津軽三味線小林史佳~撥からの挑戦
や~~~っとりゅーとぴあさんで演奏会がありました。
ほんとに今月は少ない。ついでにいえば来月も少ないんですよね。
なんか対策をこうじてもいいのでは。
例えば1月2月はホールの利用料金下げるとか。
なんかこのままだといっつも1月2月は少ないなぁ~が続いてしまいそう。
今日は久々に多くの人がりゅーとぴあさんに集まりましたね。
劇場では桂三枝さん。能楽堂もありましたし。
それで私はホールのほうで開かれた
「津軽三味線 小林史佳 撥からの挑戦」
にいってきました。

ぶれててすいません。
いやぁ。。。すごい演奏者になったなぁ。。。というのが感想。
小林さんと知り合ったのは2年前くらいで、いろいろなところで会って話をしたりしたこともあって、身近に思っていた人なんです。
かって「ねぇいつかさ、うちの実家で三味線弾いてくんない」
「あぁいいですよ」
なんてことを話し合っていたりしたものです。
いやぁ今日の演奏会聞いたら「それは大それたことかも」と思いましたよ。
素晴らしい演奏会でした。
小林さんは三味線奏者でなく三味線プレイヤーと自らをよんでいますね。
古典芸能の枠にとらわれない新しい試みに挑戦していってます。
今回は三味線と弦楽四重奏、それとパーカッションという編成に挑戦されています。
これがいいんですよ。
古典芸能者が新しいものと一緒にやるとなんか変な感じになりがちなのですが、とてもよかったんです。
津軽じょんがら節もボンゴとの共演ですごくリズムの強い演奏でした。
弦楽四重奏も違和感がない、それにカルテットさんすごく上手。
資料を見たら全員、東京芸大卒のメンバーでウイーンに留学経験もあるような人たち。
どういう経緯でこのようなメンバーが集まれたのかわかりませんが素晴らしいことだと思います。
りゅーとぴあホールの1階と2階半分を客席として開放してたのですが、来場されるお客様が後をたたず結局2階席全部を開放するというお客様の入りでした。
千人は楽に越えてましたね。
小林さんのりゅーとぴあでの演奏会は全て見に行ってましたが、最初にここで演奏会をやった時と比べて実に落ち着いた舞台さばきになりましたね。
なんかほんとすごくなったなぁ。。と思いました。
今週の末からウイーンとバルセロナに演奏をするために行って来られるそうです。
その後来月は砂丘館でのコンサート。
夏にはハワイで演奏会。
「新潟から世界にむけて発信するんだ!」との夢、次々と実現させています。
まだお聞きになられたことのない方はぜひ一度小林史佳三味線プレイヤー!聞いてみて下さい!
CDも3枚出していますが、やはり生できく彼の三味線は絶品です。
空気がほんとうに震える感覚、体験してみてください。
三味線プレイヤー小林史佳、ほんといい男です!