イベントといってもこんな認識度なのかな〜と感じました。

今日のCDはこちら
情報出ましたね〜「ラ・フォル・ジュルネ 新潟」!_e0046190_1223441.jpg

ヴァイオリンやってる人には超有名。でもやってない人には「それ誰?」のロード(ローデ)
そのロード(ローデ)、、え〜ややこしい私はローデと言ってるのでローデでここは統一しますね。
そのローデの24のカプリースのCDが出ました。まとまって出るのはシェムスキーが出したとき以来ではないでしょうか。
入手簡単なのが出た事は喜ばしい事ですね。
なかなかこういうたぐいのCDって無いので嬉しいです。


先日ここでもお顔をちょっとだけ出したFMPORTの美貌のTディレクター。
実は今日お誕生日です!おめでとー!おめでとー!
FMPORTに何度もクラシック番組の企画書を出し続けて、落とされて落とされても不屈の闘志で頑張るTさん。
体調に気を付けてね。
え〜〜〜っと、、、29回目くらいのバースデーだっけか?(冗談です)
# by concerto-2 | 2009-12-03 12:34 | 演奏会のこと | Comments(8)