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コンチェルト2号感動の毎日 concerto2.exblog.jp

新潟市西堀前通1のギャラリー蔵織さんの中に移転しました。


by concerto-2

クラシック・ストリート雑感。と、いらっしゃいませ〜♪

昨日の連休最終日も何人もの方にいらしていただけました。
それについては後半に書きますね。

あとジャンク品セールまだまだやっておりますので、よろしくお願いします。

それで昨日はクラシック・ストリートの私がどこ行ったという事だけ書きましたが
昨日は御客様が続いて来られた事もあって続きをかけませんでした。

まぁ書くと言っても
演奏者の皆さんよかった!! みんなすごい!
ということになりますよ。
いやぁ日頃私が普通に会っている皆さんはすごいんだなぁ〜と改めて思いましたよ。

それで今日の午前中ですが、このクラシック・ストリートのまとめ役でありますジャズ喫茶スワンのママ、和田さんが店に来て下さっていろいろとお話ししました。
その私達の話からちょっと書きますね。

まず和田さんが一番気にされてて、すぐに私に言われた事は。
「演奏者さんなんか不満言われてなかった? 」でした。これは毎年和田さんが一番最初に言われますね。
謝礼が安いとか、運営がうまくないとか。。。そういうことをとても気にされていらっしゃるんですね。
私が御答えしたのは
「そういうことは全くありませんよ。演奏者の皆さんは全員とても感謝していると思います。このクラシックストリートで演奏するのを目標に何ヶ月も前から頑張って来てたんですから」

とてもそれは嬉しいと和田さんはおっしゃられてました。
クラシックストリートで演奏しても、その謝礼は薄謝だと思います。
でも演奏する人はそのことに不満を持たれている人はそう無いと思います。

と言うより。

それを主催のリーダーさんが薄謝であることを当然と思うか、それを申し訳ないと思うか。
そこが重要だと思うのです。
宣伝になるから謝礼なんかなくてもいいだろう。と思われる主催者さんて現実にいらっしゃることがあります。
それはおかしいですよね。
私も演奏者と聞きたいという方の取り持ちをすることが多々あるのですが、その場合必ず予算はいくらいくらいですか? と御聴きします。その数字を御聞きしてから演奏者さんに交渉をします。
あいまいなことでは残念な結果に終わる事があるので。
でも、その数字が大きい小さいって実はあまり関係ないんですよね。
聞きたいと言う主催の方のお気持ちが大事なんです。
熱い思いがあれば極端なことを言えば無償ということでもお役に立ちたいと思います。
だからリーダーの方の気持ちってすごく大事です。
和田さんはそういうお気持ちをすごく持ってらして、毎年のように終わるとチケットの回収の折りに気にされてらっしゃいます。素晴らしい事だと思いますよ。
そういう気持ちを持たれているのでジャズストリートも長く続いて来られているのだと思います。

和田さんご自身もお店のスワンさんでのライブをとても頼んでいらしたようです。
今回のスワンさんでのライブの様子も御聞きしました。市橋さんのときのこととかも。

むしろ
私が心配なのは演奏者さんへの謝礼がどうのこうのではなく
会場となるお店さんの事ですね。
クラシックストリートを二日間にまたした方が良いのでは?というご意見もあるそうですが
それはお店が大変でしょうね。
お店はお店なんです。ホールではないので、演奏会場とした場合メリットがあまりにも少ないのです。
特にジャズのお店の場合、クラシック聴きに来られたお客様が今後とも普通の時にお店に来てくれるかどうか可能性が少ない。
それなのに店を会場とするという事は1日の売上をゼロに近くしてしまうという事です。
そういうお店側の声は私も御聴きしたことがあります。当然主催の和田さんの耳にも入っています。
そんな時「じゃぁ、クラシックストリートやめる?」とお店に聞かれるそうです。
でもお店もやめるのは勿体ないし。。ということで収まるそうです。
初回の時と比べるとだいしホールとか音文とかは加わってきましたが、ジャズのライブハウスのようなところは減ってきましたよね。それはある意味当然だろうなと思います。
店に来てもらう事によって紹介になるから。というタネ巻けばいつか花が咲くという理論はかってなら正しい方策だったと思いますが、今では花が咲くまで待てない。予測されない将来より現実のことを優先する。
そういうことで私は今回たくさん場所をまわったのですが、そのことが一番私は気がかりになりました。
会場となるお店にもっとプラスになる事があればいいですね。

あと次回の改善点としてはお互いが思った事があって、それは次回に改善点とされるとのこと。

こんな大きなイベントをされるってたいへんですよ。
ましてや、ご自身の畑であるジャズ畑でなく、クラシックのイベントですから。
私にジャズのイベントしなさいって言われたらやりませんよ。
さっきも言いましたがジャズのライブハウスさんには大きなメリットはあまりありません。
それでもやろうとする熱意には素直に頭が下がります。
クラシック畑の関係者の一人として感謝いたしたいと思いました。
ありがとうございました。

