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コンチェルト2号感動の毎日 concerto2.exblog.jp

新潟市西堀前通1のギャラリー蔵織さんの中に移転しました。


by concerto-2

今朝の県民の新聞さん。う〜ん。。。。

真夏のような9月。
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でもちょっとづつ秋の気配きてますね。まだ日中は暑いけれど。。

まず昨日スタジオAで行われたこちらのコンサート。
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コントラバスだけでのアンサンブル「BASS GARDEN」さんの第5回演奏会
こちらに行って来ました。
新大オケのコンバスパートさんのOBOGさん達が組まれているアンサンブルです。
まずコントラバスだけのアンサンブルコンサートがあるってこと自体すごいですよ。
その存在だけでも新潟音楽界の目玉の一つです。
そして演奏もいいです! コントラバスだと音程の取り方が難しいと思うのです。
たしかに聴いてて難しいなと思うところもありましたが、そこはアンサンブルの楽しさがカバーしてくれてました。
リズム楽器としても使えるし、表現力の多様さは他の弦楽器と比べてもひけはとりません。
そんなコントラバスの楽器としての魅力をとってもよく伝えてくれた演奏会でした。

休憩時間にメンバーの方がコンバスをもって、客席のあちらこちらに行って御客様に楽器を説明したり触れてもらったり、ちょっと弾いてもらったりということもされてました。すごくいい事ですよ。
会場の雰囲気もよくなります。
ほんわかとしたいいコンサートでしたね。

司会も全部つとめられた代表でもある井関智加さん。華がありますよ! 明るい声で和みの空間をつくられていました。大学生の頃から大好きなプレーヤーさんでした。人としてもまろやかな感じになられて、大人になられたんだな〜と微笑ましい気持ちで見ていました。

このバスガーデンさん、これからも活動されるかと思いますので、ぜひ見て&聴いてほしいです。
コンバスかっこいいですよね〜。

今朝の県民の新聞さんのあーとぴくすには県政記念館で行われるチェロ四重奏コンサートの宣伝が載っていました。
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おぉー横坂先生がお書きになられていらっしゃる! さすがの名文です。
このコンサートは9月17日です。

また県政記念館さんではチェロ根津要さんとチェンバロ笠原さんとのデュオコンサートもありますよ。
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10月19日と20日です。

笠原さんと言えば先日の飯田万里子さんとの2台チェンバロコンサートで、ハイウエイスターをアンコールで演奏されぶったまげたのですが!
本日ご来店されこちらのDVDをお貸ししました。
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ディープパープルのアルバム「マシンヘッド」を当時のメンバー全員が全曲解説しているDVDです。
これ面白いんですよね。昨夜久々に見たのですが、ハイウエイスターを説明するのにイントロではベートーヴェン、ジョンロードのキーボードソロではバッハ、リッチーブラックモアのギターソロはなんとモーツアルトのアルペジオにそれぞれ影響されてつくったということが本人たちの口から説明されています。
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当時のブリティッシュロックの面々ってみんなクラシックの要素みたいなものが身に付いているんですよね。おそらく自然になんでしょうが、とても面白いです。
笠原さんはまだまだディープパープルに取り組むそうなので秋にはまた進化したチェンバロ版パープルナンバーが聴けると思いますますよ!お楽しみに。

イリーナ・メジューエワさんの公演が近づいてきましたよ!
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まだチケットはあるそうです。
いいところもあるかもしれませんよ!
メジュさんの演奏はぜひ聴いていただきたいです!

今朝古町通りを歩いていたらびっくりしたことがありました。
古町5にある老舗のヨシハラミシン店さんが今月いっぱいで閉店されるとの事。
80年以上続いた歴史に幕を閉じられるそうです。
う〜ん、なんかいろいろ考えちゃいますね。

そんなちょっと暗くなりそうな気持ちに拍車をかけそうなCDをご紹介。
バーバーのアダージョ100%です。
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映画「プラトゥーン」などで有名なバーバーのアダージョ。
あれを何通りものバージョンを1枚のCDにしたものです。
通常の弦楽アンサンブルからフルートものオリジナルのカルテットもの、声楽ものなどなど
さすがにあの曲連発して聴くとくら〜い気持ちになれますよ。
浸りたい方にはお勧めです。

