東京交響楽団 第51回新潟定期演奏会
「東京交響楽団 第51回新潟定期演奏会」
に行ってきました。
。。その前に。。午後にはだいしホールで行われたラドゥロヴィッチ&カーンのコンサートは行けませんでした。担当のYさんせっかくお心遣い頂いたのにすいませんでした。でもありがとうございました。
なかなか面白かった演奏会だったそうですね。
で話戻って東京交響楽団さん。
流浪の民の私は今回、正面の3階の頂上の1つ前の席と言う場所から聞いていました。
なかなか全体がよく見えますね。
プログラムは
バッハ/ウェーベルン 「音楽の捧げもの」〜6声のリチェルカーレ
ベートーヴェンのピアノ協奏曲第1番(ソロは中村紘子さん)
ブラームスの交響曲第2番
という内容でした。
指揮は飯森範親さん
コンマスは高木和弘さん。
普通演奏会のレポートは当日夜に書くんですが、昨夜は今日の昼期限であるラジオの原稿作りで手一杯でできなくて今書いています。
何人かの方々の書かれたのをちょっと読んでみました。
昨日の会場で何人かの方とお話をしてもそうだったのですが、なかなか意見が分かれる演奏会だったような気がしますね。
そしてなんかどうのこうの書きづらいような演奏会ではなかったかと。
なんかほんわかとしていい演奏会だったと思います。
それでベートーヴェンかブラームスか!ということでは私はブラームスの方が良かったと思いますね。
とってもオケがしなやかだったと思いますし、皆さん書かれてますが木管がとても良かったです。
クラやホルンも良かったし、あとフルートが良かったと私は思いましたね〜。
弦もチェロやコンバスの音がいい〜感じでしたし。
刺激的ではないかもしれません、なので超名演か。。と言われるとどうなんだろう?という気もしますが、すごく穏やかな気持ちになれた演奏と言えますね。ブラームスの2番ってそういう曲だと思いますし。
オケの配置が昔風のコンバスを正面後方に置いて、弦は左から第1ヴァイオリン、チェロ、ヴィオラ、第2ヴァイオリンという並び。
そしてホルンはチェロの後ろだけどトロンボーン&トランペット&テューバは通常であればコントラバスがいるところ。
と大変個性的な配置。前半だけなのかなと思ってましたらブラームスもそうでした。
なんかちょっと金管が強いかな〜はじっこでトランペットというのはなんか落ち着かないかな〜という感想もちょっと持ったのですが。
ただブラームス4楽章のトランペットはさすが!でしたね。
バッハ/ウェーベルンはなんか演奏がたいへんそう、しかし上手いものだな〜。
ベートーヴェンはさっきのブラームスとほぼ同じでしょうか。。なんかピアノがチェンバロのように聴こえたかんじがしました。(感じですよ)
飯森氏の良さがよく出たすがすがしい演奏会だった思います。
まぁほんとうは何人かの間でもっとつっこんだ話もあったのですが。。
まぁいいじゃん。とか思える演奏会だった。。というのが感想。
(きっと感想を言い合った方は、これを読んで笑っている事だろうと思います。)
そして、枝並千花さんが東京交響楽団でやられる新潟定期はこれが最後でしたね。
ほんとの最後はジルベスターコンサートですが、私はその時ラジオの生放送やってるので聴きに行けません。
ほんとうにお疲れさまでしたと言いたいです。
彼女が入る事によって新たに獲得した東響ファンは決して少なくは無いはず。
多大なる功績があったと思います。
来年からはソロでの活動。新潟の音楽ファンはいっつも応援してますから。
来年の年明けにも枝並さんが参加される演奏会が決まっているのも知ってますが、まだ未発表ということなので、発表出来る時になったら私も宣伝したいと思います。
春もリサイタルがあるようですし、CDも出るようですし。頑張って下さいね。
さて今日の日曜日は!
午後2時から花園カトリック教会でバロックのコンサートがあります。
ぜひ皆様よかったら足を運んでみて下さい。