今年もありがとうございました。
そして当店の今年の営業は今日が最後となりました。
1年ありがとうございました。
そんなまとめをする前に
年末年始中の演奏、ライブ関係ではぜひこちらをお願いします。
1月3日に琴の奥村京子さんの演奏が古町7のモール内で行われます。

11時半からと13時からの2回です。
冷える中奥村京子さん頑張る!と昨日も言ってました。
ぜひお時間ある方は聴きにいかれてください。
昨日の蔵織ではクラリネット伊奈先生とチェンバロ笠原さんによる「帰ってきたバロエン」を行いました。
バロエンとはバロック+演歌ということです。
お二人のファンタジスタぶりが炸裂!
まずはこの伊奈先生、マリリンモンローみたいだと思いませんか!

これは2時の回終演後に撮った写真。

スタッフ&関係者での記念写真です。
一般のお客様もたくさんお越しいただけて2回公演とも満員でした。
よかったです。
たまたまこういう音楽関係者で最後まで残ってたので撮影しましたが
私は関係者だけでなく風雨の一般のお客様がたくさんお越しいただけるのが一番うれしいです。
演奏会やライブには気軽にお越しいただきたいですし、そういう場所がいくつもあってこそ、多くのプレイヤーさんたちも活躍できます。
すそ野をもっともっと広げて行ければと思っています。
え~っと、次に
よく一年のまとめとして今年のベストなんとか!
なんてよく見ますよね。私もそんなこと書いてたりしましたが
今こうした運営側に回ったりすることが多くなったので、たくさん見に行くことが難しくなりました。
でも、そんなこと言ってて今頭に浮かんだものを書きます。順不同だし、今だけ忘れているものもあると思いますからランキングとかではありませんので。
まず「すごいな!」と思ったものから。
タブラ奏者 原口順さん。
毎年シタールの斉藤勇さんが新潟に招聘してくれているインド音楽のタブラ(打楽器)奏者、原口順さん。今年の演奏は今までをもはるかに上回るすごい演奏でした。
インド音楽ってまだまだ知られていないと思うんですよね。びよぉ~んと神秘的な感じが延々と続くものも思ってませんか?私も昔はそうでした。生で聴くまでは。
実際聴くとスピード感がすごいんですよ。そしてこの原口順さんのつくりドライブ感たるや人間業ではありません。華奢な女性なんです。ところが演奏はすごすぎます。
来年も新潟に秋来てくれます。お知らせします。本当にすごいです。ぜひお越しください。
クラシックギター 藤元高輝さん
ドイツにいる柏崎出身のリュート奏者佐々木勇一君からある日連絡があって
「こっちにいる藤元君のコンサートやってもらえませんか?」と。
耳を疑いました。彼のいうドイツにいるギター藤元君ってギターの世界では若き天才と呼ばれる国際コンクール総なめ1位の藤元高輝さんのこと。
りゅーとぴあコンサートホールで新潟室内合奏団さんがソリストに招くので、そのついでにソロでの公演を。ということ。。。。すごいことになった。
当日私も聴きました、この蔵織の蔵の中で「世界の藤元高輝」が弾いてくれている。
いやぁものすごい演奏でした。ギター1本から出る音とは信じられないくらい。
このタブラ原口さんとギター藤元さんのお二人の演奏は衝撃でした。
次に
感動したな。。部門(笑)
小黒亜紀さんのラフマニノフのピアノ協奏曲第2番。
なんかいろんなことが思い出されて胸いっぱいになった演奏でした。
昔から小黒さんがこの曲をやりたがっていたことは知っていました。
ちょこっとだけ実現できないかいくつかのオーケストラの方に聴いたこともありました。
機会がなかなかできず、2台ピアノ版で演奏されたとき聴きに行って、これはこれでいいけど~
強い想いは叶うものですね。なんか夢の中にいたような30分ちょっとでした。
小黒亜紀さんよかったです。
加藤礼子さんのヴァイオリンリサイタル
今新潟の演奏者で聴くごとにレベルがアップしていくのを一番感じるのは加藤礼子さんです。
本当に聴くごとに上手いというか、深いと感じるんですね。
今年のリサイタルもそうでした。
特に最後のフランクのソナタは気持ちも入り込んでいたのが伝わってきましたね。
なんか、じ~~~んと来ました。
小黒亜紀さんや加藤礼子さんなど、そういう世代の人たちがこれからの新潟の音楽会を作っていかれます。
楽しみな未来になりそうだなと思います。
じ~~とした
なんてこと書いてたらもう一つ浮かびました。(実にいきあたりばったり)
存続が騒がれたNoism。
必要なのか、とか言われましたよね。
しかしNoism1さんのここ2回の公演は文句なしに素晴らしいものでした。
初めて見たという方をも十分ファンにできたと思いますよ。
一番新しい公演では私もNOism入団時から知っているメンバーが大きなポジションで踊っていました。
最初は下部組織のNoism2からスタートして、地道に修練して1に昇格。
いい役をもらえたと思ったら骨折して苦しいシーズンになったときもありました。
Noismの作品は個人で成り立っているものではなく全体でのものなので、あまり個人の話をするのはよくないかもなので名前は出しませんが。
ずっと応援してきた若手が花開く瞬間を目にするというのは嬉しいです。
見てて、じ~~~んと来ました。
きっと他にもいろいろあると思うのですが、そろそろ掃除しないといけないのでこの辺りで。
来年大注目しているのは
完全帰国してきた 大瀧拓哉さんです!!
地元応援団として力になりたいと思います。
あと、新しいりゅーとぴあオルガン担当になった石丸由佳さんも応援したいですね。
みんな本当によく頑張っています。立派です。
当店も2004年8月にオープンして、ちょっと心折れて、、、2011年12月25日に閉店します。7年4か月ありがとうございました。
としたことがありました。いろいろあってゆるゆる継続しました。
そうしたら
その予定閉店日から8年が経ちました!
7年4か月を超えました。
もしあの時やめていたら、この8年でお会いできた人とは出会えなかった。
そう思うと続けてきてよかったなと思っています。
まわりのたくさんの皆さんに感謝です。
それでは明日から3日まで休まさせていただきます。
1月4日から2020年はスタートします。
またよろしくお願いいたします。今年一年ありがとうございました!
あ、よかったらこちらお聞きくださいね。
放 送 日
2019.12.31
今朝は行きつけの「くら田」さんのラーメン食べてきました。

良いお年を!!!
遠藤麻理さんと飯尾洋一さんのツインナビでお送りします。
テーマはベートーヴェンです。
番組メールアドレスは hello@fmport.com
すでに受付中なので、クラシックにまつわるメッセージお待ちしています。