elfin ファースト・コンサート2007
だいしホールで夜6時半からひらかれた
「エルフィン ファースト・コンサート2007」
に行ってきました。
いよいよ本番。
予想通り開場はほぼ満員。
会場には地元の音楽関係者の方々も多くいらっしゃてました。
さすがはエルフィンの3人の人気の高さが伺えます。
私の席のお近くに、長岡交響楽団を振られている磯部先生もいらしていたので、ご挨拶してきました。
あと新潟市吹で頑張っているかわいいフルートさんにも久しぶりに会えたのでよかった。
(風邪早く直してね)
さてエルフィンさんはフルートの水島あやさん、オーボエの渡辺茜さん、ピアノの大谷内陽子さんの3人。
木管二人をフロントにするトリオは珍しいかもしれませんね。
それでプログラムは
ドゥリング:フルート、オーボエ、ピアノのためのトリオ
モーツアルト:「フィガロの結婚」より「もう飛ぶまいぞ、この蝶々」「恋とはどんなものかしら」(フルート&オーボエ編曲)
カリヴォダ:フルート、オーボエ、オーケストラのためのコンチェルティーノ
クヴァンツ:トリオソナタハ短調
モーツアルト:「魔笛」より「私は鳥刺し」「なんという不思議な笛の音だ」「復讐は心の地獄のように胸に燃え」(フルート&オーボエ編曲)
ショパン:幻想ポロネーズ
ドゥメルスマン&ベルテレミュ:「ウイリアムテル」による華麗なる二重奏曲
ドゥリングとかカリヴォダとかって全然知らなくて初めて聴きました。
そういう曲が聞けるって言うのはいいですね。
管楽器の世界では有名なのかもしれませんが一般的に知られていない名曲ってけっこうあると思うんです。
今回初めて聞く曲も「なるほどいい曲だね」と思えました。
どんどん演奏会で紹介していって欲しいです。
オーボエとフルートのコンビってなんともいえず上品でいいです。
それに今回は前半が3人そろってピンクのドレス、後半は濃い色のドレスという視覚的にも華やかな感じでよかったと思います。
あと3人がそれぞれ話をするコーナー?みたいなものもちゃんと設けたのもよかったですね。
やはり生の演奏会では奏者の声が聞けるとうれしいものです。
このファーストコンサートをやるにあたって、いろいろと大変だったと思います。
演奏会の最後では表情にもぐっとくるようなものも感じました。(勝手な私の思い込みかもしれませんが)
既にこのトリオでの次回の演奏会も企画されているそうです。
ずっと回を重ねていって、あぁこの時期にはいつもエルフィンさんという演奏者さんたちの演奏会がある時期なんだな。と思ってもらえるくらい定着したものになってほしいですね。
とても感動的な、お客様がみんな笑顔になれたようないいコンサートでした。
このエルフィンのメンバー水島さんと渡辺さんにクラリネットの広瀬さんを加えた3人で7月12日木曜日には県政記念館木曜コンサートで演奏していただくことが決まっています。
記念館の議事堂で木管3本による演奏会。入場無料です。それもよろしくお願いします。
あとフルートの水島さんは6月3日午後3時から音楽文化会館でのフルート演奏会に出演されます。フルートアンサンブルをバックにグルックのフルート協奏曲を吹かれます。
このグルックのフルート協奏曲って幻の名曲なんですよ!
CDも1種類しか出てなくて私も1年以上入荷待ちしているのなんです。
生で聞けるなんて滅多に無いのでフルート・ファンの方は必見!いや必聴ですね。
若い演奏者の方々がいろいろなところで頑張っています。
よろしかったら、ぜひ足を運んでみてください。