名盤は古くても名盤。歴史的名盤4選。
最近日本の名復刻レーベル「オーパス蔵」さんがセールをされてて
以前ならこういうのを目の色を変えて仕入れてた当店なのですが
やはりこういうのは全部ネットでも聴けるし。。
と若干及び腰。
しかしオーパス蔵というのは世界最高のマスタリング技術で、往年の名盤を迫力そのままに復刻していた素晴らしいレーベルなのです。
配信の音質とはちょっと一味違うのです。
ということで、とりあえず4枚だけとりました。
もう~厳選に厳選を重ねた4枚になりますね。
まずはクラシック録音界、5本の指に入る名盤であると思っている
こちら
今も久々に聴いていますが、ものすごい迫力です。
さすがは神様。今のスタイリッシュな感じはなく武骨なほどに速いテンポで奏でていきます。
言わずと知れた名盤中の名盤ですね。
私もこれはいくつも持っていますが、オーパス蔵の音が一番いいですね。
お世辞ではなく。
次はクラシック録音界、ベスト10には必ず入るという名盤!
こちら
闘病中のリパッティが全体力を振り絞って最後までなんとかたどりついた
しかしその演奏は乱れなく神々しいほどの超名演であった。
と誰もが思った演奏会。
このオーパス蔵盤はこのブサンソン音楽祭が数年前に世界で一番の音質であると認めて記念行事でオーパス蔵盤を使ったという最高の1枚です。
必殺の「悲愴」!!
これもクラシック録音界のベスト20には絶対に入ると思っている名盤。
いや、私個人的にはベスト5にいれてもいい。
中学生の私がこれ聴いて涙したという演奏です。
チャイコフスキーの「悲愴」はこれが戦前の演奏では唯一無比の最高の演奏と称賛されたものです。
たしかにこの甘美な弦の輝き、魔法のようなテンポ。名演中の名演です。
さらにこの1枚、特筆すべきはトップにバッハの「G線上のアリア」が収録されていることです。
これがまた超名演!メンゲルベルクと言えばポルタメント!
音程の上がり下がりをなだらかにすすり泣くように。。が最も現れているのがこのバッハでしょうね。大好きな演奏です。
最後は
やはり地元ものって格別なのか。
そんなことを痛感する名盤。
です。
生粋のウィーン子であるクラウス、そしてウィーンフィル。
この組み合わせでの「美しき青きドナウ」をはじめとするワルツ・ポルカの数々。
もう地元人にしか出せない味わいがあるのは認めざるを得ません。
偉大なるローカルな素晴らしい分かというべきか。
またこの録音(1953年)当時は既にLP時代になっているので音質がもうよくなっています。
もうちょっとするとステレオ期になるのですが、初期ステレオより熟成アナログのほうが音はいいのです。
これも名盤中の名盤ですね。
通常よりかなり廉価となっている今回のセール。
まだまだ対象商品はあるのですが、とりあえず厳選に厳選を重ねた4枚
いかがでしょうか。