さすがは笠原さん! 普通のチェンバロ公演ではない。
土曜日と日曜日の午後は「おひるね」をテーマに、5名限定。
これチェンバロを運び込む前なのですが、この真ん中に縦に位置させたチェンバロが入ります。

ここを移動しながら聴いてもいいし、寝てもいいし、なんか飲んでてもいいし
という内容が午後公演。
おひるね・・・
そして夜の部がさらにすごい。
極限まで真っ暗な中でやろう!
というテーマで
中の灯りはチェンバロの鍵盤わきに設置した2本のろうそくのみ!
これリハの時ですが、こんな感じ。


そしてこの蝋燭の燭台がまたすごい!
こちら

新潟のアンティークや歴史に詳しい人なら知らぬものは無し
新潟ハイカラ文庫様よりお借りいたしました。
ちなみに新潟ハイカラ文庫さんて?
という方はぜひこちらのブログを。
私もいつもお世話になっております。すごい方です。
ありがとうございました。
こういう真っ暗な中でのコンサート、実際やってみるといろいろなケースに対しての対処などを考える良い機会になりました。
まず消防署への申請をするということ。
それと暗い会場内で何かあったときの対処など。
今回は会場内にホール係員をされたことのある方に懐中電灯を持って対応してもらうことにしていました。(何事もありませんでした。よかった)
それにしてもこんな暗い中での演奏と言うのは、すごい何とも言えない感覚を感じますよ。
いいものです。
音楽の公演で闇と言うことはあまりありませんが、舞台芸術などではよくありますからね。
それと、そもそも昔は蛍光灯や電球なんかありません。
夜なんかうす暗い中でいろいろやっていたのは事実です。
そういう雰囲気も感じることのできた公演だったと思います。
さすがは新潟音楽界のファンタジスタ笠原さんです。
私としてもいろんな面白いことをやっていけたらなと思いますね。
笠原さんには次はこういう公演があります。
がちバッハ!


この時は笠原さんにフルート市橋靖子さん、ヴァイオリン佐々木友子さんが加わっての演奏となります。
絶対にいい演奏会になりますよ!お勧めです。
新潟にも縁がある人気チェリスト水谷川優子さんの新譜が出ました。
ピアノは昨年だいしホールでも公演があったイタリア在住のピアニスト黒田亜紀さん。

ヴィラ=ロボスの作品を集めたアルバムですね。
初めて聴く人でも大丈夫なアルバムですよ。
これもおすすめ。
新潟美術界をこれからリードする若手の筆頭。
星奈緒さんの作品集ミニ図録を取り扱います。
税込1480円。

お勧めです。
さて明日は祭日ですね。
このようなものがあります。






このお二人は母娘さんなのですが、両方なかなかすごい人なんですよ。
ご本人からあまり宣伝しなくていいですからw
と言われていますが、お二人ともお会いしたことがあります。
なかなか新潟市内でされないお二人なので(篠笛のお嬢様にはぜひやっていただきたいのですが)
これは見ものになるはずです。
ぜひよい休日を!

あの雰囲気は普通のコンサートホールでは絶対味わえない訳で、本当に記憶に長く残るコンサートでした。チェンバロについていろいろ笠原さんからお話を聞けたのも良かったです。
次回のガチバッハ、市橋靖子さんと佐々木友子さん登場…と言う事でこちらの方も楽しみにしております。 本コンサート、設定大変だったと思いますが、ありがとうございました。
たしかに公営のホール関係では、ちょっとなかなかできないかもですね。
笠原さんのアイディアの豊かさと実行力はすごいです。
いろいろと普通ではないもの、楽しいものや、逆に思いっきりマニアックなものなど、いろいろとやっていきたいですね。