釣谷幸輝 銅版画展 「注文の多い動物園 」
当店のあたりはなんともなかったけど、朝、新潟駅前の地区の知り合いと話したら、なんかすごかったらしいです。
駅裏の方では車も半分漬かったとか。
8年くらい前にあった新潟市内大水害を思い出します。
あの時思わず家の窓からビデオ撮りましたからね。
一面川のようでした。
会社までじゃぼじゃぼと歩いたものです。
でもあれだけ暑かったのだから、たまるものもたまっているのでしょう。
願わくばちょっとずつ降ってね。とお願いしたいものです。
そんな雨模様の火曜日、東中通に移転してこられた「楓画廊」さんに行って来ました。
この楓画廊さんは以前西堀でやってらっしゃったんですね。それが一度違う所に移って、そして再度、古町地区に戻って来られました。
ちょうど新潟市の画廊としては老舗であった「日本橋画廊」さんがやめられるということで、そこに楓さんがはいったんですね。
だからまだ看板は「日本橋画廊」さんのままです。
現在やっている展覧会は
釣谷幸輝 銅版画展 「注文の多い動物園 」 です。

これいいですよ!
メゾチントで描かれたちょっと空想的な動物の作品が飾られています。
おもしろいのは展示室が2部屋あって、一つの部屋が「夜行性の動物」と題された部屋。
真っ暗です。
そこに観る人は入り口にある懐中電灯をもって入る。
ちょっとしたナイトクルーズ気分です。
遊び心あるとても楽しい展示方法ですね。
子供さんにはちょっと作品がダークな感じなのですが、大人にはなにか作品の動物がいろいろと問いかけてくるような少しミステリアスな感じの動物園なんですよ。
興味ある方はぜひ!
会期が9月2日までとなっています。
東中通りの1番、市役所からすぐの所です。
よく「画廊って入場料いるんですか?」って聞かれます。私の行く所はいりません。
あと「すぐ買え〜と迫られませんか?」とも聞かれます。たしかにそういうとこもありますよね。
でも私が行く所は全然。だって超ボンビー(貧乏)な私が行ってるんですから!大丈夫です。
(ただ画廊さんはほんとは買って欲しいんでしょうけど)
古町の羊画廊さん、東中通りの楓画廊さん、東堀の画廊フルムーンさん、上大川前の新潟絵屋さんはふつーの人が行っても大丈夫です。
羊画廊の堀オーナーさんも「どんどん見に来て欲しいね」とおっしゃられています。
その「羊画廊」さんでは今、「猫、猫展Ⅲ」が開催されてますよ。
猫ちゃんの絵がたくさんあることでしょう。それにキャラクターものみたいなのもあるので、可愛いもの好きの方にはお勧めです。
こちらは9月4日までです。
ついでに西堀に新たに出来たフリースペース「蔵織」(クラオリ)さんを見て来ました。

ここは西堀1です。築100年の町家を利用してフリースペースとして1階は展覧会などの展示用に、2階は種々の教室用に、そして奥にある蔵はライブスペースとして利用される予定との事。
オーナーさんがジャズがお好きとの事でジャズライブなどで多く使われるのではないでしょうか。
いずれにしろ新たな情報発信の拠点ができるということで賑やかになって良いことです。
私は当店がそうした情報発信の拠点の一つとなれればいいな〜と考えて来ました。
少しでも古町地区、そして東堀に愛着を持って頂ければ幸いです!