先週末の二つの演奏会。

うーーーん！　今日は快晴！

白山神社の大鳥居の赤が青空に映えます！
気持ちいい一週間のスタートですね。
のどかです。。

今日は静かな一日で。。。ふぅ。。って店舗が静かではだめなんですけどねw
まぁこういう日もあるでしょう。

先週末にあった二つのコンサートについてです。

まずは土曜日。だいしホールで行われたこのコンサートに行って来ました。

「ピアノと歌とチェロで贈るアフタヌーンコンサート〜薫るそよ風にのせて〜」
プログラムは
第1部が　ソプラノ柳本幸子さん＆ピアノ栄長敬子さん
シューベルト：アヴェマリア
ヴィヴァルディ：辱められた花嫁
平井康三郎：平城山
橋本国彦：牡丹
早坂文雄：うぐひす
越谷達乃介：初恋

ピアノ独奏西尾レンさん
モーツアルト：幻想曲K475
モーツアルト：ピアノソナタ第１４番

第２部がピアノ独奏西尾レンさん
ドビュッシー：アラベスク第１番、月の光、雨の庭

ソプラノ柳本幸子さん、チェロ渋谷陽子さん、ピアノ栄長敬子さん
ブラームス：五月の夜、鎮められた憧れ
フォーレ：夢のあとに
マスネ：エレジー讃歌
ドヴォルザーク：母の教え給いし歌
富山珠実：ヴォカリーズ子守唄
ロシアジプシー民謡：黒い目
カタロニア民謡：鳥のうた

アンコールは柳本さんのソロでアメイジンググレイス

という内容でした。
西尾レンさんはたしか秋葉区のご出身だと思いましたが、新潟高校を出られた後、東京学芸大に行かれ、その後東邦音大附属高校でピアノ講師をやって来られた方です。今回が新潟でのリサイタルとしては２回目になりますね。
前回も当店ではプレイガイドをしていました。
そして今回はジョイントでのコンサートをしたいということで、選ばれたのが柳本幸子さん。
その結果お二人の力が合わさった素晴しいコンサートになりましたね。
西尾さんのピアノは力強く、ドビュッシーなどは華やかさもありいい演奏だったと思います。

そして柳本さんの方は栄長さんと渋谷さんと言う超強力な組み合わせ。
思う存分に柳本さんワールドを展開されてましたね。
私は柳本さんのステージを何度か見ています。それで今回初めて見た！（そう、まさに見た！がふさわしいかもしれませんねw）知り合いの方に何人か感想をお聞きしたら。
すごい。
の一言でしたね。たしかに圧倒されるでしょうね。
なんというか柳本さんの魅力って単に歌曲とかリートというものだけにとどまりません。
それは柳本さんが７年に渡ってフランスやスペインやイタリアでやってこられた歌以外のいろいろなもの。
それらが混然一体となって表現されています。単に歌というだけではない様々なものが入っている。
わかりやすくいうなら
美味しいカレーみたいな！　

非常に独自で濃密な空間を創りだせる方です。
もちろん渋谷さんのチェロも冴え渡っています。いつもながらさすがです。
そして今回はフロントのお二人を前面にだして控えめでいながらも味がある栄長さんのピアノ。
スペシャルな３人が作る音の味わいは深いものがありました。

そして思ったのは柳本さんが新潟に戻って来られたのは数年前です。
私は小西先生のお勧めもあってお戻りになられて間もない頃のNSTのギャラリーで行われたギャラリーコンサートを見に行きました。それが最初。
その時は伴奏も無く、全てお一人でやられてました。歌声は素晴しかったですが、ちょっと寂しさみたいなものも感じました。
それが今では今回の栄長さんや渋谷さんだけでなく、たくさんのお仲間にかこまれていらっしゃいます。
もちろん柳本さんの頑張りもあるのは当然、それとともに新潟の音楽界の懐の深さみたいなものも感じます。才能と努力ある方には必ず協力してくれる方が現れる。
栄長さんもそうですよね。栄長さんの場合は「戻ってくる」でもなく「来た」ということでした。おそらく最初はそれこそ何も無かったかもしれません。
それでもこうして今では栄長さんは最前線の、しかも中心に立たれている。
こういった全てが新潟のレベルアップになっていると思います。
いろんな演奏者さんがたくさんいて、それぞれがそれぞれの活動を立派にされている。そして才能ある後進にも協力の手が差し伸べられたりする。柳本さんも栄長さんも今では少しも孤独ではないはず。
そういうのっていいなぁ。理想が現実になってきていると思いますよ。
と打ち上げの席でアナウンスを務めたピアノの内田美果さんとビールをぐびぐび飲みながら思っていた私でした。内田さんのアナウンスもよかったなぁ〜（危ない危ない書き忘れるとこだった　w）

