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コンチェルト2号感動の毎日 concerto2.exblog.jp

新潟市西堀前通1のギャラリー蔵織さんの中に移転しました。


by concerto-2

シネウインド リニューアル!「ミルコのひかり」

休日の月曜、改装も終わってリニューアルされた新潟シネウインドに行ってきました。

ぐっと都会っぽくなったロビー。
シネウインド リニューアル!「ミルコのひかり」_e0046190_23591827.jpg

そして中に入ると。
今まであった無数の色紙が無くなっている~なんかちょっと寂しいかも。
そして木目調の内装。なんか映画館みたい!!(笑)(って映画館です)
シネウインド リニューアル!「ミルコのひかり」_e0046190_022386.jpg

そして客席もちょっとだけ広がって、そして最大のポイントはこれ!
シネウインド リニューアル!「ミルコのひかり」_e0046190_013030.jpg

最前席はじか座り席が設置されました!

これは子供たちが気楽に見れるようにとの配慮です。
でもウインドの斉藤代表が「いやぁ若いアベックがさぁ~寝て見てていいかっつんだよなぁ~」
と笑ってました。

とにかくちょっときれいになりましたシネウインド。ぜひ見に来てくださいね。
でもあの色紙はどっかに出したほうがいいような気が。あと座布団復活してほしいー。

席ではじまるの待ってたら、ウインドの佐藤代表が「よぉ」と声をかけてくれて、話をしました。
「斉藤さん、改装なんてすごいな~。実は儲けてたんじゃないんですか~」と私。
「な~に、俺は金のことなんか先に考えねえよ~」とカリスマ斉藤氏。
さすが!
それにウインドといえば強力なボランティア軍団!設計なんかも軍団の方々がやってくださったそうです。
みんなのウインド!という斉藤さんの想いが浸透しています。

それで今日観てきたのは「ミルコのひかり」
これ新潟で上映されるの待ってたんですよね~。

イタリア映画で子供主役でその子供が映画好きというと「ニューシネマパラダイス」がありますが、その路線のような作品。
重要なのはこれが実話!!ということです。

おおまかなストーリーは10歳の少年ミルコが不慮の事故によって視力を失ってしまいます。
それで全寮制の盲学校に入らされます。
そこで心を閉ざしてしまいます。
しかし偶然テープレコーダーに接することができ、小さなころから映画好きだったこともあって音の世界に魅了されます。
やがてその興味は効果音の作成となっていきます。
そしてそのミルコの行動は他の生徒、市民、学校を動かしていくという感動のストーリーです。
一番の山場、盲学校の生徒たちが一致団結して音楽劇を創る、それを見ている生徒の親御さんが感動する。というシーンはさすがに泣けてきますね。
「盲人にも人生の選択はあるんです!」という神父さんの言葉が印象的でした。

先ほども書きましたが、これは実際のことです。このミルコのことが結局は政府をも動かすことになって、それまで盲目の子供は盲学校にしか行けなかったのが一般の学校にも入学が可能になりました。
それでミルコはイタリアの第一線で活躍するサウンドデザイナーとなっています。
お名前がミルコ・メンカッチさん。

地味ですが、とても感動的で爽やかな気持ちにさせてくれる映画でした。

やっぱりウインドでやってる映画って私は好きですね~。
次は「オフサイド・ガールズ」を狙っています。
新しくなった新潟シネウインド、どうぞお越しください!
Commented by no_tenkey at 2007-11-22 11:48
こんにちは♪ 通りすがりにおじゃまします、初めまして。
新装なった映画館での鑑賞、気分良かったでしょうね。写真の桟敷席にはオドロキました(^^;)
「ミルコのひかり」、いい映画でした・・・
Commented by concerto-2 at 2007-11-22 15:26
no_tenkey様ありがとうございます。
「ミルコのひかり」はよかったですね〜。
あれが日本映画だともうちょっとジトっとしたでしょうし、アメリカ映画だと大げさになったかもしれません。
感動的な話をさりげなくまとめているところが素晴らしいと思いました。
見た後がすごく心地良かったです。
もし新潟におこしになられるようであれば、ぜひシネウインドにお立ち寄り下さい。
でも私もあの桟敷席はちょっと見づらいかな。。。と思ってます。でもごろっとして見れる映画館があってもいいかな〜と思っています。
一度はチャレンジしてみたいものです。ありがとうございました。
by concerto-2 | 2007-11-20 01:27 | 映画のこと | Comments(2)