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コンチェルト2号感動の毎日 concerto2.exblog.jp

新潟市西堀前通1のギャラリー蔵織さんの中に移転しました。


by concerto-2

ハオチェンチャン ピアノリサイタル in りゅーとぴあ

昨日の休日は朝店に来て、一旦家に帰って夜出て来ました。
やはり休日にコンサートの為に出てくるというのはちょっと思い切りがいるかもしれません。
ついつい億劫になる気持ちもわかりますね。
でも、それでも生の音楽界に来ていただくような活動が大事なんだと思いますね。
「コンサートにきてもらえるというのは、ただそれだけでありがたいことなんだ」
という気持ちは大切です。

なんて偉そうな事を言ってますが。単に私が「ど〜しよかな〜いくのめんど〜」と思てっただけのことですがw

で、聴きにきました!それはこちら!
ハオチェンチャン ピアノリサイタル in りゅーとぴあ_e0046190_10484776.jpg

新潟ツアー最終日のハオチェンチャン、ピアノリサイタルです!

ちょうど一週間前に新発田文化会館で聴きました。
なので私はツアーの初日と最終日を聞いたことになります。

まずはまたしても驚いたのは御客様の数!!
新発田もビックリしましたけど、昨日のりゅーとぴあも!
1階は満席で2階もけっこういらしてましたよね。
な〜んだこれなら心配する必要なんて無かったな〜。
でも嬉しいことだと思います。
月曜の夜にこれだけの人が来られるというのはたいていのことではありません。
県民の新聞さんの努力に拍手。

それでプログラムは新発田の時と同じですが

モーツアルトのキラキラ星変奏曲
ショパンの舟歌
ベートーヴェンの熱情ソナタ

ラヴェルの夜のガスパール
リストのスペイン狂詩曲

アンコールは
シューマンのトロイメライ
プロコフィエフのピアノソナタ第7番の3楽章
そしてお国もの。

ということでした。

ちなみに新発田でのアンコールは
リストの愛の夢第3番
プロコの7番の3楽章
お国もの。
でした

長岡リリックでは
シューマンのトロイメライ
お国もの
だったそうです。

プロコの7番3楽章なんか全部でやれば良いのにと思いますけど。
まぁアンコールはアンコールですからね。

それでどうしても新発田で聞いた時の印象と比較をしてしまうのですが
まずなんといっても、これ変な話ですが
りゅーとぴあの音響の良さ!

特に1曲目のモーツアルトでのハオチェン君のピアノは弱音がとにかくきれいなんです。。弱いんだけど。
それが新発田では単に弱い音としてしか聞こえて来ませんでした。
りゅーとぴあでははっきりt聞こえて来ました、素晴らしい弱音のコントロール。
新発田で聞いた時も「これはりゅーとぴあで聞いたら良いと思う」と思ったのですが、まさにその通りでした。

でも新発田が悪いわけではありません。
りゅーとぴあが良すぎるんです。

ショパンはうーん劇的やなぁ、、ベートーヴェンは激しいなぁ。。
という感じ。
若武者ならではの表現だからいいと思います。
ショパンなんかでも違う曲だとどうなのかなとも思いましたが。

それで後半。
新発田では驚嘆!したラヴェルとリスト。
りゅーとぴあのホールで豊かに響き渡る名演がー!
なんですが
たしかに音としては素晴らしいです。そうかこういう音がなってたんだなというとこまでわかるいい演奏だったと思います。
でも
いや悪くなかったんですよ。

でも新発田の時の方が勢いがあったと思います。やはり疲れが?
ただそれは素人の聴いた感想ですから。
ハオチェン君気にしないでね。(って読むはず無いけどw)

特にすぺきょーに関しては個人的には新発田の時の方が良かったです。
中半以降のホタ・アラゴネーズが、新発田の時はガンガンつっこみまくっていたのですが、今回はちょっと
「あぁたいへんだなぁ」と思ってしまいそうになりました。
この曲ってそう思われたらだめなんですよね。

音的にはとってもよく聞こえるので夜のガスパールの絞首台とかよく聴けました。
スペイン狂詩曲も新発田で私が唯一不満だっのが出だし二つ目の和音が小さかったんです。それがりゅーとぴあではちょうどいい大きさでした。新発田で小さく弾いてたのか、りゅーとぴあでは音が響きから大きく聞こえたのか分かりませんが。
でも新発田の時の方がなんか有無をも言わせぬドライブ感がありましたね。