今年のクラシック・ストリート。
最後に行ったのは最終コンサートでもあったジャズフラッシュさんでのテノール近藤さんとピアノ石川さん。それと賛助出演での和泉さん。
終わった後にフラッシュの佐藤マスターを入れての記念撮影を横から撮っちゃいました。
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そして最後でもあったので終演後はフラッシュさんの御客様として飲んで来ました。
佐藤マスターにはいつもお世話になっています。実はものすごいクラシックにも精通された方なんですよ。

一夜明けた昨日には
クラシックストリートで片山菜奈子さんとフレッシュなピアノデュオを聴かせてくれた宮崎真ひろさんが遊びに来てくれました。
真ひろさん、なんか弾いてよ!と言ったら
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リスト(シューマン)の献呈とショパンを弾いてくれました。
実はお母様の宮崎美代さんもかっては村山和子先生門下。
リクエストしたら
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キラキラ星変奏曲を楽しく弾いてくださったりして。
宮崎真ひろさんと片山菜奈子さんの時はスタジオスガマタ超満員で立ち見の御客様もたくさんでしたね!
またこの手製のプログラムがかわいくて。
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このシューマンがかわいいですねw

真ひろさんのお母様がピアノさんだと書きましたが、片山菜奈子さんのお母様の片山聡子さんは新大音楽科卒のピアノの先生でいらっしゃいます。
その片山聡子先生と菜奈子さん親子様も出られる発表会が12日にありますよ。
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5月12日(日曜日) 14時開演 スタジオA
ピアノの松田先生ゆかりの皆様による発表会だそうです。
片山聡子先生はバッハの平均律からとラフマニノフのプレリュード、菜奈子さんはショパンとラヴェルを弾かれるそうです。お時間ある方はいかがでしょうか。東響さんのロビコン聴かれた後にでもいいのではないでしょうか。
宮崎真ひろさんは今年は受験生とのことでいろいろとたいへんだそうです。静かに見守っていきたいなと思っています。若い皆さん頑張れ!

そして昨日の夜には柳本幸子さんが来てくれました。
いろいろと励まされてしまいました(笑)
そしてこちらのチケットをお預かりしました!
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6月21日(金曜日) りゅーとぴあスタジオA 14時開演 
「ソプラノ 柳本幸子 X リュート 白澤亨 with 猪爪彦一 油彩」
チケット 前売り 3000円 当日 3500円
珈琲&チョコレート付き 限定100名

です。素晴らしいデザインですね。裏面もなかなかいいんですよ。

思えば柳本幸子さんが新潟に戻って来られて、一番最初に公の場に復帰されたのがNSTのギャラリーでのソロギャラリーコンサート。ほんとのお一人でのアカペラコンサートでした。
私はある方からご紹介を受けて、聴きに行ってました。その時は柳本さんがどんな方かは全く知りません。
すごい声の力がある方だな。と感じました。
でも、なんかちょっとお一人は寂しいかな。。。と思ったのも本音。
でも、その次に行なわれたギャラリーコンサート。。一年後くらいでしたでしょうか。。
その時に柳本さんと一緒に共演されたのが白澤亨さんでいらっしゃいました。白澤さんならなんでも受け止めて、歌の魅力をアップさせてくれるから、いい方にめぐり逢えたな〜と思ったものでした。
その後、石井朋子さんの紹介で柳本さんとお会いする事が出来ました。
そして柳本幸子さんが躍進された事は私が言うまでもありません。柳本幸子ワールドは新潟音楽界の名物の一つと言ってもいいでしょう。見るとか聴くというより 「体験する」 と言った方が適切ではないかと思う柳本さんの世界。
普通のクラシックの世界とはまた一つ違ったものとしてもいいかもしれません。
柳本さんのように新潟から出られ、いろいろな土地をまわって吸収されて、そしてまた新潟に戻って来られて立派に活動されているってすごいことですよ。
ぜひこのコンサートいかがですか。チケット発売中です!

クラシック・ストリートでは16カ所まわったのですが、ゆっくり食事なんかしてる時間はありませんでした。
前の日の夜にスケジュールを整理して、場所の順番と道筋、チャリの置き場所などをイメージトレーニングしてました。そして食事はこれ!と決めてました。
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ホテルオークラのクリームパン!
タウン誌に新潟クリームパンの王様と書かれていたオークラのクリームパン。
私が一番と思っているピュアドゥ!さんのは女王
この二つが頭抜けているとタウン誌での評価。
オークラのは食べた事が無かったんです。迷わず木管三重奏さんを聴いた後に購入して、外で食べました。
うーん。。。美味いけれど。。ピュアドゥ!さんの出来たての方が私は上だと思うけど。。出来たてというのを比較に持ち出すのはフェアではありませんけどね。
でもオークラのも美味しかったです。

とこんな感じにクラシックストリートは街を紹介する。エリアが狭いので各会場を車で〜なんて方はまずいません。歩くか自転車でしょう。ぜひ街を巡るという楽しみも味わって欲しいですね。