栄長さんも関係されているコンサートのお知らせ。

6月22日にパルムさんで行われるそうです。
それと栄長さん、パルムでも共演のバリトン野口さんのお二人が先生をされている青陵さんで歌の講習会があるそうですよ。

いかがでしょうか。

そして日曜日は長岡へ！
これまた快晴でした。昨日写真を載せましたが会場となった近代美術館前の花壇は花満開！
きれいでした。
その新潟県立近代美術館講堂で行われたのが

トリオ・ベルガルモの公演でした。
長岡では２度目ですね。
講堂は大体２００席くらいではないでしょうか。ほぼ満員と言っても良いと思います。
しかも新潟から来られたという御客様はそんなにいらっしゃらなかったような感じを受けました。
（uma3様ありがとうございます！）
ということはベルガルモの長岡でのファンの御客様がほとんどではないかと。
素晴しい事だと思います。
演奏はもう今更書くまでもありません。
会場の音響的には新潟公演の音文の方が良かったと思いますが、それはそれ。
とても熱い演奏がくりひろげられていました。
私の長岡の知り合いの方が、渋谷さんのチェロにうっとりとなった。と言われてました。
渋谷さんの演奏も二日連続で聴けた事はラッキーでした。
庄司さんも熱が入っていたと感じました。
石井さんは３月くらいから、かなりの数の本番があったんです。ちょっとこれで一段落らしいです。
ぜひご自分を褒めてあげてくださいね。
当然ながらいい演奏会でした。あぁベルガルモの公演が終わってしまったなぁ。。店内に大小あわせて5枚もポスタ、チラシ貼ってたのはぐの勿体ないなぁ。。などと寂しい気持ちにもなったりして。

全然関係ないですけど、コンサート会場を待っている間、キンビさんの図書資料を眺めていたら
ホッパーだけでまとめられた美術書があったんですよ！　ホッパーだけで一冊になっているのは初めてみました。
待っている間に全部読んだんですが思わぬ収穫でしたね。

そして長岡から新潟に戻ってきて駅構内を歩いてたら。
構内にあったフレンドさん閉店したんですね。あら〜やっぱりなかなか難しかったのでしょうか。
なんて言ってる私もあそこでマック食べた事あってもフレンドさんは食べた事ないままでしたから大きな事は言えません。
なかなか新潟長岡交流は難しいのでしょうか。と、そこまでフレンドさん閉店から大げさに考える事も無いと思いますけど。

長岡にもこういう室内楽コンサートやピアノリサイタルがどんどんあるといいですね！
新潟からもきっと御客様行きますよ。

いい週末二つのコンサートでした。

さて！今朝の県民の新聞さんご覧になられましたでしょうか！
おぉ！という記事が！

「弦の音の系譜」
新潟から続々と出ている弦楽器の素晴しき皆さんにスポットを当てた特集です。後編もあるようですね。
これはいい記事です。
書かれているのは県民の新聞の宇野さん。もう宇野さんがお書きになられるのであればいい記事になるのは当然でしょう。
あ〜ジュルネがらみとなると井上静香さんが今回来れないからここでは出てないのが残念。
皆さん頼もしいですね。

今日のCDは巨匠の若手時代の音源発掘！
バレンボイム１３歳。

こういうのってあんまり趣味のいい企画とは言えないかなとも思ったりもするのですが
それでもファンの方には、ぜひ聴きたい！と思われる事でしょう。
１３当時の神童と呼ばれたバレンボイムの演奏がどのようなものだったのか！
いかがでしょうか。

昨夜はコンチェルト４号と、前から行きたかった某所へ！
新潟駅前の「てんてん」さん！

ぬおぉぉ米沢牛カルビぃぃぃー！
タウン誌などのランキングでは焼き肉部門の不動の一位である「てんてん」さん。
駅前のお店だけは今まで行った事が無かったんですよね。
さすがです。
でも個人的には前のオーナーさん時代の知る人知るみたいだった猫いっぱいのてんてんさんの方が美味しかったと思います。特にハラミ。
ブランド牛コース＆飲み放題でお違いスリムとは言えない私と４号w
食っちゃ飲みして。。。なんとこしゃくにもほとんど４号が払ってくれて。。いや、私もその分立て替える別のもあったんですが。
でもなんか娘に。。いや、妹におごってもらうような、こいつめ！ちくしょう！でもありがとうな。。グスッ。。みたいな感じでした。
店をやって8年近く。何も残して来てなかったわけではないんだな〜と思うと。
頑張らないといけないなと思いました。
今週も頑張って行きましょう！
週末には市橋さんや笠原さんが活躍するコンサートがあります。新潟室内さんもあります！
いい一週間になりますように。