りゅーとぴあの方が音がよく聞こえる分、スピード感より聴かせる方を重視して弾いた。。。というのは考え過ぎかもしれません。
でもそんな新発田でのことを頭から外すといい演奏でした。
御客様もブラボーの嵐でしたし。

りゅーとぴあで聴くと、この人は早く弾くとかいうことができるその上で、本来の一番の持ち味はリリカルな面が素晴らしいということではないかなと思いました。
ちょっと表現がデフォルメされている感じがあるのは好き嫌いが出るかもしれませんね。

ぜひこれから大きく羽ばたいていっていただいて
「昔、りゅーとぴあでハオチェンチャン聴いたんだぜー」
「えーあの有名な! うらやまし〜」
と言われるような存在になってくれることを期待しています。

なんだかんだ言っても、聴きにきてよかったなと思えた演奏会でした。
夜は美味しいものでも食べれたかなw

終演後、ロビーでチラシを見ていたら、こちらを発見!
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以前、だいしホールでも行われて、好評でした
ソプラノ外山しのぶさんとピアノ田中幸治さんとの
「金子みすゞ 歌物語」

こちらが上越の方でまたおこなわれるそうです。
上越の皆様よろしくお願いします。とてもいい演奏会、舞台ですよ。

そしてその外山しのぶさんの先生のお一人になられるのが、五十嵐尚子さん。
五十嵐さんも今週末演奏会があります。
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10月23日(日曜日) だいしホール 13時半開演 入場料 700円
「合唱団 樹 第2回演奏会」
ここで独唱として五十嵐さんも参加されます。
よろしかったららいかがでしょうか。
今週末は色々あるんですよ。後日まとめてお知らせします。

昨日の県民の新聞さんを見てましたら、こんな記事が。
ハオチェンチャン ピアノリサイタル in りゅーとぴあ_e0046190_11174941.jpg

新潟ドルチェマンドリンアンサンブルさんの練習のご様子ですね。それはこのコンサートの為ですね。
ハオチェンチャン ピアノリサイタル in りゅーとぴあ_e0046190_11191724.jpg

11月1日の県民会館で行われる「マカオの夕べ コンサート」です。
きっと素晴らしいマンドリンアンサンブルの音色が聴けることでしょう。
皆様お楽しみに。

こんな記事もありましたよね! そうそうこいつ!
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上古町のハクビシン!
街のアイドルにでもなれば良いですけど、ちょっとどうかな〜。
私はどっか行ってもらった方が良いと思うのですが。。

今日のCDは、いつもと違って在庫が無い物なんですけど。
こちら
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ナクソスから出ている「スパニッシュフェスティバル」というのなんですが
私のようにスペイン狂詩曲が好き。という人であれば聴いていただきたい曲が入っているのですね。
それはグリンカのスペイン序曲第1番という曲。
この曲サブタイトルが「ホタ・アラゴネーズ」。
リストのすぺきょーに後半に使われている名前と一緒。名前と言うかこれは音楽様式の名前なんですけどね。
それだけでなく、メロディがほとんど一緒なんですね。まったくといっていいくらい。
そしてリストの作曲より20年位前にグリンカがつくっているんです。
リストはロシアへも行ったりしているからグリンカの曲を聴いた事があるか分かりませんが、二人が同じメロディを使うとなるとこのメロディって当時は有名だったんだろうな〜と思いますね。
著作権などない時代のお話です。

著作権と言えば某知人からとんでもないニュースを聞きました。
ついにヨーロッパが著作権を70年にすることを正式決定したらしい。と。
前からヨーロッパは70年、アメリカは100年にしたいという話をよく聴きますが
実際に正式決定して施行に動くというのはまだでした。
これはクラシックCD業界に散っては大きなニュースですよ。
でもほんとにそうなのかはまだ未確認です。
ビートルズとディズニーがもたらすものって天文学的に大きなものがあるんでしょうね〜。
は〜印税生活したいものです〜。

