明日は! そして本の話。
祝日なんですね。ということで明日はコンサートがありますねぇ。
遠い方からのご紹介ですけど。漢学の里ではこちらがあります。

三条の漢学の里で14時開演 3台のチェンバロの饗宴コンサートです。
これはすごいコンサートですね。もしかしたらもう満席の可能性もあるので、まだご予約されていない方はご確認された方がいいかもしれませんね。
そして新潟市ではこちらお願いします!

だいしホールで14時開演! 栄長敬子さんのピアノリサイタルです!!
ベートーヴェンのピアノソナタ第5番、14番「月光」、29番「ハンマークラヴヴィーア」を演奏されます。
特に45分くらいかかる「ハンマークラヴィーア」はなかなか新潟では聴けません!
チケットもうちょっとだけあります。2000円。ぜひいかがでしょうか!
私も楽しみにしています。えーちゃん頑張れー!
で、栄長さんは週末にもあるので、そちらも宣伝!

25日の日曜日 三越裏にあります「器」さんで14時開演
「中森千春&栄長敬子 デュオリサイタル」です。
中森さんの素敵な歌声も聴けますよ。これが1時間半ほどの内容だそうなので17時からの東京交響楽団にもばっちし間に合います。チケットも扱っております。いかがでしょうか。
とコンサートの宣伝をしまして、やっと本のことへ。
25日にリサイタルがある中森千春さんと先日話してて、とても楽しかったんですね。
それは中森さんはとーーっても読書家なのです。いろんなジャンルにおいて。
いくつか推薦もしてもらいました。
中ので一つすぐに読んでみましたが、けっこう面白かったです。今年の本屋大賞にもノミネートされていますね。

「ビブリア古書堂の事件手帖」
ライトな感じで読みやすく面白いです。本にまつわることがテーマになっているので本好きの人にはうってつけかもしれませんね。おそらくこれもドラマ化になりそうかな。
中森さんのお勧め本はこういうストレートなものばかりではなかったので順次読んでいけたらなと思っています。中森さんありがとうございました!
それで最近の私が待ってました!と喜び今読んでいるのがこれ。

高田郁さんの「みをつくし料理帖」シリーズ第7作「夏天の虹」。
この高田さんの「みをつくしシリーズ」は、も〜超面白いです。面白いと言うか感動します。
私なんかより料理作ったりされる女性の方なら、男性より更に面白いと思いますよ。これはドラマにしてほしくない!
小説以外で最近読んだ本で一番面白かった本はこちら。

池内紀さんの「今夜もひとり居酒屋」
ドイツ文学の世界で有名な池内さんの居酒屋というものをテーマにしたエッセイです。
これがおかしい! もう何度笑ったことか。そして、そうだよな〜と妙に納得させられる。
実におじさん心に共感を与える1冊なんですよ。すごいお勧めです。
あ〜またかよぉ〜と何度も思わされる。。。んだけどついつい新作が出ると買ってしまう、腐れ縁のような作家がいるんです。
それは木下半太という作家。作家というより劇団主宰、脚本家としても名が知れているかもしれませんね。
最新作はこちら。

「悪夢のクローゼット」。でもはじめて木下作品を読まれる方は必ず最初の「悪夢のエレベーター」から読んで欲しいんです。そして2作目のこれはまじで最高傑作!万人にお進めできる「悪夢の観覧車」。
ところがそこから先はいけません。。。もうぐだぐだの作品で。。いや木下半太の魔力に取り憑かれた人なら読めるけど、といったものが多いです。ファンにはそのどーしよーもねーぐだぐだが魅力なんです。
「悪夢のクローゼット」も後半はもう苦笑の連続です。超B級です。ある意味凄いかも。
というあたりをご紹介。
本がらみでもういくつか。
まず今朝の朝日新聞の広告欄を見て、なんか驚きました。

「あなたの娘特集!」ってこの雑誌、週刊現代や週刊ポストではありません。週刊実話でもありませんw
週間ダイアモンドですよ! ダイアモンドやプレジデントにはこういう特集をやって欲しくないなぁ〜と思うのは私だけでしょうか。
続いて、待望の続編!!

ビッグコミックに「マスターキートン」がまたスタートしました。とりあえず2ヶ月にいっぺんくらいのようですが、「ブラックジャック」を越える唯一のマンガだと思っている「マスターキートン」。ちょっと今回のストーリーはダークな感じなんですがファンには嬉しいです。
そして楽風舎さんがどどーん!と掲載。今日発売の「キャレル」さん!

このブログをお読みの方で、秋葉区にある楽風舎さんのファンの方も多いと思います。
今日発売のキャレルで6ページに渡って大特集されています。
ぜひお読み下さい。オーナーIさんが「これから毎月数日開けようかな」とかおっしゃられてましたよ。
最後に梶川真樹さんの詩集から。
「いつものように手を振った」
まるで明日も会えるかのように
いつものように手を振った
元気でねの言葉もないまま
いつものように手を振った
伝えたいことほどうまく言えない
ありったけのメッセージを
かばんの中につめこんで
今度君に会える日を待ってる
梶川真樹 「幕の閉じた視線に起こされて」より。
活字ってなんかいいですよね。
今日のBSNラジオ、金川唯さん頑張ってしゃべってましたね。
自分が出てるのを聴いてもなんともないけど、知ってる人が出てるのはなんかどきどきするものですね。
東京のひろこさんに桜子さん、後日送れると思うから待っててねー。お楽しみにw
では明日! いい祝日でありますように。

また先日は、長い時間ありがとうございました。
昨日、大学院の研究仲間からこんな本を紹介してもらいました。
「音楽の本の本」
ご存知ですか?確か発行は先月だったような…。
音楽に関する本を、ライトからヘビーまでたくさん紹介してある本です。町の図書館に一冊、音楽関係のお店に一冊、置いてあったら便利だな、ほしいな、と思いました。もちろん、近々購入する予定です。
(最近、本が紹介されている本、というものによく巡りあうんです。自分が呼ぶのか、呼ばれるのか…はてさて)
「音楽の本の本」たしか見た覚えがあります。
きっと中森さんがそういうものを呼んでいるんですよ。
私もそういう、むさぼるように! という時期ありました。
本を読むって誰にでも出来ることなんですが、一定量以上を読むというのはある種の技術だと思います。
記事に書かなかったので1冊これは欲しいなぁ〜と思うのを後で思い出したので、ちょっとご紹介。
画集なんですが「島村信之 作品集」だったかな。女性を描いた写実的精密な画集なんですが、これはいつも書店で見ててすごいな〜と思っています。ちょっと女性には開きにくいかもしれませんがw
あと、ほんぽーと とか行くとあそこはたくさん本がありますよ。
パラダイスです。お勧めですよ!
ありがとうございました。25日頑張ってください!