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コンチェルト2号感動の毎日 concerto2.exblog.jp

新潟市西堀前通1のギャラリー蔵織さんの中に移転しました。


by concerto-2

2007もあとわずか!ありがとうございました。

今日は映画「魍魎の匣」見てきました!
お客様は7人、さびしいー!

それに加えて。
この映画そのものがさびしー!!実にさびしー。
やっぱ好きな原作のものって映画になっても見に行かないほうがいいのかな~と思いましたよ。
も~嘆かわしい。。。
なんか安易にできてる作品という感じでした。残念。原作とは別物です。。

気を取り直して。
2007年もあとわずか!!
私も安易ではありますがこの1年を回想して、すごく印象に残ったものをピックアップして書きたいと思います。

まず本!
本は強烈にこれ!というのに出合いませんでした。というかあんまり読んでなかったです。
そんな中、たまたま立ち読みして、そのままレジに持っていったものがありました。
とても話題を呼んだ光文社古典新訳文庫からです。
シュペルヴィエル著「海に住み少女」にしたいと思います。短い中にすごいドラマがある作品です。

そしてコミック!!
私の選ぶコミックオブザイヤーは
新潮社「コンシェルジュ」!!
これは圧倒的。このマンガは1巻からずっと持ってますが、最近のものはすごく面白くてためになる。そもそも昔から私はコンシェルジュという仕事に興味があったんですね。
いつも仕事でもコンシェルジュの考え方などを参考にしてます。

続いて映画。
これまたあまり見なかった。。。そんな中1番にあげたいのは
「合唱ができるまで」
この作品は~すごい。もー家かえってすぐシャルパンティエの「真夜中のミサ」聞きまくりましたから。
とにかく2時間にわたってずっと練習場の中での練習のみを見せられる!ひたすら。
そしていよいよ本番!というとこで終わってしまうという欲求不満になること間違いなし!の作品。でもこの練習を見てるのが面白いんですよね~。
ぜひ合唱とか興味お持ちの方には絶対お勧め!

続いて舞台。
私の今年一番感動の渦に巻き込まれたのは
アプリコットさんの「100万回生きたネコ」!!
泣けました。。。主演のネコやった方の熱演に拍手!

そしていよいよ音楽もので。演奏会。
演奏会としてとても心に残ったものですが
りゅーとぴあさんで午前中に行われたパイプオルガンのファミリーコンサートもよかったです!
それを抑えて今年一番の演奏会だったと思ったのは
「岩永善信 ギターリサイタル」ですね。
ギターリサイタルということですが岩永さんの10弦での演奏はピアノの演奏を聴いている感じがしました。なにせ岩永さん自身好きな作曲家はベートーヴェンということで、とてもギターとは思えない重厚な演奏でびっくりしました!

そして演奏会ということでなく単体の演奏として。
琴の奥村夫妻と松村さんとでのヴォカリーズやケラスの無伴奏も頭に思い浮かべながら、私が今年一番感動したのは
羽柴累さんのヴィオラでの無伴奏のバッハと無伴奏ヴァイオリンでのイザイ。
これうちのうちわでの発表会でだったので、そんな非公開みたいなのをあげるなよ~
と言われるかもしれないのですが。
とにかくこのときの演奏はすごかった!私の目の前で弾いてくれたんですが、聞いてて息が詰まるくらいにすごかったです。
今ウイーンに留学してますが、また帰ってきたときには演奏聞かせてくださいね。

最後に、やっぱCD!
ディナースタインのゴールドベルクやケラスのバッハ無伴奏もほんと素晴らしかった!
でも今年は!今年は!!
なんといっても私にとってのNo1は
リリタレーベルが復活させてくれたボールト指揮の「フィンジ管弦楽作品集」に決定!
これはもう何度聞いてもとろけます~。
今年というよりここ5年間というスパンで考えてもずっとマイランキング1位だった
ロバートキングの「ヘンデル 聖セシリアの祝日のためのオード」に十分対抗できる唯一のCDです。

といろいろと上げましたが、他にもすっごくたくさんの感動をいろいろな方々からいただきました。
ありがとうございます。

ぜひ来年もお客様に喜んでいただけるような存在でいられるよう頑張りたいと思います!
ほんとうにありがとうございました。

さて!もう年も変わりそうな時間ですが、まだまだ頑張っている人たちもいます!!
今夜11時からのFMPORTさんの2時間生番組がもうすぐ!!
Tディレクターの「もう死にそう」とハードなスケジュールの中創り上げた番組です。
遠藤麻理さんも今朝のモーニングゲートをやって、それでこの2時間番組やって、それでもまた元日朝7時からモーニングゲートやるんです。
ぜひ聞きましょう!
そして応援メールも送っちゃいましょう!!
アドレスは hello@fmport.com です。
by concerto-2 | 2007-12-31 22:08 | 演奏会のこと | Comments(0)