「ワインと毒薬のクロニクル」
「ワインと毒薬とクロニクル」
というタイトル。
女優さんお二人での芝居です。
出演は「劇団第二黎明期」の高橋景子さんと「劇団五十嵐劇場」の安達修子さん。
新潟の演劇好きの方であれば既にご存知の女優さんです。
新潟演劇界を代表するお二人と言っても過言は無いでしょう。
このお二人での公演は今月1月同じ演目をロングランでやっているんです。
これはすごいことです。
実はいつ行こうかな〜と思っていたんですが日中たまたま高橋景子さんに捕まりまして、いや声をかけられまして。。「今日一人しか来る人ないから来て!」とのこと。
そっかぁ〜一人のお客様では大変だな〜
と思って行ったらお客様12人のほぼ満員でした。
当日券での入場者が多かったようですね。これもいいことです。
演じられた作品はワインバーを舞台にロルカの詩集をキーに現在と過去、2つの時空、場所を超えたストーリーを演じ分けると言う内容になっています。
いかにもシダさんの脚本(だと思うのですが)だなと感じられました。
(シダさんとはシダジュンさんといって劇団第二黎明期の主宰、新潟演劇界の大御所さんです)
出演者は2人でしかありませんが、登場する人物は多くの人、演じ分け方は見ててなるほどな〜と驚きの眼で見ていました。
それにしても当然ながら発声がお二人とも素晴らしくいい。
若手さんの舞台とかでは、とかく勢いはいいんだけど台詞が聞きづらい時があります。
そういった面はさすがベテランのお二人です。
接客の勉強にもなりますね。
今回一人でなく連れをつれて行ったんです。地元の舞台演劇を見るのは初めての人だったので、どう思ったか感想を聞いたら「すごく面白かった。予想してたよりも。」とのことでした。
舞台演劇ってまず見てもらわないと始まりませんよね。
見てみないとなんか「複雑ではないか」とか「なんか変でね〜」とかいう話を聞きます。
まず「見て下さい」
そう思います。見てから「あぁやっぱり合わないな」ならそれでもいいと思うんですよね。
私にもそういう合わないな〜と思ってるジャンルありますし。
このワタミチでのお二人のこの演劇はほとんど毎日やっています。
ぜひ一度ご覧下さい。
あと11月24と25にりゅーとぴあスタジオBで新潟大学演劇部さんの公演があります。
今回は野田秀樹さんの「TABOO」。
個人的にすごく楽しみにしてます。
新大の演劇部さんもなかなか見せてくれますよ。
有名な俳優さんとかがくるのもいいです。
でも高いんですよね〜。
地元の劇団さんはリーズナブルです。それでも一生懸命頑張っていますよ。
あとはやっている場所が近いといいんですよね。
そういう意味でも今回のワタミチさんという場所を使ってやるというのは、とてもいいです。
コントの中央ヤマモダンのワタミチ公演もまだ残っています。
こちらもよろしくお願いします!