小林史佳 撥からの挑戦シリーズvol.3
「小林史佳 撥からの挑戦シリーズvol.3」
〜津軽民謡の原点 音の遺伝子を継ぐ〜
に行ってきました。
私が勝手に新潟邦楽界をリードする若き三銃士などとよんでいる小林史佳さん。
一人でのお客様を集める力ではトップクラスでしょうね。
今回も昼夜の2回公演。私が行った昼公演は満員でした。
この小林さんのコンサートの面白いとこはご本人の素晴らしい三味線演奏もさることながら、毎回多彩なゲストも魅力の一つ。
ある時は弦楽カルテットだったりもした時がありましたが最近は原点に立ち返ってみようという意向からか
民謡の大物の方をお迎えすることが多いですね。
今回のゲストは民謡の唄の世界では東北で頂点にいらっしゃるという柴田義政さんと民謡舞踊という世界で日本でも最も有名なお一人、手踊りの石川義純名人。
というお二人。
あと賛助で小林さんのお母様でいらっしゃる新潟竹山会の会主、高橋竹育さん。
という方々での演奏会でした。
スタートは小林さんのソロで「津軽よされ節」
いつも小林さんのりゅーとぴあ公演は1月なんですね。こうして三味線を聞くと1月だな!という感じを持つようになりました。背筋が伸びます。
今回のゲストのお二人はさすが名人でした。
私の父親がアマチュアながら長く民謡を習っていて、いろんなとこで団体でですが歌ったりしてたんです。
なので私も小さい頃からよく民謡を聞くつもりがなくても耳に勝手に入っていたんです。
いやぁ久々に聞くといいものです。
血が騒ぎますよ。
それと演奏会のほとんどを占める小林さんのソロはいつもながら素晴らしい。
でも、ご本人も話してましたが、かってとは少し違ってます。
以前はたしかにより聞かせてやろうということもあってか派手なパッセージが多かったと思います。
それがぐっとシンプルになってきたんです。
それは小林さんがここ数年来、神戸まで教えを受けに行っている初代須藤雲栄さん(津軽民謡の神様のような方です)から、「三味線がうるさい」ということを言われたそうなのです。
そこで「ハッ」と気がついて、新たな境地を見いだされたとのことです。
よりシンプルになった分、心にぐっとくるものが大きくなったのではないでしょうか。
むろんその分、演奏者自身がより強く反映されると言う面もでてくると思います。
頑張って下さい。
演奏会最高の場面は
後半の中程にあった4人全員が参加しての手踊り「津軽三下り」。
能楽堂の舞台を狭しと踊る手踊り名人の石川さん。
3人の演奏とも相まって素晴らしい感動的な踊り&演奏でした。
アンコールは小林さんと竹育さんとの母子三味線二重奏。ものすごいドライブ感ある津軽三味線で場内大拍手でした。
さすがはいつも大人気の小林さんです。
この後は2月8日に新津図書館の2階視聴覚ホールでも演奏会があるそうです。
新潟を拠点に日本全国、あるいは世界に向けて発信していきたいと語られてました。
くー!いつかうちわコンサートにきてほしい!
よくクラシックのコンサートでも会うんですよね〜。「佐藤さんいろんなとこにきますね〜」ってそれはあなたの方でしょ!とよく言ってるんですが、勉強熱心なところもさすがです。
多くの方にもっともっとご紹介したいプレイヤーです。
なかなか渋い、いい男なんですよ。
りゅーとぴあのパンフのところを観てたら、県民会館にくる予定のオペラ「カルメン」が公演中止になってました。
なんで?と見たら招聘元の会社が倒産したんだとの事。
ほぇ〜不景気もこうした形に表れはじめたな〜と思いました。
あるテレビ関係の方がおっしゃられてたのですが、文化的なものの支援というのは極端にいうと企業の余ったお金でやれてるもだから、本業が厳しいと文化的なものにはまわせなくなるのでは。という意見もお聞きしました。
これからもこうした厳しい話は出て来るでしょうね。
やはりそうしたものを救うためにできることといえば、演奏会に足を運んでお金をまわすことというのが一般レベルでのできることですね。
そういえば、週間ヤングジャンプの先週号から「サラリーマン金太郎」が再開したのですが衝撃のスタートでびっくりしました!なんとヤマト建設が会社更生法を申請しなくてはならない。とのこと。
マンガの中の話ではありますがヤマト建設と島耕作のハツシバだけにはそんな状況になってほしくなかった。。。と嘆く私でありました。
おもわず、いきつけのセブイレファイブ(セブンイレブン古町5)で大きくため息をついてしまいました。(立ち読みしながら)(オーナーのT君いつもありがとう!)
明日は我が身。。。と思って励みたいと思います。
今日の日曜日は中央高校音楽科さんの卒業演奏会に行こうか悩んでいます。。

tek310さん頑張ってましたよ!
ということで今日の午後はず〜〜っと音文の合唱に行って来ました。
さすがに長いですね〜
もしかしてikaubon様も出られるのかな?と思いましたが。
ハツシバは先取りでしたね〜。ただ業界内ではもういつするのかということでした。
それより、その後でお公家オーディオメーカーのことになったじゃないですか。
あれって。。。あそこだよなぁ〜。。と。
もう家電メーカーはほんとひどい状態になりましたよ。
それと地上デジタル移行に関しては少々心がいたみます。
あれってほとんどの人知りませんでしたよね。きっとこれからパニックになると思います。
裁判員制度と地上デジタルの完全移行はまずかったんではないのかなぁ〜。。と思ってる一人です。

1万2千円配るのよりもっと反対が多いと思うのですが。。。