第39回 東京交響楽団新潟定期公演
いつもお昼にはりゅーとぴあで団員の方によるロビーコンサートが開かれるのですが、今回は新潟市出身の枝並千花さんが第1ヴァイオリンでのグリーグの弦楽四重奏!!
この曲をクラシック有数のかっちょいい曲だと思っている私はまず選曲で大感激。
わたくし東響のロビーコンサートって実は初めてだったんですね。
あんな床に座って聞くのだとは驚き。まぁそれはそれで面白いかな。。
枝並さん頑張ってました!!それと先輩団員の3人の方々がうまーく枝並さんを持ち上げて下さっていた感じがあって微笑ましい演奏でしたね。
ヴィオラの西村さんいいですねぇ~。ちょっとファンになりそうです。
ロビコン終演後に某音楽家の方がお嬢様といらしてたのをお見かけし、お嬢様がジュニアオケでヴァイオリンをやられていることもあって一緒にバックステージに行って(了解得て)枝並さんとお会いしてきました。
こういうことってお子さんには先々忘れない良い思いでになると思いますよね。
お疲れのところ枝並さんありがとうございました。
さてこの日は午後2時半からゲネプロが公開されました。
一般公開ということでこれも見てきました。
東響コーラスとのアイーダと椿姫の練習を見れました。
アイーダでのアイーダトランペットのところとか(本番よりゲネのほうが良かった)、椿姫ではソロのお二人、佐野さんと森麻季さんも出てこられました。
森麻季さん私服もカッコいいですね。グレーのタイトスカート姿が素敵!(ってどこ見てるか)
面白かったのは乾杯の歌の練習したんですがソロのお二人は最初の一声だけちゃんと発声しますが、すぐ鼻歌みたいな感じでやるんですね。なかなか森麻季さんの鼻歌は聴けないですよね、お得な気分でした。30分ほどの公開ですがこうしたのはいいですね。オケを身近にお客様に身近に感じていただけると思います。
さて本番。
プログラムは前半にモーツアルトの25番交響曲やって後半に合唱とソロのお二人が加わりヴェルディの「リゴレット」「ナブッコ」「アイーダ」からという内容でした。
東響コーラスってなかなかいいんですね!予想以上によくって驚きました。
あとソロのお二人はさすが佐野さんのよく通る声に森さんの情感ある歌声。
特にリゴレットでのアリア「慕わしい人の名は」での森さんはイメージともぴったり合って感動しました。
しかし!この日の演奏会の主役はなんといっても指揮者のマルク・ピオレさんだと思います!!
時折たまりませんでした。指揮姿がおそろしく独特でたいへん失礼なことを言ってしまいますが「おもしろい」のです。ある方はミスタービーンを彷彿させるとおっしゃられてましたが、2メートル近い?長身で端正なお顔立ち、そのお顔を真っ赤にしながら腰でリズムを刻んで手で跳ね上がるような指揮のお姿。
時折直視できませんでした。すいません変なことで。
音楽はさすがオペラハウスのたたき上げだけあって前半の交響曲より断然後半のオペラもののほうが生き生きしてました。
のりもよくうまく歌手を盛り立ててよかったです。
指揮姿だけちょっと私には。。。なんかコメディアンさんみたいで。。笑いをこらえる場面がいくつも。。
(あぁこんな書くと本格派クラシックファンには怒られてしまうな)
終演後出口で我が師匠の榎本先生にお会いしました。
なんと先生「いやぁ俺、今日シベリウスだと思ってきてさぁ~」。。。
師匠それは1月でっせ。。。
二人で大笑いしました。師匠はとてもおちゃめな巨匠なのです。
なかなか楽しいあっという間の演奏会でした。
いよいよ明日は!京都市交響楽団さん登場です!
たぶん、当日券ももしかしたらあるんではないかと思います。
たぶん、まだ間に合います!ぜひお越しを!
>最初の一声だけちゃんと発声しますが、すぐ鼻歌みたいな感じ
>でやるんですね。
本番時に声が変にならないように当日ゲネプロでは歌のソリストの方はたいてい声ほとんど出されないです。なので、結構演奏する方からすると困ります(^_^;)
アマオケの場合は前日リハもある(その時は歌われます)のでいいのですが、今回は当日ゲネプロのみでしたから新潟の歌の方も大変だったかも。。
しかし、いい席でお聞きになってましたね。いいなぁ。。あの辺座りたいんですよ。来年がんばって席移動チャレンジしてみようかなぁ。どきどき。
あの2階1列目センターはまさにソリストと目が合いそうな感じでしたね。
なんであそこにいたかはお会いした時にでも。。
でも私は上でだら~んと見てるのが性にあってるかもしれませんね。
頑張ってDaaさんあのあたりチャレンジしてみてください!
あの周り知ってるそうそうたる皆さんが多かったです。。。