これもジュルネという核があってのことです。
はっきり言えば、最初の頃から比べればジュルネ本体の有料公演入場者数って私は増える事はあまり無いと思います。昨年、減ったことが大きく新聞で取り上げられましたが、あれは当然ですよ。なんら驚く事ではありません。りゅーとぴあのホールに行かねば楽しまれなかったものが、その時期、街中でも充分楽しめる。
お金を出してホールの中に行かねばならない必要性が最初ほど感じられなくてもいいとなってきた。
だから全体として俯瞰で見た場合、有料公演の売上がどうのこうで問題視すること事態がナンセンスだと思います。(実際上がってたかもしれませんが)
だからジュルネの意義も大きくなって来ています。数字で不安がる事はありませんよ。

柳本さんが帰って来られて〜ということを書きましたが、今店内には品田真彦さんがいらしてくれてます。
品田さんもドイツから戻って来られて大活躍されています。
今週末には外山しのぶさんとのデュオとソロがあるものもあります。
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こちら申し込み制なのですが、もし行かれたいという方いらっしゃれば当店でも手配とれますのでお申し付け下さい。

新潟在住という事でなくても吉田友子さんや宮澤優子さんのような外に行ってらっしゃる方も地元に戻ってリサイタルをされたりもします。
また新潟出身でなくてもメジューエワさんやフィドルの大竹さんとか新潟が大好きだから何度でも来たいと言って下さる方々もたくさんいらっしゃいます。
それを支えるためにも、ぜひコンサートの会場にはいつもたくさんの人に来ていただきたいですね。
一番大事な事は身近に出来る事なのです。
当店もそうしたことに少しでも力になれればなと思っています。
なので当店もよろしくお願いしますねw

今日は寒いです。。。5月なのに。。
暖かくしていきましょう。
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テルツォさんのプチラザニア。美味です!
いい1日でありますように。
Commented by isizaki at 2013-05-08 10:36 x
私もクラシックストリート三昧の1日でした。今回心がけたことは聞きに入った会場がお店であれば、1ドリンクを頼んで、お店の売上げに貢献しようということです。来年以降も続くためにも、お店にとってプラスになることをすることが大事だと考えました。またまわりを注意して見ていましたが、結構ドリンクを飲んでいられる方もいて良い傾向だなと思いました。実は昨年の時に中高年のご婦人たちの会話が耳に入り、(これはいい考えだな)と思ったのですが、チラシ兼プログラムに会場になるお店のお勧めメニューを入れて、それを頼むようにするというのもひとつの手でないかなと考えた次第です。
ともあれ今回のクラシックストリートは、なんだか古町音楽オリエンテーリングにみたいでワクワクしました。参考までに、私がいったのは、1200トリオアルテミス→1330アンサンブルべヴィトーレ→1400渡辺・林・金子木管トリオ→1430佐藤Vn・長谷川p(入れず)、IHIKAWAIZUMI&BOA(入れず)→1530栗原・浅利FL・田中pトリオ→1630品田真彦さん→1700新潟フルートアンサンブル(途中から)→1800トリオベルガルモ→西谷S・澤田p→1930庭野FL・白澤gmb・笠原cmbトリオでした。
Commented by Daa at 2013-05-08 17:40 x
私も三公演聞かせていただきました。チケットこそ出演者パスでしたが、各公演の場所ではドリンク+α(A7はドリンクのみ注文可だったのでドリンクのみ)頼みました。フェアリーテイルや国際情報大カフェテリアでは元々レストランということもあってきちんと食事メニューも提供されていましたね。でも、チラシ兼プログラムだと分かりにくいですよね。大変だとは思いますが、isizakiさんも書かれているようにお勧めメニューとか書いてあるといいかもです。
7月に開催予定のジャズストリートの会場と比較すると確かにかなり会場数違いますよね。。難しいところかもしれませんがお店側も「ジャズじゃないと」という殻をうまくやぶって「音楽」として共存が出来るといいですね。ジャズ喫茶でもクラシックライブもありだよなぁと今回も出演及び鑑賞して感じた次第です。
Commented by concerto-2 at 2013-05-09 14:23
ishizakiさんありがとうございます。
そういう会場さんへの配慮も大事な事ですよね。
クラシックライブハウスがあればいいのですが、本業ジャズライブハウスのところでやっていただけるというのは本当にありがたい事だと思います。
入れず。っていうのも、また楽しくていいですよね。
それもまたクラシックストリートの楽しさの一つでもあるかと思います。
来年も楽しみにしましょう!
ありがとうございました。
Commented by concerto-2 at 2013-05-09 14:28
Daaさんありがとうございます。
そうですよね〜。

そうそうスワンの和田さんと話した中でジャズもクラシックも他もごっちゃにしたものでもいいんじゃないか?という意見もあったそうです。
でも和田さんはそれはしないということです。
それは私も大賛成です。
そのあたりがジャズストリート&クラシックストリートの基本的考え方として私は好きなポイントです。

それにしてもお店の皆さん、みんないい方でしたね。
あのA7の猫も(笑)
ありがとうございました。
by concerto-2 | 2013-05-07 16:04 | 街ネタ | Comments(4)