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コンチェルト2号感動の毎日 concerto2.exblog.jp

新潟市西堀前通1のギャラリー蔵織さんの中に移転しました。


by concerto-2

ベルリンフィル12人のチェリストたち。

日曜日は夜りゅーとぴあさんで開かれた
「ベルリンフィル12人のチェリストたち」に行って来ました。

この演奏会は行く予定にはしていなかったんですが、お知り合いの方でいけなくなった方がいらっしゃって、チケットをゆずり受けました。

お客様の入りはまぁなかなかってとこでしょうか。
心なしかいつものクラシックのお客様よりゴージャスな感じが。。。。
新潟大学オケのチェロパートの面々もいらっしゃってましたね。

プログラムは
前半が
ピアソラ 天使のミロンガ
ドビュッシー 沈める寺
メンデルスゾーン エリアより
ピアソラ 天使の死
ペルト フラストレス
ヴェルディ アヴェマリア
ピアソラ 天使の復活

後半が
フランセ 朝のセレナードよりプレスト
ブラッヒャー エスパニョーラ
ショスタコーヴィチ リリックワルツ
リンデマン 12人のためのボサノヴァ
わらべうた ずいずいずっころばし
ガーシュイン クラップ・ヨー・ハンズ
モリコーネ ザ・マン・ウィズ・ザ・ハーモニカ
ジョルジュ・ベン マシュケナダ
グランダ 肉桂の花
ピアソラ フーガと神秘

前半はなめらか~なメロディアス~なうっと~りするような静かな前半でした。
ちょっとうとうと。。。。としそうでした。
聞きたかった「フラストレス」も集中できませんでした。。

これではいかん!と思い。
休憩あけにまずしたのは席の移動!!(よい子はまねしちゃいけませんよ~)
というのもゆずっていただいた席というのがステージ正面の3階の前から4列目でど真ん中。
たぶん普通であればいい席なんだと思います。
ステージ真正面を上から見れますからね!

しかしどうも私には居心地が。。。。
それでいつもの私のテリトリーである3階のステージ向かって右上に移動。
ここらへんはガラガラだったんですよ。
ここから撮ったのがこれ。
ベルリンフィル12人のチェリストたち。_e0046190_22573955.jpg

やっぱここから見ると落ち着く、気分いい、目も覚める!ってもんです。
3階だと必ず前にバーがあるのでよっかかって見れるんですよね~(行儀悪いから、よいこはまねしないでね)

静かな前半とはうって変わって後半はリズムが強く元気な演奏となりました。
しかしすごい演奏技術です。
音程が皆さんしっかりしてるから静かな演奏になると12人でなくもっと少ない人数でやってるような感じになるし、全員で大きな音を出す演奏になると12人しかいないのにすごいでかい音がだせるんですよね。驚きました。
まぁベルリンフィルのメンバーですからねぇ~当然ですよね。
あとチェロをたたいたり、こすったりしてリズムを創ってたのは面白かったです。
よくギターなんかではやりますよね。
あれかっこよかったです。

そしてアンコールはまず出た~!と言う感じで「リベルタンゴ」!
このチームの代名詞のような一曲ですよね。

そしてアンコール2曲目はぐっと静かに「荒城の月」。
この曲ってドイツの団体がすると妙に似合いますよね。
きっと国民性にぐっとくるものがあるのかもしれませんね。
ロックの世界でもスコーピオンズがやってたの結構きまってましたし。
チェロ軍団さんもねっとり歌ってました。
でもこの曲終わってすぐに客席から「ブラボー」の声がでたのはがっくり。
静かな曲は一旦余韻をおいてから声をかけてほしいものです。

場内大盛り上がり。でももう終わりかな~と思っていたらなんとまたしても登場して
アンコール3曲目は一人のメンバーがピンクのポケットチーフをステージにほおりなげるパフォーマンスから始まった「ピンクパンサーのテーマ」!!
手拍子も入ってとても楽しい演奏会のラストナンバーとなりました。

すごく楽しい演奏会でした。
あとメンバーのトップのゲオルク・ファウストさんを見れてうれしかったです。
ソロのCD持ってるんですよね。
CDと変わらぬきれいな音でした。これからも頑張ってください。

新潟大学のチェロの皆さんも得るものがあったかな?
これからの演奏にもきっといい勉強になったでしょうね。その成果も楽しみにしてますね!
by concerto-2 | 2006-07-17 23:19 | 演奏会のこと | Comments(0)