水曜日の4.ゴヤ版画展
天候がいいときを待ってたんですよね。
メインの用事についてはvol.5で書きますが、待ち合わせ時間に朱鷺メッセ5階の県立万代島美術館(略してバンビ)で現在ひらかれている
「ゴヤ版画展ー「ロス・カプリーチョス」「戦争の惨禍」連作を中心に」
に行ってきました。
これはお得ですよー入場料が300円!安い!
そして安いだけではありません。
予想以上に展示されている作品が多い!
当店ご常連のバンビのO様からも「今回のはすごいよ!」と言われてたんです。
しかし地方の美術館としてこんだけ多くのゴヤの連作をそろえるということは貴重だと思います。
O様すごいですぞ!
ゴヤというとベートーヴェンと同じく聴覚に難があった人ですね。
その上で作成された作品のパワーたるや並ぶものなき人だと思います。
私もプラド美術館いって見ましたがすごいです!有名な「わが子を食らうサルトゥス」なんか息が詰まりそうなくらい。
このバンビの版画展もみな小さな作品群ではありますが、やはり一つ一つのもっている力、魔力的な力とでも言ったらいいかもしれませんが持っていますね。
そもそもゴヤの作品ってグロはいってますよね。とても子供向けではない。
ゴヤの有名な連作版画集4つのうち2つを持ってきているわけですが、「ロス・カプリーチョス」では当時の風俗に風刺をきかせた作品です。「戦争と惨禍」はそれこそ今で言えば戦争写真みたいなものですね。
当時の人はこの悲惨さを伝える作品を見てどう思ったのかなとも考えました。
版画展というと作品は小さいし、しかも今回のはみんなモノクロだしということで「しょぼい」と思われるかもしれませんがすばらしい展覧会です。
300円分の価値は絶対にあります!!

24日に楽路歴程さんたちの展望室演奏会を聞きに来られたついでにでもぜひお立ち寄りください。お勧めです!!
ちょっと下世話な話も付け加えると。。バンビの女性の皆さんはみんなきれいな方ばかりです。。。以上余談。