佐藤園子 ピアノリサイタル
「佐藤園子 ピアノリサイタル」
に行って来ました。
ただ閉店後から行ったので会場に着いたら前半最後のショパンになっていました。場内で聴けたのは後半のみ。
プログラムは
ハイドン:ヴァリエーションf-moll
ベートーヴェン:ピアノソナタ第17番「テンペスト」
ショパン:ワルツop(post)e-moll,Op64.Op34
リスト:愛の夢第3番
シューベルト(リスト編曲)アヴェマリア
リスト:コンソレーション第3番
リスト:スペイン狂詩曲
いつもながらのタフなプログラムです。
実は場内には入らなかったのですが着いた時やっていたショパンのワルツは内扉の外で聞いていました。
すごい早く快活なテンポ。今日の佐藤園子さんは絶好調のようです。
後半のリストからは席で聴きました。やはり最後のスペイン狂詩曲にむけて山場を持って来ているような感じを受けました。
とはいうものの全部気の抜けないような曲です。
やっぱリストは大変ですね。熱演でした。
ピアノの音色がちょっと、なんか響きが豊かでないような気がしました。(気のせいかも知れません)
佐藤園子さんがすごくよくやっているなぁと思うのはピアノの先生もされている訳ですが、ふつうにピアノの先生をされている方ってものすごく多いです。
でも、ご自身が演奏会をやられるとなるとぐっと少なくなります。
しかも毎年となるとほんとに数える位でしょう。
これはピアノだけに限らず他の楽器でも。
教えているのではあるけれどコンサート奏者としても現役である!という気概みたいなものをお持ちというのは大切な事なのかもしれませんね。
もちろんそうでなくてはならないということはありません。別に名伯楽として教育に力を注いで立派に若手を育てるのだってすごいことです。
それに体力的に難しい場合だってあるでしょうし。
だから現役でできるのであれば、ですが、なるべくワンマンコンサートでなくてもいいのでどんどん演奏会をやっていってほしいですね。
スタッフの皆様もお疲れさまでした。
お客様も昨年よりかは増えていたように思いました。よかったですね。
どうもありがとうございました。

中学や高校の先生でもいいと思いますよ。
いわゆるプロのコンサートとはまた違うものになると思いますが、アマチュアの方々でも合同演奏会みたいなものをどんどんやっていいと思います。
ホールやスタジオはプロだけのものである必要はないと思います。
音楽ホールである必要もなくて街中にも演奏できそうな場所もありますよね。実はそういうことをいっつも考えてます。
外に出た演奏会やりたいですねー。