「耳で聴く風景」井上静香&成嶋志保コンサート
そっかもう病院の撮影終わったんだ。。
ということで某所というのは旧新潟市民病院でした。
でも5月頭もロケあると思ったんだけどな。
しかしブログに妻夫木さんや壇れいさんのことを書いて、それをそういうのを紹介するブログで紹介されたら、もんのすごいアクセス数でした。
正直この2週間ぐらいはおっかなかったですよ。芸能人ってのはすごいものですねぇ。
いい思い出になりました。
火曜日はだいしホールで夜7時からおこなわれた
「耳で聴く風景~井上静香&成嶋志保 デュオコンサート」
に行ってきました。
ともに新潟市出身、井上さんはサイトウキネンオーケストラや水戸室内、紀尾井シンフォニエッタなどで活躍されています。
成島さんはパリ在住でフランスを拠点に活躍されています。
その二人ががっぷり組んだコンサート。しかもお得意のフランス・プログラム。
悪いはずがありません。
そして!!
予想以上に素晴らしい演奏会でした。
当然のごとく会場は満員。
音楽関係者も多くいらしてましたね。
プログラムは
フォーレのヴァイオリンソナタ第1番
プーランクのヴァイオリンソナタ
ホアキン・ニンの4つのスペインの歌
ドビュッシーの亜麻色の髪の乙女(ヴァイオリン&ピアノ編)
ラヴェルのヴァイオリンソナタ
アンコールは
「からたちの花」
「チャルダッシュ」
最初から井上静香さんのパワー炸裂。大きな音量に懐の深い歌い方、早弾きでもくずれないリズム。すごいです。
観客として来てて、初静香さんだったテューバの藤田さんも「すごいとは聞いていたけど、これほどとは。。」と言ってました。そうでしょうね~。
でも井上さんってここ3年くらいでものすごく変貌した奏者さんだと思います。
前は上手いけれど~というぐらいでしたが、今では凄みをかんじさせる奏者になったと思います。やはり大きな舞台をいくつも経験することで成長されたんだろうなと思います。
そしてピアノの成島さん!あのだいしホールのピアノ、ベーゼンドルファーは必ずしもフランスものにマッチしているとはいえないと思うのですが、素晴らしい音を作り出してましたね。
特に最後のラヴェルのヴァイオリンソナタでのピアノは時にヴァイオリンを凌駕してました。
1楽章なんかピアノばっかり聴いてました。ため息が出ましたね~素晴らしかったです。
こういう方々を輩出しているんですね新潟って。
それにこのお二人の次の世代にも優れた演奏者がたくさんいます。後を追いかけています!
みんなで後押ししてやりたいものです。
そしてこの演奏会をスタートにして
4月は新潟出の若手ヴァイオリニストのコンサートが目白押しです!!
まず今日の水曜日、長岡リリックでは村山泉さん
21日月曜日には新潟グランドホテルで枝並千花さん
25日だいしホールで徳永希和子さん
と4月だけでも4人の演奏が聴けます。
おまけに5月24日には大御所、大谷康子さんと田部京子さんのコンサートもあります!!
春のコンサートシーズンこれから本番です!!
今日の白山公園の桜は徐々に散ってきて、舞う桜吹雪に葉桜の緑が鮮やかでとってもきれいでした。
天気もよかったのでお昼にはまだまだ多くの人がいらっしゃってましたよ。



ほんと気持ちいい時期です。
そして今日、水曜のお昼には新潟市役所ロビーでのロビーコンサートがあります。
新潟音楽界小さな巨人の市橋靖子さん登場です!
本間千鶴子さんとのデュオでのフルートデュオ「パルフェ」。ぜひお聴きにいらして下さい。