人気ブログランキング | 話題のタグを見る

コンチェルト2号感動の毎日 concerto2.exblog.jp

新潟市西堀前通1のギャラリー蔵織さんの中に移転しました。


by concerto-2
さて週末の土日は演奏会3連発!でした。

まず第一弾は土曜日の夜7時から音楽文化会館で開かれた
「新潟室内合奏団第51回演奏会」に行ってきました!

新潟室内合奏団は新潟にあるオーケストラの中では少数精鋭でかためた団体です。
もともとモーツアルト作品を演奏するのを目的として設立されたオーケストラですね。
前回はブラームスなんかやっちゃったりした新潟室内なんですが、今回は原点に戻ったかのようなプログラムでした。

プロコフィエフの交響曲第1番
グノーの小交響曲
ボッケリーニのチェロ協奏曲第7番(チェロ独奏:渡辺靖子さん)
ビゼーの交響曲第1番

すっごく楽しい演奏!大満足!
どの曲もいきいきとした演奏でした。
歯切れ良くスピード感あって明るい!
演奏の安定度はそもそも高いオケなので曲がぴったりマッチした時の素晴らしさを体感しました。

チェロの渡辺さんも以前聞いたときにも思ったのですが、そんなに強い個性を打ち出してくるタイプでなく、とても安定したきれいな音色。まさに今回のボッケリーニにぴったりですね。
チェロ関係者に聞いたらボッケリーニの協奏曲は簡単そうだけどハイポジションが続いて難しいんだとのこと。でもとても安心して聞いていられました。

グノーも管楽器9人?だったかな。での合奏。
当店ご常連のオーボエ川又さんもばっちし!フルートの細野さんもかっこよかったです!
新潟室内合奏団第51回演奏会_e0046190_23583825.jpg

皆さんお疲れ様でした!すっごくよかったです!

次は11月25日ですね。
なんとブルッフのヴァイオリン協奏曲のソロは私がものすごく大ファンな羽柴累さま!!
くーっ!ぜってぇー見に行く!!最前列確保!
メインはシューマンの4番。
う~ん新潟室内がシューマンの4番かぁ。。。。ちょっと複雑な気持ちになる微妙な選曲です。
もっと新潟室内には小規模オケでやってほしいものがあると思うのですが。。でもそんなこと私はどうのこうの言えませんしね。
なんか噂ではこの4番は初稿版でやるとか聞きましたがそうなんでしょうか?
となると興味ありますよ。
たしかシューマンの4番の初稿ってギターだったかマンドリンだったかが入るんですよね。
ぜひ確認しなくては。
いずれにしても楽しみにしています。頑張ってください!
# by concerto-2 | 2006-05-29 00:01 | 演奏会のこと | Comments(0)
今日のお昼に昨日行って来たBOOK OF DAYSさんの懐夜さんの個展をまたのぞいてみました。
今日はご本人もいらっしゃってお話も出来ましたが、とても感じがよい人でしたよ。
もう一ついえばとても奇麗な方でした。
火曜日までやってますので、行ってみるとお会い出来るかも知れませんよオススメです!

そのあといつもの様にりゅーとぴあに。
最近ではりゅーとぴあのインフォの方々に「佐藤さんのパトロール」なんて言われています。
そのパトロール中、モデルスタイルOさんから「今ギャラリーでやってるキルト展覧会すごいから行ってみてよ!!」と強烈なオススメ!
時間もあったのでりゅーとぴあ4階のギャラリーに行って来ました。

ギャラリーでの展覧会はなにかあるたびよく行くのですが「キルト」?
なんか手芸の展覧会でしょ〜ちまちまっとした〜あんまり興味ないなぁ〜

行ってみてびっくり!ぶったまげました!
ちまちまっとした手芸なんてとんでもない!
どでかい!なんていうか。。。そう!こたつ布団の芸術祭!みたいなものです!
米山治美 キルト私流個展_e0046190_1452798.jpg

見応えあります。展示数も数多く、デザインや柄など様々でこれをお一人で作成してるってのはすごいもんだと思いましたよ。
作者の米山さんもいらしゃって来場の方々にいろいろと説明されていました。

中にはちっさいのも数々あります。
米山治美 キルト私流個展_e0046190_147497.jpg

大きなものも小さなものもほんと良く出来ています。
手芸というより芸術作品ですね。
この展覧会は残念ながら明日の3時で終了です。
もしそれまでにりゅーとぴあに行かれるようであれば無料ですのでちょっと時間つぶしにでもいいと思いますよ。
オススメです!

