恐る恐る。。クラリネットでは。。
ではクラリネットでのお勧めのものです。
ジェラルド・フィンジのクラリネット協奏曲!
以前アレンスキーがすき!と書いたことがありましたが、アレンスキーと並んでCDが発売されるのを見るとつい買ってしまう作曲家がフィンジなんです。
いいですよねフィンジ!
一番有名なのは合唱、声楽なんでしょうが管弦楽物で一番有名となると
まずクラリネット協奏曲、ついでチェロ協奏曲、その次に弦楽合奏のためのロマンス、次にヴァイオリン協奏曲から独立してることが多い二楽章、別名で「入祭唱」となってる場合が多いですね。
上品なんだけどかげりを含んだロマンティシズムを感じます。
フィンジは時代から言うと1901年生まれで1956年没なんです。記念イヤーとなるからもっと盛り上がってもいいんですけどね。
まぁその時代と言うと時代の音楽はいわゆる「現代音楽」が流れの中、イギリスの片田舎にひっこんで作った曲はちっとも複雑でなくいつも優しい音楽になっています。
そんなフィンジの代表作がクラリネット協奏曲です。
ちょっと暗い曲ですが20世紀のクラリネット作品としては名品だと思います。
でも私がフィンジで1曲というと「ロマンス」です。
まぁフィンジについてはまた後日に。
同じイギリス物ではスタンフォードのクラリネット協奏曲なんかもちょっと聞かせますね~
え~待たせやがってフィンジかぁ~そんなん今ではちっとも秘曲じゃないぞ~
と思われる方にはこれでどうだぁ!てな感じでもういっちょ!
ミシェル・ヨストのクラリネットと弦楽トリオのための6つの四重奏曲です!
最近CDが発売になりました。世界初録音とのこと。(ちなみにあります)
作曲者のヨストなんかまず作曲者名鑑には載っていないと思います。
時代的には1754年に生まれて1786年に没しています。フランスの作曲家です。
この時代というと。。。そうモーツアルトと同世代なんですね。
それでこの曲はと言うと
「なんだこれモーツアルトじゃん!でも単なるにせもんではなく、なかなかいいぞ」
てなところです。
当時の時代が今で言うモーツアルトのような音楽であふれていたのかもしれませんが、とにかくそっくり。ケッヘル番号ついててもわからないと不思議ではないくらいです。
私が聴いてびっくりしたってのはこれです。
たしかにモーツアルトのようではあるけれど、なかなかいいです!
一度話の種に聞いてみてもいいと思いますよ。
歴史にうずもれている作曲家ってまだまだいっぱいいるんだと言うことを思い知った作曲者でしたね。
今日私のブログに書いてあったのをご覧になられてアレンスキーをお求めいただきましたお客様がいらっしゃいました。
ほんとうにありがとうございます。聞かれてよかったでしょうか?なんか責任重大な感じです。
どきどきものですね。
私自身まだまだ未知の領域がたくさんあります。
こんな曲いいよ!ってのがあったらどしどし教えてくださいね。

ありがとうございました。

個人的にはクラリネットはクロンマーやクルーセルが好きです。これらもあまり日本でCD出てないんですよね。なのでもっぱら輸入版で揃えてます。でもクラ奏者でも知らない人が多いんですよね。。
二枚で3360円です。
クロンマーは有名ですよね、クルーセルですか知りませんでした。メモしなくては!
そういうその楽器をやってる人にはちょー有名なんだけど他の人には全く無名ってのがすごく興味あるんですよ。
(今夜のねたにしようかな)
クラ奏者はたしかに今分からない人多いですねー。
この前グラムフォン紙で演奏者が選ぶ最高のクラリネットはキングが選ばれてたようですね。まぁイギリスの雑誌という事もあるんでしょうけどね。あと今度生でアンサンブル聞かせて欲しいです!

CDありがとうございます。なかなか行く機会が無いのですが近日伺います。
アンサンブルは機会を作ってくださればいつでもやります(^_^)って練習しないとなぁ(^_^;)
若いクラではカルボナーラっていいと思いますよ、なんつたって名前がまずいいですねぇ覚えやすくって!