スタジオ・スガマタ アフタヌーンコンサート
まずここでは
東中通にありますスタジオスガマタさんにて開かれたアフタヌーンコンサートに行ってきたことについてレポートします。
このスタジオスガマタさんというのは東中通にあるマンションの1階にある定員50名くらいの小さなスタジオです。
定期的に室内楽のコンサートを開いたりと小さいながら新潟市の演奏会場としては頑張っている素晴らしいところです。
(私も一度練習で使わせていただいたことがあります)
そちらで2,3ヶ月おきぐらいでしょうかリレー形式での発表会をやってらっしゃっていまして、それがアフタヌーンコンサートと銘打たれているんです。
演奏はピアノが中心ですね。
特に今回は全員ピアノの演奏でした。
参加は中学生から大人まで様々。プログラムつきのチラシなどもりゅーとぴあさんなどにあったので参加者さんも事前にわかっているのはちょっとうれしいかな。
そのチラシを見て「う~ん今回は知っている方はいらっしゃらないな」と思っていたんですよ。
そうして行って見ましたら、プログラムに追加応募があったらしく一枚追加参加者などが書かれた用紙がくっついていました。
それを見たらなんと知ってる方がいらっしゃいました!
青柳佐和子先生!
よくジャズやポップスを演奏されているピアノ&キーボード奏者の方でフルートの市橋先生などとよく共演されていらっしゃるとても素敵な大人の女性!って感じの方です。
ピアノでクラシックを弾かれるのは初めてお聞きしました。
曲はモーツアルトのK331、いわゆる「トルコ行進曲つき」ってソナタですね。
すごくよかったです。面白いし楽しい!
1楽章なんか変奏曲なので曲がストップするところが多くて良い雰囲気を続けるのがけっこう難しいと思うんですね。
でもすごくいい感じの演奏でした。とかく生真面目な学生さんなんかが弾かれるとつまんないことが多いんですよモーツアルトって。
でもやっぱり青柳先生はクラシック以外のものにも精通しているので、それがいい意味で作用して楽しい演奏になっているのかなと思いました。
きっとクラシック評論家さんたちがきけば不満もなところもあるんでしょうけどね。
でもモーツアルトの変奏曲ってそもそもジャズに通じるところがあると思うんですけどね。
そんなことを思う私は不謹慎なのかもしれませんが。
なんかとっても得した気分になった演奏会でした。
ただ全体としてはその青柳先生以外のときは演奏者の皆さんのすごい緊張感が場内を支配してまして聞く方もなんか緊張しながら聞いていました。
進行も淡々とした感じで。
当店もリレーコンサートやってますが、うちはもっと遊ぶ感覚でやっているのでちょっと違うかなと思いました。
もちろん真剣なる発表の場!ということではスガマタさんの方が本格的ですね。
変な話私なんて到底あの雰囲気ではでられませんね。
ちなみに当店のミニリレーコンサートですが11月11日の土曜日夜7時から音文の1番練習室にて行います。
まだご参加受け付けていますので、どうぞご希望の方は私までご連絡ください。
11月のミニコンサート、今回は出れないかも・・・チェンバロのフレスコバルディがすごく楽しみだったのですが・・・。
仕方ないですよ。それに参加には無理しない状況でというのが大前提ですからお気になさらないでください。
だいしホールでの定期演奏会、すごく楽しみにしていますよ!
よろしくお願いします。