けっこう感動してまたインフォに戻ってモデルスタイルOさんに「いやぁすごかったよ!教えてくれてありがとうね」と言ったらOさんが「どんなのだったの!」
「えっ。。。。。」(。。。。どんなって。。あなたが勧めたんじゃ。。。)

(もしかして)「見てないの?。。。」
「うん」

おぉ必殺「知らないけども知ったかのごとく勧めまくりの技」炸裂!
他人事とは思えない!私も身に覚えが山ほど。。。
みんなで大爆笑してました。

でもほんとすすめてもらってよかったです。Oさん、そしていつも優しい微笑みのNさん。ありがとうございました。

ぜひでかいこたつ布団の芸術!見て損はありませんよ!
(もし行っても作者さんにこたつ布団なんて言わないで下さいねw)
# by concerto-2 | 2006-05-27 14:16 | 展覧会のこと | Comments(8)
今日(金曜日)の夜はだいしホールにて夜6時半から開かれた「若き演奏家たちによるチャリティトリオ・コンサート」に行ってきました。

このトリオ、メンバーは
ヴァイオリンが新潟市出身の井上静香さん
チェロは辻本玲さん
ピアノは多賀谷祐輔さん

プログラムは
1、ボッケリーニ:ヴァイオリンとチェロのためのソナタニ長調
2、コダーイ:ヴァイオリンとチェロのための二重奏曲
3、ブラームス:ピアノ三重奏曲第3番

です。
やはり井上静香さんは地元ということで会場はほぼ満員!
よかったですね!

さて演奏の方ですが、よかったです!
やはり井上さんに注目して聞いていましたが、ちょっと驚きました。
今までも井上さんの演奏は何度か聞く機会がありました。
どちらかというと丁寧で暖かな演奏という感じを受けていました。
しかし今夜の演奏はすごい熱く燃えたヴァイオリンを聞かせていただきました。
情念系とでもいいましょうか。
こんなに熱い演奏する人だったかな~と思いました。
井上さんに対するイメージ変わりましたね、よかったですよ。

チェロの辻本さんもよかったです。
ピアノの多賀谷さんはちょっと押さえ気味だったかな~と感じました。
もうちょっと表に出てきてもいいのではと思いましたけど、どうかな。

新潟出身のヴァイオリニストさんも多くの人がいらっしゃいますが、みなさん個性的でそれぞれの演奏を聴くのはとても楽しいですね。

井上静香さんは活動の拠点が中央の方なので新潟での次の演奏会はいつなのか分かりませんが、ぜひとも楽しみにしたいと思います。

あととてもご両親が一生懸命にバックアップされていらっしゃいます。
本日はご両親もお疲れ様だったと思います。
いい演奏会でした。ありがとうございました。
# by concerto-2 | 2006-05-26 23:42 | 演奏会のこと | Comments(0)

懐夜 in BOOK OFDAYS

昨日から上古町の洋書屋BOOK OF DAYS さんにてイラストレーター(といっていいのかな?)懐夜(こうや)さんの個展が開かれています。
タイトルは「懐夜 浪漫画展」
懐夜 in BOOK OFDAYS_e0046190_1352223.jpg

今月30日まで開かれています。
なかなか個性的な世界がくりひろげられていますよ。
お近くまでお越しの際はぜひ一度足を運んでみて下さい!
# by concerto-2 | 2006-05-26 13:53 | 展覧会のこと | Comments(0)
昨日の事になりますが夜、新潟シネウインドさんで上映された「白バラの祈り」~ゾフィー・ショル、最後の日々 を観てきました。

