肥やし。
ありがとうございます。もうほんまさんは充分素晴らしい演奏者なのに上をもっと目指すと言うお気持ちですよね。
それでいいんでないでしょうか。
私は別に音楽をやるうえで文学やら絵画やら等などに詳しければいいかってものでもないと思います。
かえって邪魔になるケースもあるかもしれませんし。
でもだいたいにおいては刺激を受けるってのはあるでしょうね。
私はまず大事なのは様々なことに興味を持ったりしてちょっとでも向上しようということ自体が価値あるものだと思います。
まずは人間力のベクトルを上に持っていくようにする。みたいな。
あとは批評家になることなくまっさらな心で見て感心したろ驚いたりへーと思ったり。
そんなことは積み重なって知識となってついていくと思います。
高級な「芸術」を見るより私はいろいろな「人」と話したりすることもいいんではないかなとも思いますしね。
そのためには人間謙虚でいたいものです。
なにか取り入れなければ!と思われていること自体いいことだと思います。
ところで私は今の仕事でとても参考にしている二人の人の著作があります。
藤村正宏さんと小阪裕司さんという方でマーケティングリサーチ会社の代表をやられている方です。
けっこうその筋では有名な人なんですよ。
数年前にたまたまどちらかの著作を読んで、すごく賛同したんですね。
そうしたらほどなくして、もう一人の方の著作を読んだんですがこれがまたほとんど同じような考えのものだったので、もしかして同一人物なのでは?と思ったものです。
それ以来、新作が発売されると買ったり枕元において時折読んだりしています。
お二人共通なメッセージは
「人にワクワク感をあたえよう!」というのが大筋なんですね。(すごく大筋なんですが)
私もいつもどうしたらそれぞれのお客様に喜んでもらえるのかなと思っています。
常に周りの人やものから学ぶ気持ちを忘れないようにしたいと思っています。
そうすると一日一日自分自身も新しくなるかな?
「次はもっと新しいルービンシュタインをお見せしましょう」って大ピアニストのルービンシュタインさんは引退間際まで言ってたそうですが素敵なことですね。
私も一日たったら新しい私になっている。。。かな?
当店にはご高齢(70代後半)でいらっしゃるのですが、いつも未知の作曲家の作品を楽しみにご購入されるお客様がいらっしゃいます。
いやぁ頭が下がります。
ぜひとも見習いたいものです。
いっつも肥やしをくれていれば花が咲くことでしょう。(うっ我ながらクサイ!)