「徳永希和子&三又瑛子 デュオコンサート」
まず金曜はなんといっても、4月の新潟若手ヴァイオリンシリーズの最後!
「徳永希和子&三又瑛子 デュオリサイタル」
に行ってきました。
旧姓の富永希和子さんの時に一度聞いたことがあります。
ご結婚されて今は徳永希和子さん。
あのN響の大コンサートマスター、徳永二男さんの息子さんのお嫁さんになられたんですね。おめでとうございます。
いらしてましたねぇ徳永二男さん。すごい存在感でした。
さて当日のプログラムは
ベートーヴェン:ヴァイオリンソナタ第5番「春」
ヴィエニャフスキ:華麗なるポロネーズ第1番
シューマン:ダヴィッド同盟舞曲集より第1~9曲
シューマン:3つのロマンス
クライスラー:愛の喜び・愛の悲しみ
Rシュトラウス:ヴァイオリンソナタ
最初からへ~と思ったのは徳永さんのヴァイオリンの音色。
すごく高い音に力がある。ちょっと強すぎるくらいに。でもきれいな音といえます。
徳永さんの持ち味なんでしょうね。
(その後、新しい楽器をお使いだった事とお聞きしました。なるほど)
Rシュトラウスのソナタでの2楽章などはとてもきれいでした。
まだまだこれからも楽しみなヴァイオリニストさんです!
できれば毎年やってほしいですね。
そしてピアノの三又さん!おもしろい!すっごくおもしろい!!
いつものようにだいしホールのベーゼンはもこもこしてました。
しっかしそんなことぶっとばすくらいの力技!!
えらくダイナミックなピアノでした。
ソロでのシューマンのときは出てきて、聴衆に挨拶、そして振り返り椅子にすわり
間髪入れずに演奏!!フォルテ!!
よく外国の演奏家さんは座りざまに弾く人がいますが、日本のピアニストさんでは珍しいのではないでしょうか。
だいたい座って一息つきますよね。
この曲の入り方、しびれましたね!かっこいい。
28日にはこのお二人、三又さんの故郷の仙台での公演があります。
三又さんのピアノのも更に火を熱くなることでしょう。
4月のヴァイオリンシリーズも終わりました。4人の演奏者さんはみんな個性的です。
4人ともこれからもどんどん進化していくことでしょう。
そして10代の奏者さんにも素晴らしい方がいます。(ほんとすごい人がいるんです)
レベルは確実に高くなっています。
どんどん本番をやってください!!
お客様はきっと来てくれます。
ウイーンに留学している羽柴累さんが戻ってくるのも楽しみです。
そしてこの徳永さんの演奏会で譜めくりをやられていた後藤はる香さんもとてもいい演奏者です。
楽しみはどんどん増えますね。
皆さん頑張ってください。