人気ブログランキング | 話題のタグを見る

コンチェルト2号感動の毎日 concerto2.exblog.jp

新潟市西堀前通1のギャラリー蔵織さんの中に移転しました。


by concerto-2

今日もつらつらと見てて~県コンの思い出。

今日は夏のような日差しです。

もう水曜日ではありますが、週も変わったのでこちらまた見てくださいね。
新しいものもどんどんアップしております。

「コンチェルト新潟クラシックライブインフォメーション

さて、県民の新聞さんから連絡ありまして、今週末くらいに今年の新潟県音楽コンクール本選会のチケットを持ってこられるとのこと。
もうそんな季節です。予選ももうすぐ始まっていきますね。
エントリーされる皆さん、頑張ってください!

そんなこともあって、つらつらと~こんなもん眺めてました。
今日もつらつらと見てて~県コンの思い出。_e0046190_17203390.jpg

県コン本選会の会場で販売されるプログラムです。
も~これらは私の愛読書と言っても過言ではありませんw

残念なのは私が県コン見に行くようになったのは2006年からだということ。
2005年から見たかった!
ただ私と県コンとのお付き合いの始まりは2005年なんですね。
でも本選ではなく、受賞者コンサート。

当時の私と言えば大の羽柴累さんファン! 
あの「あたいに近づいたら切るよ」みたいな雰囲気に魅了されていました。

ところが本選会を見に行って来た当店の常連ボーイズたちが二人して
「あのラフマニノフ弾いた人はすごかった!」
「そうだよ大賞で間違いなしと思ったよ」
とのこと。。。。は?うちの累姫より上の賞?
どんな人やねん。。。ゆるさへんで。。

と勇んで見にいったのが2005年の受賞者コンサート。
相変わらず羽柴累さんの氷のヴァイオリンは凄まじく。惚れ直したものです。
それで最後の演奏者、今年の大賞受賞者~ということでステージに現れたのが

小黒亜紀さんでした。

はぁ?こ、こ、このお菓子の国から舞い降りたお嬢様みたい人が、うちのクールビューチー累さまの上の賞??
と驚きました。何ゆーてんねん!とも正直思いました。。。思ったのですが。。。

その御菓子の国から舞い降りたみたいなお嬢様がピアノ弾き始めたら。。

これまた驚きました。

すさまじい演奏でした。そこにはお菓子の国はなくナポリタンにどっさり振り掛ける真っ赤なタバスコのような激烈な演奏。これは当店の常連ボーイズが絶賛してたのもうなずける。。素晴らしい。

。。。おみそれしました。。。本当に素晴らしい演奏でした。

これが私が小黒亜紀さんを初めて聴いた&見た瞬間でした。

すっげぇ~と思ったのもつかの間。
演奏後のインタビューでは思いっきり御菓子の国のお姫様に戻ってたのでカックンとなったことも覚えていますw
そうしたギャップが小黒亜紀さんの魅力でもありますね。
一瞬で小黒さんのファンになった瞬間でした。


今思い返せば、この受賞者コンサートにはピアノ高橋沙紀子さんも出てました。ソプラノ宮澤優子さんもすごかった。最前列の私は食われると思ったw
すごい受賞者コンサートでした。
これが私と県コン関連の最初の出会い。


そして翌年、初めて本選会を見に行きました。
朝一にりゅーとぴあに向かい、夕方までいました。けっこう疲れる。。

2006年は結果として
大賞は ピアノの浅香みのりさん 県知事賞は 阿部沙衣子さん 最優秀賞は阪まどかさん、横田聡子さん、五十嵐冬馬さん でした。

まずもう小山裕幾さんの後を継ぐとして話題だった五十嵐冬馬さんはすごかったですね。
まだ当時中1だったのに社会人みたいな貫禄がありました。それに上手かった。
浅香みのりさんは本当に独特なスタイルが目を引きました。当時は今の浅香さんより動きが大きかったです。
阿部さんはこの後ずっと聴くことになる人で、当時からパーフェクトな力がありました。
なにを弾いても阿部さんは完成度が高い人でしたね。
横田さんはお名前はよくお聞きしてたので心の底では応援してました。

この年ではピアノの末武英恵さん、ヴァイオリンの木野さん、ファゴットの小武内さんなど常連となっていく人たちがいずれも若いうちから記憶に残る演奏をされてましたね。
特に末武さんはスケールの大きな演奏で、いいな~と思ったのを覚えています。
実は小林浩子さんもこの年には本選会に出てて、上手い!とチェックしてました。偉いぞ私w

しかしこの本選会で一番おぉ!と思ったのは小学2年生で本選会に登場してきた

宮崎真ひろさんでした。

なんか、、、子供がこんなに弾けていいのか! と思ったことを覚えています。
宮崎さんはこの年で全体から一人しかもらえない奨励賞をもらい
翌年には小学3年生で最優秀賞を獲得することになるんですよね。
この頃から他の人とは違うものを宮崎さんは感じさせてくれてました。
それと、とっても可愛らしい小学2年生だったことも覚えています。

2007年は
結果として
大賞は 今井あいさん 県知事賞は ピアノ井波舞子さん、ヴァイオリン北原絢音さん 最優秀賞は 宮崎真ひろさん となっています。

この年から声楽部門が快進撃が始まったのです。
本選会に出場した中には翌年に大賞を受賞する原璃菜子さん、そしてその翌年に大賞を受賞される高橋維さんもこの本選会に出てました。すごいレベルの高かった年でした。
でも
私もずっと本選会を聴いてて、大賞は今井あいさんしかいないな。と思ってました。
もう一人だけ別の世界にいた感じがしましたね、この年の今井あいさんは。
コンクールだということを感じさせない楽しいステージでした。

そして前年に衝撃を受けた宮崎真ひろさんは圧倒的な冴えをみせて最優秀賞受賞。
この年だったかな。。。伝説のイスずれた事件(笑) そんなアクシデントにも負けず頑張ってましたね。

個人的にすごく応援してた河本彩さんもこの年には優秀賞をとられてました。もう一つ上もいけるかと思ってたんですが。


もっと簡単に書いて一気に昨年までを!

と思ったのですが、いろいろと思い出すとたくさん思い出が湧いて出てきました。

今頃こんな昔話を~とも思われるかもですね。

とりあえず今回はここまで。

また気が向いたらw
続きを書きます。

その頃小学生だった皆さんも今では高校生や大学生。中学生や高校生だった皆さんは社会に出ている人もいらっしゃることでしょう。
県コンはちょっと他のコンクールとは違う面もあって「お祭り」だと私も思っています。

参加された全ての皆さんにとって、いい、楽しかった「お祭り」として記憶されていることを願っています。

今年も楽しみですね。

今頃こんなこと書いてるなよ~と怒られそうかなw

明日もいい一日でありますように。
by concerto-2 | 2015-06-10 18:40 | 演奏会のこと | Comments(0)