チェロいいなぁ~。
それはそこの先生が当店のお客様でもあるので行ったんです。
まぁ渡されたプログラムを見て、予想通り、いや予想以上に平均年齢が低い。
年長さんから上でも小学生くらいというところ。
いやはや。。。と思っていたらよくよくプログラムを見たら、最後に音大受験者演奏と控えめに書いてありました。
それでお子様の発表会が終わりまして休憩となったんですが,そこでもうぞろぞろとほとんどのお客様は帰られてしまいました。まぁお子様たちが終わったので一斉に帰られたんです。
もうホール内のお客様は私を入れても10人いません。
そんな中受験生さんたちの演奏が始まりました。
もう発表と言うより公開練習といった感じでしたね。
ずっとピアノが続いて。。。。ちょっとねむねむ~になってきたんですが。。
そんな中ラストで舞台で上がられたのが新潟中央高校でチェロを専攻されている女子校生Sさん。
彼女の演奏を見るのは3回目でしたが、いいですね~。
とくに技術的とかではまだまだ危ういところがあるようですが、のびのびと歌わせたチェロを弾かれてます。
無伴奏物を何曲かやられた後、ハイドンの協奏曲の2楽章をピアノバックでやられたんですが、じ~んときてしまいました。
弦はいいなぁ~と思いましたよ。
(弦ばかり聞いたらピアノいいなぁと思いますけどね)
さてチェロですが今日のさかいさまがブログでガスティネルというチェリストをとてもお褒めになられています。(素晴らしい写真も載せていらっしゃいました)
たしかに今の中堅のチェリストでは外せない人ですね。女性ですがいまどき珍しい強い演奏をされるイメージがありますよ。
そしてあとは個人的にはケラスも好きです。
はったりが弱いからでおとなしすぎて迫力が欠けると感じられる人もいると思いますが、あの繊細できれいな音が奏でる演奏はちょっとつぼにきますね。
男性的な女性のガスティネル、女性的な男性のケラスというとこでしょうか。
その二人の後にも私が注目している若手のダニエル・ミュラー・ショットがいます。
グラモフォンレーベルにもムターと組んだものが出ましたし、これからきっともっと有名になってきますよ!
ということで今日のお勧めはそのミュラー・ショットがソロを弾いていて、曲も知られざる名曲のラフのチェロソナタ&チェロ協奏曲!!世界初録音ですがなんでこんないい曲が録音無かったの?ってくらいいい作品です。

演奏もいいですよ!お勧めです!