火曜日雑感。このコンチェルトはいいです!
入り口に照る照る坊主が。

利き目あってか、新潟市はなかなか雨が降りませんね。
この津田さんの個展は30日までおこなわれています。水彩のきれいな作品たちでした。
昨日FMPORTさんに行ったら応接ソファの脇にはこのチラシが一番目立つところに貼られてました。

エルフィンさんの自然科学博物館でのコンサートのチラシです。
頑張ってますねエルフィンさん!
7月5日(土)星空コンサート
『たなばたさまコンサート』
エルフィンによる演奏と七夕のお話です
時間 :㈰14:00〜 ㈪15:30〜
場所 : プラネタリウム
定員 : 先着210名
対象 : 入館者
料金 : 入館料+大人300円 こども150円
申込方法 : 申し込みは不要です
とのことです。
でもPORTさんのこんな外来のお客様にはすぐ目に入るところに貼ってもらって良かったですね。
プラネタリウムでのエルフィンさんたちの演奏、素敵でしょうね。お勧めです。
さて今日のメインはこれ。
「こんな素晴らしい演奏者がいたのかー!」と久々に感動しました。
最近なにかといろいろとお世話になっているクラシック界の「盤鬼」平林直哉さんから御自身のレーベル「SERENADE」の特にプッシュされてるのを何枚かまたいただいたんです。
その中の1枚に素晴らしいものがありました!!
これなんですよ。

ん?メニューインとフルトヴェングラーとのメンデルスゾーン?
な〜んだ、ありふれてるじゃん。
と思われるかも知れません、でもそれじゃないんです。
たしかにこのCDのメインはそれなんですが、大感動したのは一緒に入っている
ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲の方!!
ソリストはジークフリート・ボリースというヴァイオリニストさん。
この方の演奏がすんばらしいのです。
そもそもこの方は何者やねん?と思ったら戦中、戦後のベルリンフィルのコンサートマスターさんでした。
その頃のベルリンフィルのコンマスといえばフルトヴェングラーと一心同体のような演奏を聞かせるゲルハルト・タシュナーさんが知られてますね。私もタシュナーさんの数々の演奏は大好きです。強靱で剛力のようなヴァイオリンです。
それにくらべると、このボリースさんの演奏はなんとしなやかで穏やか、しかもテンポをぎりぎりまで落として歌い込む歌い込む!!
こんなにチャーミングなベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲は初めて聞きました。
こんな演奏者さんが無名だったのはもったいないですね。
ただ無名といっても調べてみれば、ベルリンフィルだけでなくベルリン歌劇場のコンマスもカラヤンの下でやってらしたそうですし、晩年はベルリン音大の教授になられたとのこと。おそらくすごい方だったのでしょう。無名などとは録音を通じてしか知る事が出来ないだけのことですね。
とにかくベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲がお好きな方でしたら一回はぜひ聞いてほしい演奏です。きっと驚きますよ!
こんな素敵な演奏を復活させる平林さんはさすが「盤鬼」の称号にふさわしい方です。
教えていただきありがとうございました。
PS.火曜日、万代であのジェンキンスさんをお見かけしました。
お元気そうでしたが、少し足のお具合がよくなさそうでした。佐渡で売店のお仕事をされてたと思いますがお体に気をつけて頑張って下さい。と心に思いました。