今年の県コン 私的感想(後半)
後半へ。
14時50分よりは
管楽器部門
最近の県コンでとても充実しているのがこの管楽器の部ですね。
まずはジュニアの部
ここではともにクラリネットで新潟明訓高校の蝶名林さんと東京学館の一本鎗さんが優秀賞をとられています。
個人的にもやはり蝶名林さんよかったと思います。
派手でなくじっくりと聴かせる曲でしたが上手いなと思いました。
一般の部では県知事賞にフルート吉井さん、優秀賞にフルート金子さんとテューバ角田さんが選ばれています。
私的にも今回の大賞の候補の一角は吉井さんだと思っていました。
押しも押されぬ実力者であることは間違いありません。
今回のジョリベのコンチェルトもピアノの小林浩子さんの冴えたピアノの力もあって素晴らしい演奏となっていました。
そしてここでは個人的に一番応援していたテューバの角田さん。
我らがおじさんたちの星ですw
本選出場は2回目だと思いましたが、あの広いホールにテューバの音が隅々まで届いていました。最高に気分良かったですよ。睡魔がふっとびましたw
角田さんおめでとうございました。
最後はピアノ部門 高校生の部と一般の部
ここだけで2時間かかるコンクールのメインと言ってもいいかと思います。
高校生の部
ここでは新潟明訓高校の関塚さんが県知事賞を獲得されています。
そして新潟高校の和栗さん、新潟中央高校の岡崎さん、上坂さんが優秀賞を獲得されています。
個人的には・・・ですが
毎年私が楽しみにしているのが現在新潟中央高校の上坂哲生さんなのです。
今回もよかった。カンパネラはぐっときた。
子供の頃から非常にストイックで基本的なものを大事にした演奏をされます。
小さい頃から立派な演奏をされてました。派手でなくてもいいので地道に研鑽を続けていってください。
最高にハイレベルな人たちが揃うピアノ部門一般の部
もはや比較することが無意味な気もするような場所です。
今回ここから大賞の三宅月海さんが出ました。
また優秀筝として東京音大の高橋悠花さん、奨励賞として新潟大学の高野彩さんが選ばれました。
三宅さんについては、もう予想していました。
ひと月前に予選通過者が発表になったときに、その顔ぶれをみて
これは順当にいけば本命は三宅さん、対抗はフルート吉井さんだろうなと思ってました。
三宅さんの昨日の演奏も見事でした。本当におめでとうございました。
県コンウォッチャーズとして、三宅さんの小さい頃からずっと見てて、中学生の辺りからどんどん頭角を現していかれました。
とてもスケールの大きな演奏をされる方です。モスクワ音楽院から帰ってきて、これでその存在を広く知ってもらえたと思うので今後は大活躍していかれることと思います。ぜひ皆様応援をお願いします。
それとここの部では小林剣心君が最高によかったんですよ。
ふらっと街のジャズバーみたいなとこにピアノ弾きが立ち寄って、いきなり弾き始めた。クールな都会の夜・・・みたいな感じで
とってもよかったです。
上坂哲生君のラ・カンパネラ
角田さんのテューバ
剣心君のラフマニノフ
の3つが個人的なぐっと来たベスト3でした。
今回の結果を受けて、新潟日報さんにも数日内に三宅さんのインタヴュー、北原審査委員長の総評が掲載されると思います。
ぜひそれも楽しみにしたいと思います。
以上まったく私の個人的な感想を書きました。
名前が出てこない方もみんな素晴らしい演奏でした。それは本当。
なのであまり気にされないでくださいね。
また来年チャレンジしましょう!
運営の皆さんもお疲れ様でした。

10月30日(土曜日) 時間はいつもだと午後ですね。
会場は新潟市音楽文化会館
出演者は今までの例で行くと・・・
ピアノ 三宅さん
ピアノ 関塚さん
フルート 吉井さん
弦楽 大島さん
声楽 長谷川さん
でしょうかね。
(違う場合もあるので、私の予想でしかありません)
楽しみにしましょう。
以上、今年の県コンリポートでした。