「ヤバいクラシック」
なんか後半は緊張感なかったですよね。
そして今日は久々に出かけなくてはならない用事も夜までなかったので、数日前に買ってあった新書を読みました。
それはこれ

「ヤバいクラシック」
樋口裕一 著 幻冬社 刊
最近でたばかりの本ですね。
書店で見つけて
「ん?ヤバい〜またまた若手新進気鋭のとかいうおちゃらけ本かな〜」
とか思ったら、まぁまぁの内容のよう。
書いてらっしゃる樋口さんは若手ではなく58歳の方、それもクラシックの専門家ではなくて文章術や話し方のスペシャリストでそういう分野の著作を多くだされている方でした。
なので、とても内容はスキャンダラスちっくな感じなのですが、分かりやすく、そしてなんとなく品が漂う感じです。
内容は
クラシックと言うと、とかく品行方正でありつまんない。みたいなイメージがあるけど、ほんとうはそんなことないんですよ〜ということをタイプ別にわけて書かれてます。
目次としては
第一章 ヤバいクラシック音楽史
第二章 猟奇的クラシック
第三章 狂気のクラシック
第四章 よく聴いてみるとヤバいクラシック
第五章 エロいオペラ
第六章 実はかなりエロいクラシック
第七章 ヤバい演奏
となってます。
どうです、なんか興味沸いてきませんか?
とりあげられている題材は、ほとんど、、、たぶん9割くらいはオペラが題材になってますね。
これがなかなかマイナーなものもとりあげられてるんですね。
それでさすがは文章術のスペシャリスト。ものすごく読みやすくてそらそら〜と楽しく読み進めます。
むしろもうちょっと「おどろどろし〜」方がいいんじゃないの?と思うくらいです。
そしてオペラのストーリーなんかも独自の解釈で分かりやすく書かれてるので、ガイド本としてもいいですね。
100点満点!とはいきませんが、う〜ん60点くらいでしょうか。
まぁまぁお勧めにして良い本だと思います。
そもそもオペラってエロいものがほとんどですよね。
それに最近の演出は「おー!」と思うものも多いです。
数日前に知人からマスネの「タイース」を借りたので見たのですよ。
「タイス」といえばなんつっても名曲「タイスの瞑想曲」が有名です!
しかしあの瞑想曲ってどんな場面で使われてるか御存じですか?
いやいやなんとも色っぽい場面でして〜
そもそもこのオペラは内容がエロさ満点なストーリーなんですね。
私が借りたDVDでは主役がエヴァ・メイ。
有名なソプラノさん、そんな有名歌手まで。。。あっ見えてる!っつーか堂々と出してる!
いいのかこれで!青少年に悪影響がぁぁ!
これ見るとタイスの瞑想曲を小さなお子さんたちが弾いてるのを見ると複雑な気持ちになりそうです。
大人としては。。。まぁいいものありがとう。みたいな。
本と言うとお恥ずかしながら!!
やっと読みました「海辺のカフカ」を。恥ずかしぃ!
村上春樹って「ノルウェイの森」でなんかなぁ=と思ってから縁遠くなってました。
それがあるお客様からお勧めをうけて読みました。。
面白いではないか!
特にまん中へん。最後はう〜んでしたけど。
ちょっと村上春樹凝ってみようかな〜と思ってます。
次にはどれ読んだら良いかアドバイスお願いします。
村上龍は読んでたんですけどね〜
なんか春樹さんは「ぼわぁぁ〜」とした感じがして若い時にはつまんなかったんですよね。
もっと本読まねば!と思いました。

それにしても偶然!昨日たまたま「カフカ」上・下巻の2冊を購入したら、娘が夢中になり、一晩かけて読破しました。今朝のBGMは、もちろん「ピアノ三重奏(大公)」でした♪ 佐藤さんと同じ世界に浸っていたのですね(笑)
「カフカ」を一晩ですか!若さですねぇ〜
私も若い頃はそうでした。
最近はも〜横になっちゃうと気絶してますw
そしてあれ読むと「大公」ですね〜。わかりますよ。
「いつか先生に演奏してもらわなくては!」と先日もDaaさんと話してました。ぜひ実現をお願いします!!