成嶋志保さんからのお便り。
昨日はお昼に毎月第3週恒例の新潟市役所ロビーコンサートに行ってきました。
今月は「FOUR HANDS WONDERLAND~」と題し、電子ピアノの連弾演奏でした。
奏者は三好素子さんと八子園子さん。
曲はジャズのスタンダードやG線上のアリアなどの有名な曲を6曲。
実にテンポ良い気持ちのいいミニコンサートでしたね。
情熱大陸の演奏の際に鍵盤ハーモニカも演奏されたのですが、いいですよね〜。
以前ファンタジスタわたべさんのお知り合いで鍵盤ハーモニカの達人がいらして、うちわコンサートに出てくれればな〜と交渉してもらった事があったのですが、一見おもちゃの様ですがかっこいいです。
このロビーコンサート、来月はいよいよDaaさん率いるクラリネット・アンサンブル「アンサンブル・ベヴィトーレ」さんの登場となります!!こう御期待!!
ちなみに3月は琴の奥村さん&ヴァイオリンの松村牧子さんになると思いました。
これもぜひお楽しみに。
昨日、用事があって新潟駅内のヨドバシカメラさんに行ってきたのですが、膝を痛めて気づく「階段の多さ」!!
も〜昇りは頑張れるのですが、下りでは一段一段に気合いの声が出ました。ふん!ふん!みたいな。
バリアフリーって考えないといけない問題だよね〜と感じました。
その膝のいたみも今日はかなり良くなりました。ご安心を。
で、タイトルの事に。
前にも書きましたが新潟出身でパリ在住のピアニスト、成嶋志保さんからコンサートの御案内が届きました。
プログラムに耳なじみない作曲家とかがあったりして面白いと書きましたが、ご本人からのとても分かりやすいコメントをいただきましたので、応援の意味も込めてご紹介します。
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御案内
寒い日が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
来る3月1日、だいしホールにて久々のソロ・リサイタルを開催いたします。今回は、初めて「朗読入り」の曲を選び、新しい試みに挑戦いたします。
前半のプログラムでは、1890年という同じ年に書かれたクロード・ドビュッシーの曲とエリック・サティの曲を弾き比べます。当時20代であった同時代の2人の作曲家が、すでに各々のスタイルと方向性を見いだしていたことがわかります。
ミカエル・セバウムはパリ在住の若き作曲家で、メシアンの影響を受けた音楽家です。今回演奏する『ピアノのための小品』は、世界初演となります。
後半のプログラムでは、フランス・ナント市と新潟市との姉妹都市提携をきっかけに出会った、ナントの作曲家ポール・ラドミローの作品をとりあげます。ナントに生まれ、パリでフォーレに作曲を習いましたが、結局故郷が忘れられず、後半生をナントで過ごした音楽家です。繊細かつナイーブで、曲の端々にブルターニュの舞曲を彷彿させる彼の音楽は、セギュール夫人の『ロバの回想録』にぴったりです。お話と演奏で、フランス音楽の別の顔を映し出します。
プログラムの最後は、こだわり続けているフランツ・リストの晩年の作品より2曲演奏いたします。リストの人生が、より深く真実を追求する境地に達していることを感じさせる印象的な2曲です。とくに、『エステ荘の噴水』は、ドビュッシーとラヴェルに衝撃的な印象とインスピレーションを与え、ドビュッシーはその後『水の反映』を、ラヴェルは『水の戯れ』を作曲しています。
リサイタルでは、ヨーロッパで見て、感じ、咀嚼したものを、「音」に表したいと思います。
ご多用とは存じますが、皆様にぜひご来場いただきたく、ここにご案内申し上げます。
最後になりますが、時節柄、どうぞご自愛ください。
2009年1月
パリにて
成嶋志保
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成嶋さん、ありがとうございました。
日本も寒いですがパリはもっと寒いでしょうね〜。
私は11月に行ったことがあって、底冷えする寒さで1日倒れてました。。
このコンサートはたいへん魅力的かつ意欲的な内容です。
ただ!3月1日の夕方以降となると、東京交響楽団新潟定期とぶつかるんですよね。
あっちはウイスペルウエイを迎えてのエルガー・イギリスプロ。う〜〜ん。
でも私は思うのですが東京交響楽団の日であってもぶつかったところがガラガラ〜ってことはないと思います。多少は影響あると思いますが新潟の音楽界の広がりってかなりありますよね。
きっとりゅーとぴあも多くのお客様ならだいしも多くのお客様がいらっしゃることと思います。
この成嶋さんのコンサートきっといいですよ!お勧めです。

黄色いピアノがかわいいですね。
チケット扱っていまーす♪