巨星墜つ。ついにこの日が。
宇野功芳さんが10日にお亡くなりになられてたんですね。
いやぁ、、、なんか、何とも言えない気持ちです。
クラシックの音楽評論の世界では今までも大御所と言われる方が、亡くなられた時には
「はぁ~」と思ったものですけど。吉田さんを含めて。
それでも、まだ宇野さんいるしね。とか勝手に思っていたものでした。
と、言ってもこの数年、いや20年くらいはどちらかというと私はアンチだったかもしれません。
しかし私もそうでしたし、クラシックのソフトを買おう。そのためにどの演奏がいいのか調べよう。
そう思ったときに一番参考になったのはやはり宇野さんの著作だったと思います。
私の頃はたくさん大御所さんがいらっしゃいました。本流というような方がたくさんいらっしゃる中、宇野さんはものすごいアウトサイダーで、書かれる言葉なんかも感情起伏が激しく
べた褒めするものあればケチョンケチョンにけなすものあり。関西の鬼才ここにあり!
そんな感じでしたね。
私だけでなく、そんな若き日の宇野さんの著作にふれた人はたぶんそうだと思うのですが
宇野さんの推す録音って頭に刷り込まれてますよね。しかも言葉と共に。
クナのブル8でのアルプスを越えてどうとかこうとかもそうだし
随所で使われた「切れば血の出るようなフォルテ」とか
若き日の私も宇野さんの勧めるものから買っていました。なのでその呪縛から抜け出るのがたいへんだったものもあります。
私も20代後半くらいになると、なんとなくアンチ宇野さんぽくなってきました。
若い時のはしかみたいなものかもしれません。
でもクラシックというどちらかと言えば慎重でちょっと権威的なような評論家さんの中に講談師のようなアウトサイダーな立ち位置だったころの宇野さんはすごかった。
大木さんが1番でクロキョーが2番に好きだった私でも、宇野さんの影響はものすごい大きく感じていました。
宇野さんがこの世を去るというのは、一つの時代が終わった感じがあります。
昨年、新潟県音楽コンクール本選会に宇野さんは名誉顧問みたいな形で新潟に来られました。
私も見に行きました。お元気だったんですけどね。
これが宇野功芳かぁ~~~と思って見たものです。
なんか、久々に宇野さんの書いたものでも読んでみようかな。。とか思いました。
正直ちょっと気が抜けてしまいました。
おっと、昔話になってしまいました。
がらりと話変わって
今日はピアノの玉木彩葉さんが来てくれました。

こちらのチケットを持ってきてくれました。販売スタートします!

9月24日(土曜日)りゅーとぴあコンサートホール 13時開演
「第8回チャリティーコンサート」
チケット 1200円
弥彦の石川先生門下の皆さんが毎年行われているこのチャリティーコンサート。
今年は夏ではなく9月。そして会場はりゅーとぴあコンサートホールです!
第1部は門下の皆さんが戻ってきてくれて、頑張って演奏をされます。皆さん言わずと知れた名手ぞろい。今回は2台ピアノもあります。賛助出演で吉井愛貴さんも参加されますよ。
第2部は新企画で よさこいやピアノ弾き語りとなります。この鎌倉亜子さんって私が知ってるシンガー。。。だと思います。新潟のロックシーンでは有名な方ですよ。
そして第3部はこのコンサートいえば、おなじみとなります
オーディオ・ドラマ「月光」
これは毎回最後に演じられています。
門下の皆さんによる朗読劇プラス玉木さんの演奏による「月光」
今回はそこに唄が加わるそうです。この歌のメンバーもピアノフリークにはおなじみの皆さん。
まさに門下を挙げての公演となります。
この最後の「月光」には石川先生の熱い思いみたいなものを感じますね。
普通の門下発表会ではないという意気込みがあります。
ぜひいかがでしょうか。チケット販売しております。
週も新しくなりましたのでこちらもぜひご覧ください。
「コンチェルト新潟クラシックライブインフォメーション」
今週もいろいろあります。
18日の土曜日には新潟が全国に! AKBグループさんの総選挙結果発表がありますしね。
いい1週間でありますように。天気もいいように。。