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コンチェルト2号感動の毎日 concerto2.exblog.jp

新潟市西堀前通1のギャラリー蔵織さんの中に移転しました。


by concerto-2
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「スーパー・クラシック・ジョイント・リサイタル」

日曜日は年明けのクラシックコンサートとしては最も大きなものになると思いますが
音楽文化会館でおこなわれた
タイトルを全文書きますね
「バロックから現代へ・時代と音楽を旅するスーパークラシック・ジョイントリサイタル」
に行ってきました。

この演奏会は午後1時開演です。普通は2時ですよね、1時間早く始めて4時ちょっとすぎまでのたーっぷりとした演奏会です。
3部構成で市橋さん、藤井さん、桝口さんの3人を核にして、総勢12人の演奏家さんが参加された大きな演奏会でした。

第1部のテーマは「イタリアバロックからウイーン古典へ」
ヴィヴァルディ:ピッコロ協奏曲
パッヘルベル:カノン
モーツアルト:フルート四重奏曲

1部のリーダーはフルートの市橋靖子さん。
そしてヴァイオリンが廣川抄子さん、太田玲奈さん、今回はヴィオラでの庄司愛さん、チェロは渋谷陽子さん、コントラバスが別森麗さん、チェンバロが青柳佐和子さん。
豪華な顔ぶれです。
最後のモーツアルトはとってもフルートがよく鳴っていました。市橋さんの木製フルートは2年位前(かな?)に購入されて、最初の頃「う~んちょっと鳴りが悪いかな」とか実は密かに思ってたんですが、そこは名手、さすがですね。今ではとっても素敵な音を奏でていると思います。

第2部は「お茶の間クラシック~映画・ドラマ・CM編~」
トランペットの藤井裕子さんとピアノの竹川由紀乃さんの演奏で
ヴェルディ:凱旋行進曲
ヴェルディ:「行け、わが思いよ、黄金の翼に乗って」
ビゼー:闘牛士の歌
マスカーニ:カヴァレリア・ルスティカーナより「間奏曲」
プッチーニ:誰も寝てはならぬ
ガーシュイン:ラプソディー・イン・ブルー

この真ん中にトランペットでのセミクラシック的な楽しいプログラムを持ってきたこと!
私はこれが一番この演奏会のいいところだと思いました。
だいたい中だるみしがちの時間帯に目の覚めるようなすばらしいトランペットの音色!
そしてそのトランペットにも負けないような藤井さんの一気呵成トーク!!
楽しかったですね。飽きることが無かったです。
トランペット独奏で30分以上聞くことってあんまりクラシックでは少ないと思いますよ。
いいもの聞けたな♪という感じでした。
こういうセミクラシック的なものの「良い」演奏ってのも大事なんですよね。

第3部は「魂と躍動で感じる現代音楽」と題し
ソウルを感じさせるパーカッション奏者、桝口玲子さん登場。
ゲストヴォーカルとして板倉良治さん。ピアノは磯田真弓さん。
曲は
ジヴコヴィッチ:トゥ・ザ・ゴッズ・オブ・リズム
ササス:マトルズ・ダンス
ジヴコヴィッチ:スオミネイト
ササス:ドラム・ダンス

すいません私は1曲も知りませんでした。パーカッションの世界では有名な曲だそうです。
打楽器のコンサートって全然曲をしらなくても、人間はリズムを感じることに本能的に感動しますよね。
クラシックと分類わけされる世界の中にも、こうしたロックのような曲だってあるんです!ということを多くのお客様にも感じてもらえたのではないでしょうか。
この第3部の3人の演奏はとにかくかっこよかったです!

全体で3時間ちょっとの演奏会でしたが、中心となる3人の方が交代で司会をやるような進行でまとまりも良かったです。
また各部でちょっとしたレクチャーみたいな話もあって、けっこうためにもなりましたし。
音文の7~8割ぐらいを埋めてくださった多くのお客様もみなさん満足されたのではなかったでしょうか。
また新たなテーマでもってやっていただけたらなと思いました。
やはりきちんとしたテーマがある演奏会は散漫にならないので聞く意義みたいなものがあっていいですね。
実にしっかりとした良い演奏会でした。市橋さんお疲れ様でした!

あとやはり日曜日、ikaubonさんと栄長さんのジョイントコンサートもあったんですよね。
行けなくてすいませんでした。大盛況だったようですね、おめでとうございます!次は必ず!

偶然かもしれませんが2月3日にある新潟オルガン研究会さんの定期もこうしたバロックから近現代へのオルガン音楽の歴史をたどる。というようなテーマになっています。
ヘンデルにはじまってラインベルガーやエルガーまで。
こちらの演奏会もとってもためになる演奏会です。ぜひお勧めです!
個人的にはスタンフォードのオルガン曲もやるんですよね、新潟ではスタンフォードの曲なんて滅多に聞けませんから注目です。

こうした時系列的をたどるような演奏会で歌ものや合唱ものもあったらいいと思いますよね~。
まぁいろいろと楽しみはつきません。
今年は地元の演奏家さん大活躍の年になるはずです!こうご期待!
Commented by 羽柴房子 at 2008-01-14 23:23 x
昨日は音文を出て、一路、お店に向いました。そのあとたけうち画廊で、横尾忠則さんのシルクプリントを見ました。竹内さんにどうしてここに、と聞かれたので、佐藤さんのブログを見て、私は横尾さんの画集を持っているので、本物を見たくなって、と話したら、横尾さんは画集なんて出していませんよ、とおしゃるし、では、私のもってるのは何か?ということになって、家に戻り捜してから画廊に持っていき、皆さんに見て頂きました。80年英国に住んでいた頃、アメリカで出版されたポスターの画集でした。そして、今日は、「君の涙 ドナウに流れ ハンガリー1956」を見て来ました。メルボハンガリー動乱では、こんなにも沢山の非戦闘員が無差別に殺されていたんですね。主人にバカ!と言われる位、オイオイ泣きながら見ていました。その後、プラハの春、アフガンとソ連の進行(侵略)は今でも続いています。
昔、読売新聞で土屋好生さんという映画評論家の文章が
大好きで、土屋さんの評論を頼りにシネウィンドに通っていましたが、数年前、日報になり、私の楽しみが無くなってしまいました。そんな訳で,この連休は佐藤さんのブログのお世話になり、ありがとうございました。
Commented by concerto-2 at 2008-01-14 23:54
羽柴先生ありがとうございます!
「君の涙~」はほーんとよかったですね。1月ではあるのですが、もしかしたら今年一番ではないだろうか。とか思うくらいです。
ウインド出た後もしばし心の中にひきずってしまいました。
すばらしい映画でした。
先生が同じように思ってくださって私もうれしいです!ありがとうございました。
by concerto-2 | 2008-01-14 03:09 | 演奏会のこと | Comments(2)