昨日の県政記念館&東響さん。
やなせたかしさんがお亡くなりになられたとのことです。
あんぱんまんはもう誰もが知るところでありますが、私は名曲「さびしいカシの木」の作詞が素晴らしく
聴く度にいい方なんだろうな〜と思っていました。
また、上古町のある方のご子息がやなせさんのアシスタントをされていらっしゃることもあって、親近感を感じてました。ご冥福を御祈り申し上げます。
さて新潟市中央区東堀、夕方になって、ちょっと雲行きが怪しくなって来ました。
雨きそうです! 関東の方は台風の影響きているのでしょうか。
昨日のことですが
まず午後2時から当店すぐ近くの県政記念館さんで行なわれている
こちらに行って来ました!
チェロ根津要さんとチェンバロ笠原恒則さんのユニット「越友楽道」さんの第四回公演。
今回はプロダンサーの中野綾子さんと加藤千明さんのダンスを全面的に取り入れてのコンサートでした。
プログラムは
黛敏郎/文楽
門脇治/無伴奏チェンバロ組曲
ボッケリーニ/チェロと通奏低音のためのソナタG17
バッハ/ヴィオラダガンバとオブリガードチェンバロのためのソナタ第1番
バッハ/シャコンヌ
アンコールはバッハのカンタータの。。あ!何番だっけかw 156番だったと思います。そのシンフォニア。
この4人での公演は以前に教会で行なわれた事がありました。
でもこの県政記念館で4人でやるというのは中野さんと千明さんにとっては念願だったんですね。
それだけダンスの二人にとっても思い入れがあるし、力が入った公演だったと思います。
即興的な所があったり、ユニークなとこがあったりしましたが、いつも以上に気合いが入っている事を感じました。
とてもよかったと思います。
中でも後半最初のガンバソナタは音楽の舞曲的な一面をダンスで拡張して、優雅で明るい世界を表出してくれました。心地良い瞬間でした。
でもシャコンヌはやはり音楽の力がはんぱない曲なので、なかなかあの曲に演出をつけるというのは難しいと少し思ったりもしました。でもチャレンジ的には成功していたと思います。特に音楽に合わせて手拍子をたたくシーンがあって、最初にたたく2発の手拍子にはサプライズもありはっとしました。小さな事かもしれませんが斬新!
バッハという大きな山に4人で力を合わせて表現すると言うのは難しいのかもしれませんが、見事だったと思います。まだまだこれからもずっと取り組んでいけば、また違ったものが生み出せるのではないでしょうか。
たくさんの可能性を感じた公演でした。
県政記念館という素晴らしい場所をこうした催し物できていただくのもいいことです。
まだ来た事が無いという方多いんですよ。
ということで県政記念館さんにはまたこちらがあります。
御越しになられた方はわかると思いますが、県政記念館には空調がありません。文化財ですから。
11月4日というとかなり寒いです。外が晴れていても館内は冷えます。
素晴らしい演奏会を楽しみためにも、ぜひ温かな服装でお越し下さいませ。
そして夕方からは、りゅーとぴあコンサートホールへ。
東京交響楽団さん!
次期新音楽監督ジョナサン・ノット登場です!
プログラムは
R.シュトラウスの4つの最後の歌とアルプス交響曲。
Kondo先生の「にいがた音楽雑記帳」やりゅーとさんの「りゅーとライフ」などで詳しいことは御書きになられています。その通りです! なんですが(笑)
あまりに他力本願なのもちょっとなので私の感想も。
4つの最後の歌は名曲として思い入れのある方がたくさんいらっしゃいますよね。
ソプラノのクリスティーネ・ブリューワーさんは、こりゃ声量あるでしょ!みたいな立派な体格の方でした。
いいと思いました。でも正直オケの素晴らしさがこの静かな曲でも映えていたと思います。
特にホルン。この曲はホルン命だと思うのですが、さすがでした。
アルプスは。。。。単純にステージ上に楽器がいっぱいならんでいると無条件に嬉しいですね。
すっごく単純で子供じみていますがw
あの打楽器&特殊楽器コーナーといってもいいような一角はみても面白かったです。
そしてオーケストラがこの上なく美しかったです。
ジョナサン・ノットの特性という事もあると思いますが、すごくオーケストラが品があって、いい響きでした。
あんなに演奏者が多いのに、少しもうるさく感じない。
コントロールが行き届いた見事な演奏だったと思います。
これからのノット&東響さんは期待が持てると思いますよ。
そういう意味でも、ぜひもっとたくさんの方にきていただけるよう、今聴きにこられている方がお知り合いの方とかに紹介して来ていただけるようにしましょう。
どうせ新潟じゃ来ないのさ。とクールに決め込んだらそこから先は開けないと思います。
極端なことかもしれませんが、みんながそう思ったら東京交響楽団さんの新潟定期なんか無くなってしまうかもしれませんよ。今聴いている人がPRしていくのが一番いいと思うのです。
来期のシーズンはすっごくチャレンジなプログラムがならんでいます。
ちょっとマイナーだと→新潟じゃぁ来ない→仕方ない。→やはり新潟の客層はレベル低い。
なんて新潟の人が思ってたらいけないと思うのです。
東響さんの入場してこられて全員が揃うまで立って拍手に応えていらっしゃる、あの姿を見ているだけで胸が熱くなります。最初のとこだというのにw
一人一人が支えている事業だと思います。一人でも御客様が増えるって素晴らしいことですよ。
私が東響さんだったら(って変な例えですが)一人でも新規のお客様が増えたら嬉しいと思いますね。
ぜひみんなの力で盛り上げていきましょう。
もうすぐ!こちらがあります。
あさって!
10月17日 (木曜日) 18時半開演
飯森さんと東京交響楽団さんとの特割コンサートです!
あー私もチケットまだ買ってませんでした! でも行くつもりでいます。飯森さんの特割は絶品ですよ!
そして新潟定期の次回は、もう来月!
わたくし個人的に今期一番楽しみな公演なんです!
ブラームスのピアノ協奏曲第2番大好きなんです! 超楽しみです。
東響さんっていっつもフレッシュな感じがします。だから見ていると演奏の出来に関係なく
元気もらえる気がするんですよね。
昨日もいろいろと雑念が頭の中で渦巻いてたんですが、アルプス聴いてたらスーっと消えました。
終演後は気分上々でした。オケの皆さんに感謝。
さて明日の水曜日ですが!!
第3水曜日です!! 新潟市役所ロビコンです!!
明日は大プッシュ!!!
この3人の登場ですよ。
クラリネット林佳保里さん、オーボエ渡辺茜さん、ファゴット金子恭子さんのトリオ・アンシュミネの登場です。
12時20分からスタートです。ぜひご都合良かったら聴きに来られませんか。
明日は柏崎ではこちらがあります。
素晴らしいメンバーです!
三条ではこちらが!
平日ではありますが、ぜひご都合いい方は足を御運び下さい。
天気が良いことを祈りましょう。
コジマ録音さんが発売元となっている浜松市楽器博物館コレクションCDシリーズの豪華なカタログが届きました!
なかなか読み応えがあるいいカタログですよ。
一緒に写っているCDはこのシリーズ最新作の有田正広さんのクヴァンツフルートによるCPEバッハ フルートソナタ集です。いかがでしょうか。
秋には落ち着いたバロックものも合いますね。
涼しい。。というより寒くなって来ました。私の知り合いの方々にも風邪をひかれている方が多いです。
暖かくしていきましょう。
雨降って来ましたね。。無事に台風が通り過ぎますように。
明日もいい一日でありますように。