えぢから画力01
これは新潟での映画作成をやっている新潟映画塾さんが作った「にいがたがにいがたでにいがたを撮った100%にいがたムービー」の祭典です。
昼の12時から夜の8時過ぎまで一挙に前8本を2回流すと言うもの。
私は午後4時頃から見ましたが1本大作があって7本ショートムービーなので大作が半分、短いのは全部見れました。
入ったらその大作。なんかパンフ見るとすごい!ということらしいのですが。。。
暗い画面で脈略のいないストーリー。台詞も少なくドラマも無く。。。という典型的なインディーズムービーとお見受け。
ごめんない!私にはわからんかった。。途中からしか見れなかったからかもしんない。でも私の後ろの男二人連れは終わるとすぐ「わっかんね~」「俺には難しすぎる~」との声。
それに上映中におおいびきでお休みになられている御仁もいらっしゃったり。
かってはそういうわけわかんないようなものが支持された時代もあったんだと思うけど、もっと一般の人が見る、支持するにはわかりやすいものがいいと思うんだけど。。。でも私専門ではないのですいません。。
短いものはさすがにわかりやすいものが多かったです!
けっこうロケ地も地元ばっかりなので知ってるとこ多くてそれがスクリーンに映るってのも楽しい。今日のさかいさまのお店なんかもばっちり映ってたし、私の住んでるとこの近所の本屋さんなんかも映ってた。
そんななかずーっと見てたら。。。「んん!!!」
なんと知ってる人間がいきなり出てきた!
彼の台詞が「おい!お前なにしてるんだ!」って台詞一つだったんだけど、「それはおいらの台詞だぞ、お前なにしてんだ!」と思いましたよ。おかげで目が覚めました。
短いもので1本、なかなかいいじゃんと思うものがありました。
「私はもう」という倦怠期のカップルみたいなものを画いたものだったんですが、これ面白かったです。この作品もそうだったんですが他のも監督が女性の作品の方が見ててわかりやすく楽しめましたね。
なんか男性監督作品のは個人のエゴ?みたいなものが感じられて「俺の感性がわからない奴はついてこなくていいよ」みたいな時あるんですよね。
まぁそんなで3時間以上久々に映画を見ました。
出来は様々だったけど、やっぱ映画見るってコト自体いいですね。
この映画館は以前は松竹系のちゃんとした映画館だったんですが、閉館して今では専門学校さんの持ち物となりこうしたイベントの時しか映画館として使われません。
でも施設は今でもきれいなミニシアターとして充分通用します。もったいないですねぇ~
新潟にはシネウインドというミニシアターがあってもう20周年にもなってますが、あれだけ熱意のある代表が頑張っていて応援者がいてミニコミ誌なんかも作ってやっています。
でも経営が楽と言う話は聞こえてきませんし、逆に人員減らしたなんていうらしいですね。
なかなか理想がお金になりにくいんだと思います
それにそんなこと言ってる私ですら昨年は一度も行ってないですしね。
以前はよく行ったり、好きな映画は3回くらい観に行ったりしたんです。
(それは「ブルー」って映画。いい映画。)
古町地区にもなんとかミニシアターほしいものです。
やっぱり映画館が地区にないとさびしいです。
どなたか大金持ちさんでもバックについてくれるといいんでけどね~。

あのバス停ってそちらの近くでしょ?
あと海へのところは藤塚浜という噂もあるし、砂浜は小針ですよね。
現実の場所知ってると「おかしい!」とも思うけど、仕方ないかな。
でもいい映画です。
ちなみに小西真奈美さんは私の好きな女優第2位です。
深く潜れ!の頃から好きです。最近のファニーな路線にはちょっと?とも思うけど今度『天使の卵』のヒロインやるそうで、それは原作ともぴったりかなと期待してます。
今回のイベントでウインドとかについてのシンポジウムの冊子がついてて読んだんですがなかなか勉強になる事が書いてありました。
なかなか理想と現実の問題って難しいと思いましたよ。
映画また見に行こうと思いました。