本の紹介。阿部大樹「翻訳目録」
きっとたくさんのお客様が詰めかけたことと思います。
3年生の皆さんはこれからステップアップされる方が多いと思います。
たいへんな世の中になりましたが
頑張ってほしいと思います。
大人はこれからの人のために全力を挙げて、いい社会にしていかないといけませんね。
さて
今回は本の紹介をしたいと思います。
12月11日に全国発売となったこちら

阿部大樹 著
タダジュン 版画
雷鳥社 税込み2200円
という本なのですが
基本エッセイ集です。
著者の阿部大樹さんというのは
柏崎市出身で新潟大学医学部卒、現在は川崎の方の病院で精神科医をされています。
翻訳などの仕事もしていて、最近では今年の日本翻訳大賞を獲得しています。
若き俊才!
こんなすごい著者、、、実は彼が新大生だった時に当店のお客様、、というか常連だったのです。
まぁいろいろと、、あったねw
ギターを故経麻朗さんに師事し、経麻朗さんもその腕前には驚いてました。
ちなみに新大医学部にはトップ合格。
ついでに外見はモデルと言われるくらいで
も~~なんでそんなにいろいろ持ってるんだよ!ってくらいの若者でした。
それが今や精神科医としても活躍しているし、こういう文芸の世界でも活躍しています。
そんな縁で「新刊出ましたー!」と本人がおくって来てくれたんです。
裏の帯のコメントはこんな感じ。

しかしこの本は阿部君の遠征集にとどまるものではないんです。
まず版画がすごい!タダジュンさんという阿部君いわく「超絶技巧な版画家」とのことですが、実にかっこいい版画が全ページに渡って阿部君の文章に絡んでいます。
さらには!
本の全体とアートデザインを宮古美智代さんという一流のアートディレクター・デザイナーがやってくれています。
菜か読むとそのデザインというか文字と版画の表現のしかたというか
これは見てもらうしかなくて、説明不可能。
よくこんな感じで本gあ作れるものだと思いました。

その阿部君&タダジュンさん&宮古美智代さんという3人の才能が結実してできた本と言えます。
これで2200円は安いなと思いました。
といっても基本エッセイ集ですので、難しい本ではありません。
なんでこんなに幅広い知識を持ってるんだよ!っていうくらいにいろんなネタを阿部君が書いています。
今、表参道にある山陽道ギャラリーさんではこの本の出版記念ということで展覧会も行われているそうです。
なんかすごいですね。
それにしても
たくさんの若い人たちに接して来れて、その皆さんたちが社会に出て活躍するのを見るのは本当に嬉しいです。
みんなすごいですよ。
こういう人たちが活躍できる社会をつくるのが中高年の仕事ですね。
未来は明るいと私はいつも思っています。

当然と思いますが、庄司愛さん、品田真彦さんもいらっしゃいました。大変かと思いますが、皆様の活躍を祈っております。