さて! タイトルにした事なんですが
今朝の県民の新聞さんの第1面の下にあるコラムありますよね。
長岡藩と新発田藩のことから現代の日本と、領土問題でもめている国との関係まで話を持ってきていました。
それ自体は私もそう思う事があるのでいいのですが
新発田藩の例の事をあっさりと一言で片付けられています。
私はそれがどうもひっかかりました。
長岡藩が英傑で新発田藩が卑怯者というレッテルを貼ったかのような書き方には抵抗を感じます。
新発田藩がどうしてそうならざるをえなかったかをまず知って欲しいのと、結果的にその道を選んだ事に新発田の城下と新潟の町は戦火を逃れたのです。だから新潟市は新発田市に感謝すべき。
河井継之助はたしかに優れていたと思います。それについては反論の余地はありません。でも、もう少し長岡の町の被害を少なく出来たのではないかということを言われる方もいらっしゃいます。一概にこうだとは言えませんけどね。
新発田藩の筆頭家老溝口伊織さんと家老溝口半左衛門(半兵衛)さんの二人の知力の限りを尽くして藩と領民を守った事は河井継之助の業績と比べてもなんら引けを取る事はありません!
新発田藩藩主が人質に取られそうになった時に領民たちが一致団結して藩主を守ったことや、時勢を見極める情報収集能力の高さ、ゲリラ戦となった場合の新発田藩の強さ。そういったものがあったというのも「そのこと」の直後に幕府軍は新発田城を攻める事が出来なかった要因です。
かっこいい話になりにくかったからだと思いますが、そういった過去の先人たちの功績が新発田では全く伝えられていません。かたや河井継之助は全国的に有名になり、新潟市でも関連の講演会などが行われたりします。全く伝えられなかった側と少し拡大しそうなくらいに伝えられた側。
なんか今の国の対外問題と似てますよね。難しいものだと思います。
新発田のそういう戊辰戦争というか北越戦争ですが、もっと広く伝えるべきだと思います。
堀部安兵衛では何も伝わりませんよ。
日本人ビジネスマンがかって言われた「頭を下げてでも実利を取る!」
溝口伊織にしろ溝口半左衛門にしろ自分たちの決めた事で将来いろいろ言われる事は覚悟の上で、新発田の町や人を守る!そういう思いで決断したんだと思います。
今こそ過去の歴史を冷静に学び、決して新発田のやった事は卑怯ではない!
新しい世の中へ向かうためへの最上の一手であったんだ。
そういうことを県民の新聞さんで書いてくれないかな。
今朝のコラムの記事だけではあまりにも不公平です。実際の事が伝えられていません。
軽い気持ちで「そのこと」を書いては欲しくありません。
そう思いました。
Commented by どらやき at 2012-09-04 12:34 x
コンチェルト2号さま
ご来場いただきありがとうございました!
直接ご挨拶出来ずに終わってしまい申し訳ありませんでした。

演奏の質については、いつもメンバーは反省しきりで申し訳ないなと思う気持ちもありますが、少しでも楽しんでいただけたらうれしいです。
次回は7月7日にスタジオAです。もしご都合が会えばよろしくお願いします!
Commented by さんだーぼると at 2012-09-04 22:10 x
はじめまして
たまにだまって読ませていただいています。

県民の新聞を読み、そんなことがあったと知りました。
少し前に、新潟まつりと長岡花火を同じ時期にして
長岡市民から非難の声も聞こえるという記事を読み、
さらに新潟市側が考えたほうがいいのでは?てきな内容で
かなり長岡に加担した考え、あるいは一方的な知識の人が
書いている印象でした。

日報抄を書き写していて、この偏りは県民の新聞として
未熟です。

同じ人が書かれているのなら危険です。

こんちぇるとさんのブログで少しだけ知恵が増えました。
ありがとうございます。

Commented by concerto-2 at 2012-09-05 01:12
どらやきさんありがとうございます。
来てもらったお客様にどうしたらもっと喜んでもらえるのかな。
ということを皆さんで考えられたであろうことが
よくわかったいいコンサートでしたよ。
あの休憩時間のコンバスもって客席にというアイディアいいですね!
皆さんが休憩できないということがあって大変かもしれませんが、会場が一体となる雰囲気ができましたよ。
ファミリー向けにもナイスです!
ぜひこれからも頑張ってください!
確実に新潟音楽界の名物になります!
ありがとうございました。
Commented by concerto-2 at 2012-09-05 01:18
さんだーぼると様ありがとうございます。
私が書いたことで「それってどういうこと?」と興味を持っていただければ、それだけで充分嬉しいです。
長岡の問題より、新発田が教えていかないというのが問題なんでしょうけどね。
物事は伝わっていることだけが真実ではないこともある。
ということっていくつもあると思います。
忠臣蔵だってあれ調べれば吉良上野介ってすごい名君だったことがわかりますし、田沼意次もものすごい開明的な考えをもった方ということがわかります。歴史というものは結局勝者の書くものによって伝えられたものなので、実際はどうだったのかは自分で調べないとわからないということですね。
かっこいい話だけでない話にも光をだと思います。
ありがとうございました。
Commented by りゅーと at 2012-09-05 23:41 x
 河井継之助については司馬さんの「峠」を始めとして、ある種の美意識というか、ちょっと美しく書かれすぎているように個人的には思います。
 実際には継之助の決断で、長岡藩は凄まじい人的・物的被害を被った訳ですし、継之助の墓標が破壊されたりしている事実から、地元でも批判されていた方は当時から多かったのではないでしょうか。歴史小説をそのまま正しい歴史だと思うのはいかがかと思いますね。どうしても格好の良い人を美しく描きがちですから。

 堅い話になってしまいました。

 パープルのDVD、今度観てみたいですね。中・高校時代にはわからなかったことが、クラシックやジャズを聴く込むにつれ、分かってくる…音楽は深いですね~。やっぱり、70年代のブリテッシュ・ロックは最高ですね。

 イリーナ・メジューエワ・コンサート迫ってきましたね。楽しみにしています。 

 
Commented by concerto-2 at 2012-09-06 15:49
りゅーと様ありがとうございます。
たしかに司馬遼太郎の力はすごいですね。
新発田藩のもテレビにならないかな〜と思っています。大河は無理でしょうけどw

このパープルのDVD面白いですよ!よくぞこんなのつくったりです。
当然ながらおっさんになった二期のメンバー全員が出演して、全曲をすごく細かく説明しています。ジョンロードとリッチーは実際に楽器を弾いて「ここはね」なんて説明してたり。
今はブリティッシュロックって言わないのかもしれませんが、魅力ありましたね〜
あと私は80年代ジャパニーズロックも最高だと思っています!

メジュさんのコンサート、はんぱじゃなく力入ってますので、ぜひお楽しみにされて下さい。
ありがとうございました。
by concerto-2 | 2012-09-03 16:46 | 演奏会のこと | Comments(6)