キュッヒルさん。文楽。
まずは水曜日のことになってしまいましたが、ウィーンフィルハーモニーのコンサートマスターにして顔とも言うべき大物。ライナー・キュッヒルさんの公演に行ってきました。

プログラムは
(ishizakiさんお借りします)
ベートーヴェン:ロマンス第2番 ヘ長調 Op.50
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第9番 イ長調 Op.47「クロイツェル」
チャイコフスキー:懐かしい土地の思い出 (瞑想曲、スケルツォ、メロディ)
クライスラー:ウィーン奇想曲
グラナドス(クライスラー編):スペイン舞曲
クライスラー:ロマンチックな子守歌
クライスラー:ジプシー奇想曲
ヴィエニャフスキ:グノーの《ファウスト》の主題による華麗なる幻想曲 Op.20
アンコール
序奏とタランテラ/サラサーテ
シチリアーノ&リゴドン/クライスラー
ヴァイオリンソナタ第6番 第2楽章/ベートヴェン
という内容でした。アンコールは3曲、終演したのは9時半ころ。それにその後はサイン会もされてて開放されたのは10時ころでしたね。キュッヒルさん大サービス! ありがたいことです。
こうしたファンサービスみたいなものもさすがは世界の大スターですね。
演奏はさすがはウィーンを感じさせてくれるような演奏でした。
アクセントがはっきりしていて、めりはりがある。そして歌うときはなだらかに歌いきる。
円熟の演奏だったと思います。
とにかく音が大きいこともありますが、存在感がはんぱなくありますよね。
なんというか単純にきれいなサウンドというだけでなく、いろんなものが詰まった音色。
たぶん細かい突っ込みどころなどもいろいろあるんだと思いますが、すべて包括された暖かさみたいなものがあったと思います。
そしてなにより
実は私は後半はもう魅了されていたんですよ。。。。。ピアノに!
ピアノの加藤洋之さんってたいへん失礼ながらまったく存じ上げてなかったんです。
前半のベートーヴェンはクロイツェルだから、もうちょっとピアノに出てきて丁々発止を~とか思ったりもしたんですが、あれはキュッヒルさんのヴァイオリンの音色を最大限感じていただけるような演奏なんだと今では思っています。
後半の小品の演奏に関しては
も~ピアノの素敵な音色が冴え渡ってましたね。
経歴をみるとさすがのキャリアをお持ちの方なんです。キュッヒルさんが選ぶくらいですからね。
それにお二人でウィーンのムジークフェラインでベートーヴェンのヴァイオリンソナタ全曲公演される方ですから。
いやぁほんとにいいピアノでした。もちろんヴァイオリンも。
とっても堪能できた公演でした。
実を言うとこの日は劇場で。。

人形浄瑠璃文楽もあって、そのチケットもいただける状況にあったんですね。
これキュッヒルさんとぶつかってなければ絶対に行ったんですが。
こちらは私の知り合いに代わりに行ってもらいました。
夜の部ですが、とても面白かったそうです。
語りをされる太夫さんが何役もの声を一人で使い分け、ものすごい熱演だったとのこと。
そして人形も最初はじめて見た事もあり遣いの方の顔が出ていることなど気になったそうなのですが、見ていると人形に集中するようになり、人形に感情がある感じすら受けたとのことでした。
台詞がわかるかと心配だったそうなのですが、きちんと舞台脇に台詞が表示されるシステムがあったのもよかったとのこと。
見たかったですね。
それとMさまありがとうございました。
なかなか平日にこうしたものが重なるというのも、新潟やるじゃん!と思った次第です。
週末のことに関しても今日書きます!
ちょっとこれから遅いランチを。。。
なんか今日もむしむししてます。
さっぱりとした秋の日になりませんかね。
こんな感じに。

プールにでも行きたくなりますw
ではまたアップします!

私の知り合いも全く初めてという人でしたが、面白かったそうです。
日本の古典芸能ってもっともっと知って行くようにするといいでしょうね。
私も機会があったら見てみたいと思いました。ありがとうございました。

狂言は私も2度見に行きました!野村家のですが面白かったです!
しかしやはり日本の古典もいろいろと知りたいですね。
以前に能を見て、くじけたことがあって再度チャレンジしたいです。
どうもありがとうございました。
友人もとても喜んでいました。ありがとうございました。