ぶらあぼ最新号到着です。
ハオチェンチャン ピアノリサイタル in りゅーとぴあ_e0046190_1132425.jpg


今日はいい天気です。

昨日よりもいいことがたくさんある一日でありますように。

うわっ! ここで大ニュースが!
来期の東京交響楽団さんの予定が発表されました!
こちらをご覧下さい。
「東京交響楽団2012−2013 ラインナップ」

ふむふむ。。。って店のMac見れないよ〜〜
家帰ってから見よう(涙)
Commented by yuki at 2011-10-18 21:37
佐藤さん、こんばんは~♪
ハオチェン君の演奏会、素晴らしかったです!
感動しました!
繊細なニュアンスの色彩豊かな音色と完璧なテクニック、それと作品に対する深い音楽理解。もうビックリでした。
ラヴェルとリストも凄かったけどモーツァルトも良かったです。
ベートーベンが始まる前に客席から、携帯なのか何なのか分からないけど謎のピロピロ音が聞こえ、ちょっと騒然となってました。なかなか音は止まなくて、私はてっきりハオチェン君がいったん舞台袖に引っ込むのかと思いましたが、そんな中、彼は物凄い集中力で弾き切ったので、なんて凄い人なんだろうと感心してしまいました。
難曲をサラリと弾きこなし、折り目正しく挨拶する笑顔がとっても愛らしくて大ファンになってしまいました。
素晴らしい演奏を聴かせてくれたのに、客席から変な音が聞こえたり(携帯も鳴ってたし)演奏中に一列目のオバサマが席を立ったりと、マナーが悪くてハオチェン君に申し訳ない気持ちになりました。
これに懲りずまた新潟で演奏してほしいです。
Commented by concerto-2 at 2011-10-18 22:36
yukiさんありがとうございます。
感動されましたか!よかったぁ~。
モーツアルト良かったですね。あれはりゅーとぴあでこそ聴けた名演だと思います。
ステージマナーも好感が持ててよかったですね。
あのノイズにも負けずに頑張ったのには拍手です。
ちなみにあれはお客様の補聴器の故障から出てたものだそうです。
まぁ生の会場はいろいろありますよ。
これが契機になって、また来てもらえるといいですね。
あとCDとかがメジャーレーベルで出るといいんだけどなぁ。
会場にはお母様も見つめてらしたはずです。
いいコンサートでしたね。
月曜日におっも~い腰をあげていったかいがありました。
ありがとうございました。
Commented by ianis at 2011-10-18 23:04
来年シーズン、見ました。5回に戻るんですね。スダーン「大地の歌」以外は4本川崎の名曲全集からか・・・。合唱の入るのもないし。なんかなぁ、東響のプログラム、苦しそう。来年の継続、見直しの時期ですかねぇ。
Commented by ianis at 2011-10-18 23:26
失礼しました。名曲集ではなく、オペラシティのシリーズでした。合唱が入らないのは、あちらのコーラスが創立25周年だから?名曲全集から「ダフクロ」入れれば6公演になるんだけど・・・。
Commented by concerto-2 at 2011-10-18 23:28
ianis様それなんですけど。。
私何度もこれ見てるんですが
74回がないと思いません? 
ミスプリなんですかね?
マーラー中心ということですが新潟ではモーツアルトイヤーのよう。
やはりいろいろなことを考えてしまいますね。。

それにしても74回は。。明日りゅーとぴあのTさんあたりに聞いてみようかな。。
それがすごかったりしてw

ありがとうございました。
Commented by concerto-2 at 2011-10-18 23:35
そうですね、あるとしたらこの「ダフクロ」ですよね。日程的にも。
これなんじゃないでしょうか。。。
明日確認してみます。
Commented by Daa at 2011-10-19 00:54
多分74回はダフクロだと思いますよ。でないとつじつまが合わないので。私の方ではまとめたのを某所にアップしましたけど、2号さん見れないところだなぁ(^_^;)すみません。

東響新潟定期は今シーズンもオペラシティシリーズから大部分持ってきてますので、まあサントリーホール定期は川崎でもう1回、オペラシティ公演は新潟でもう1回という流れになってきてる感じですね。
Commented by concerto-2 at 2011-10-19 09:05
Daaさんありがとうございます。
確認してみますね。
ありがとうございます。
by concerto-2 | 2011-10-18 11:33 | 演奏会のこと | Comments(8)