白バラの祈り ~ゾフィー・ショル最後の日々_e0046190_0463363.jpg

もう上映期間もそろそろ終わるという事もあってかお客様は約10人ちょっとくらい。

この映画は事実ももとにしているのでネタばれしてもいいかとは思うのですが一応これから観る!という方は読まない方がいいかもしれません。

おおよそのストーリーは
第二次世界大戦さなかの1943年、すでに敗色濃いドイツのミュンヘン大学で数名の学生によって反ヒトラーの秘密組織が作られ反戦ビラなどを作り郵送な
どをしていました。
そして反戦ビラを大学構内にもまいたところ見つかってしまい逮捕されます。
その組織のリーダーの妹で女子大生だったゾフィーを中心にこれからえがかれていきます。

ゲシュタポに拘束され取調官の尋問にも対峙し堂々と意見をのべる姿や、それでも迫り来る恐怖におびえたりもします。
やがて裁判となり明らかに一方的な判決によってゾフィーを含む中心人物3人には死刑判決がくだってしまいます。
通常は99日間の刑執行猶予があるのにも関わらず3人の刑は即日決行される事になってしまいます。
そして刑は執行されてしまうのです。

すっごく大まかな感じで言うとこんなとこです。

総括としては「なかなかよかったです!」65点

まず主人公のゾフィーを演じた女優さん!これが素晴らしい。
実際のゾフィーさんとはあまり似ていないですが、演技力はすごくいいですね。
特に処刑に猶予がないと悟った時に叫ぶシーンがあるのですが、ぐっときましたね。

あと演出面では外の光の演出の仕方がうまい。
とても内容は暗い映画なのですが日光をうまく使って演出をしているので暖かな画面になっています。

ちょっとマイナスてきなとこは取調官との激烈なる論戦シーンはやっぱりちょっと長く感じました。
それとなんか人と人とのシーンになるとちょっと演出とかアップがしつこいというか古いというかもっとあっさり次につないでもいいのでは?と思いました。

でもいい映画です。お勧めする価値有り!

最後は死刑執行のシーンで終わります。
ちゃんと執行のところもあります。
これはちょっとさすが欧州映画といったとこでしょうか。
「うわぁ」とも思ったけど、ちゃんと最後まで画くことは大事、だからいいことだと思いました。
あまり気持ちいいものではありませんが。

見てて昔の映画で「死刑台のメロディ」という映画をちょっと思い出しました。
あれは名作ですが、サッコ&ヴァンゼッティ冤罪事件というやはり史実をもとにして一方的な裁判のもとに死刑判決を受け執行されてしまうまでを画いた映画です。
中学生の頃見てすごい映画だ!と思ったものです。

なんか似てますね。
ということでとーーっても内容はへヴィではありますが、ある意味きれいな映画です。
同行したうちの奥さんは私以上に食い入って観てました。よかった!75点!とのことでした。
でもこうした自由が制約された時代、この頃のドイツではフルトヴェングラーとかが必死の演奏をやっていて、それを現代の我々が自由に聞いている。ちょっとこうしたことも考えて聞くべきなんだろうなと思いましたね。

さて次の予定は「風の前奏曲」!
予告編見ましたがとーーっても美しい映画のようです。
音楽ものですね。
すごく楽しみです!

今日、金曜日はだいしホールにて井上静香さんたちピアノトリオの演奏会があります!
ほんとうは昨夜のリハーサルに招待されてたのですが都合でいけませんでした。
すいませんでした。
今回のプログラムはボッケリーニ、コダーイ、ブラームスとなかなか力が入るプログラムです。
もし見に行きたい!と言う方いらっしゃればここだけの話、明日の夕方までであれば当店でチケット販売します。いかがでしょうか!きっといい演奏会になりますよ!
# by concerto-2 | 2006-05-26 00:23 | 映画のこと | Comments(0)