コンチェルト第18回うちわコンサート(前半)
久々に当店のうちわコンサートを行いました。
前回は2011年8月15日でした。なので5年ぶりです。
私自身この5年を考えたり、過去のうちわコンサートのことを思い返したり。
いろいろと思うところありました。
またやっていこうと思っています。
ちなみに今回、淺香みのりさんがトークで
「うちわコンサートのうちわって「内輪」なのか「団扇」なのか悩みました」
と言われましたが、内輪でございますので。
では今回の写真は「いぽぽぽぱんぱのブログ」でおなじみのいぽぽぽぱんぱさんが撮ってくれたものを中心として、新潟室内の雷神Fさんのものも交えながらすすめていきます。
5年ぶりに行うということで、やはり過去に出演していただいた人でスタートするべきだろうと思い、トップは第1回目の1曲を私と共にドラクエマーチで出てもらったピアノの渡部喬さん。


曲はベートーヴェンの告別ソナタから第2・3楽章。
新潟大学ピアノ愛好会初代会長だった渡部さん、いつも坂本龍一やらジブリやら自作やらを弾いてもらっていましたが今回は直球クラシック。5年ぶりの幕開けにふさわしい演奏でした。
また渡部さんには今回聴きにいらしてたある方と偶然のサプライズ再開もあったりしました。世間は狭い。それはまた最後に。
2番目はこの日5時までに長岡に行かねばならなかったところ、時間をつくってきてくれたチェロ風間勇太さん。ありがとうございます。


曲はバッハ無伴奏チェロ組曲より。
ジュニアオケ、新大オケで演奏してこられ、今では新潟メモリアルオケに参加され、またジュニアオケのOBOGオケであるルヴォワールの中心人物でもある風間さん。とてもいい音色でチェロでした。
ヴァイオリン小戸田さんとのデュオなどもまた楽しみにしています。ありがとうございました。
3番目は今回の最年少。現在中学3年生の成田みやかさん。


曲は今年の県コンクールでも優秀賞を獲得された際に弾かれたドビュッシーのピアノのためによりプレリュード。
県コンまでに何度も何度も練習した曲なので、もう終わってから再度練習するのはきつい~ということだったのですが、なんとかやってくれました。というか、そんなことを思う演奏ではなかったですね。県コン本番にも負けないくらいの演奏でした。とってもシャイな方なので、これからいろんなピアノの知り合いが増えていくといいですね。ありがとうございました。
続いてもフレッシュなリレー、呼ばれて飛び出てじゃじゃじゃジャーン。。みたいな登場w
しおりん、、い、いや野上詩織さん登場!


曲はベートーヴェンのピアノソナタ第6番より第1楽章とボロディンの小組曲より第1曲「尼僧院にて」
しおりんというと、とかくそのキャラクターがみんなに愛されるのですが、しおりんのピアノは魅力があります。いわゆるコンクールで鍛え上げるというものとは別の道をいってます。
表現力がすごくいいです。大きく鳴らしてというタイプでないのですが思わず聴き入るんですよね。
このボロディンってめったに聴く曲ではないということもあるのですが感動しました。
くらしき作陽音大で頑張っています。
ベテラン登場!
新潟室内合奏団金管セクションの要、ホルンの山辺貴司さん。
ピアノは淺香みのりさん。


曲はサンサーンスのロマンス。
いつもオケの中で聴く山辺さんの勇壮なホルンとはまた一味違った優しくあたたかいソロでした。
それに淺香さんとのコンビワークがとってもいいですね。
お互いが気持ちよさそうに演奏されていたのがよかったです。
前半最後は槇坂優花さん。
マッキーさん、いつも笑顔が素敵です。


曲はカプースチンのピアノソナタ第1番より第4楽章。
先日の国立音大県人会でも弾かれてたこのカプスーチン。今回は前回以上にリラックスして弾けてたとある方よりお聞きしました。
ノリの良さが存分に表現されていたと思います。
槇坂さんは今週末の21日に新潟中央高校第15期生さんのコンサートにも出演されます。
頑張ってくださいね!
というところで前半終了。
余裕の技とフレッシュな魅力が重なり合ったキラキラした感じの前半でした。
続きは次の記事で。