おじじは元気!
そんなことをいくつも思った週末でした。
基本的に当店のお客様は平均年齢がたかーーい方々と学生さんの離れた層の方々が多いんですね。
たまたま新大オケのメンバーさんが二人お越しの時にまず新潟市内ではちょいと有名な某新聞社にお勤めのS様いらしゃっいました。この方ちょっとお声が大きい。
それで嵐のごとくお買い上げいただき帰られました。
そうしましたら今度は入れ替わりのように、店内のレジ横にどーんと掛けてある書をお書きいただいたご常連さまがお越しになられ博識あるお話を。。。
この方もちょーっちお声が大きい。
まぁお元気と言うことですね。
新大オケの女子大生もお二人を見て「お元気な方々ですね~」と驚かれていました。
でも若い方々も年の離れた同じ趣味趣向をお持ちの方々のお話を聞ける場となってる時もありいいかなとも思っています。
最近では「店に談話室あるといいねぇ~」なんて声もあったりして(広いところに越せたら作ります。難しー!)
あと最近のお年寄りと呼んでもいい指揮者の演奏で感銘をうけたものが二つ。
土曜日にIANIS様がご来店になられ新譜のスクロヴァチェフスキー指揮のベートーヴェン合唱を買われ、ちょっと聞かせていただきました。
これがなかなかよかったんです。
合唱の前に英雄が発売になっていて、それも1楽章だけ聞いたことあってなかなか良かったんですが、この合唱もなかなか。
特に旋律のスムーズな強弱の運びとリズム感のよさが感じられました。
とても80を超えたおじじの指揮とは思えない演奏でした。
これこのまま全集まで行くとちょっとした名全集になりますよ、きっと。
そいで夜N響アワーで先月末に来日したブロムシュテットがブラームス1番を振ったのを見ました。
この方もまもなく80の大台のおじじなんですが、素晴らしい演奏でしたね。
一言で言うと「きれい!」
重すぎずとてもすっきりとしたブラームスだったと思います。
変な力みがないのがいいですね。
見た目もますます高級な執事さんみたいに見えるブロムシュテットさん、足腰もまだ大丈夫そうですので無理せず長い活動をお願いしたいものです。
80歳って私は折り返し地点をちょっと過ぎたとこですが正直言ってそこまで到達できる自身が無いですね。
でももしそこのあたりまでいけるのであれば、いつも明るく穏やかなおじじになりたいと思っています。
目標はおじゃる丸のトミーおじいちゃんです!あんなおじじに私はなりたいなぁ。

「東堀」で検索したらここにたどり着き、感激してお気に入りにいれてしましましたw
実家がコンチェルトさんのすぐ近くなので、私も何度かお邪魔してます。
何枚か欲しいCDがあるので帰省したときは、また寄らせてもらいますね。
先日ブロムシュテットさんの演奏会行って来ました。N響アワーで放送してたものの次の日の演奏会です。
まさに綺麗なブラームスでしたね。すんなりと耳の中にはいってくるような。まだ忘れられませんよ。
私もあんなふうに年を取れたらいいなぁなんて思います。

音楽は瑞々しく、そしてその内包するものはどこまでも広々としている。
それは「雄大」という形容詞とは異なっていて、もっとこころの大きなものだと感じますし、「精神性云々」とも異なる美しい魂を感じました。
スクロヴァの第9ともども、人が生長し続けることの素晴らしさを感じずにはいられません。
す。その時は行けなかったんですがもしまた来られるようなときがあればぜひ見たい演奏家さんです。ありがとうございました。

ただおじいさんやおばあさんの思い出って一生忘れませんよね。
そういう思い出をお孫さんにまさに今作られていることをとてもうらやましく思います。