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コンチェルト2号感動の毎日 concerto2.exblog.jp

新潟市西堀前通1のギャラリー蔵織さんの中に移転しました。


by concerto-2

平井千絵 フォルテピアノで聴くベートーヴェン。あとCDいくつか。

まずまずのお天気だったようですね。
今日はびっくりした、いや予想はしていましたが。そんなニュースもありましたが、それは最後で。

ちょっとだけ閉店を早くして、りゅーとぴあスタジオAでおこなわれた
「フォルテピアノで聴く ベートーヴェン」 
演奏 平井千絵さん
に行ってきました。ほぼ満員ですね。
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プログラムはオールベートーヴェンで

ロンドト長調作品51−2
ピアノソナタ第17番「テンペスト」

創作主題による6つの変奏曲 作品34
ピアノソナタ第14番「月光」

アンコールは
シューベルトの楽興の時第3番 

という内容でした。
途中マイクでの解説もありました。とてもお話も上手な方で皆さん聞き入ってましたよ。
受けるとこは受けるで、良かったと思います。

平井さんといえば、今年の冬でしたでしょうか、モーツアルトチクルスの時に、やはりスタジオAで演奏をされました。
とても良い演奏でした。
しかし。最後にアンコールでモーツアルトではなく、次回の宣伝の意味も込めてと
ベートーヴェンの「月光」ソナタの1楽章を弾かれたのです。
これがすっばらしい演奏だったことを覚えています。
なんかモーツアルト全部を忘れさすくらいに!
それがあって楽しみにしていました。

いやいや今日のハイライトも「月光」でしたね。
フォルテピアノでの1楽章の素晴らしさは前回でわかった。でも3楽章とかどうなんだろう。。
迫力も充分の気迫溢れる演奏でした。全然違和感ありませんでした。
というかフォルテピアノ奏者さんにすれば、こちらが本家です。ということでしょう。
素晴らしい演奏でした。

オランダ在住ということで、そうそう聴けることもないのかもしれませんが、また新潟に来ていただきたいですね。
いいコンサートありがとうございました。

で今日はいくつかCDをご紹介。

まず、月光よかった!! で思い出したのがこちら。
平井千絵 フォルテピアノで聴くベートーヴェン。あとCDいくつか。_e0046190_2193762.jpg

天才的ホルン奏者バボラークの新譜「ベートーヴェン・コラボレーションズ」です。
ここで最後に入っているのがクレーベという現代の作曲家がつくった月光ソナタをホルンとピアノのアレンジした作品。
これが収められています。
う〜〜ん、、なんか変。ここまでしなくてもって思っちゃうのですが。。。さすがのバボちゃんを持ってしても3楽章はきついよ〜。と思いました。でも楽しめる1枚です。

次に、ぬぉぉぉまた出たかー!
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ナクソスさんの企画CD「幻想魔人ハチャトリアン〜ダークヒーロー風クラシック名曲集」です!
裏表にある帯コメントがいつもながらすごいですよ!
「交響戦艦シリーズ第2弾の主人公は「悪役」だ!」
「男なら誰しも一度は、孤高のダークヒーローに憧れる。」
「仮面舞踏会、禿げ山の一夜などの名曲とともに、黒いマントが颯爽と翻る!」
「ニッポン男児よ、いまこそ、クラシックを聴きながら、孤高のダークヒーローを気取るがよい!」
などなど、よくもまぁこれだけあの狭い帯に入れるなぁw
さすがは帯コメに命をかけるナクソス京香さんです。姉上すごすぎます。
このシリーズ、、、まだ続くんだろうか。。

次はオルフ。
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これは代理店さんの解説がとてもいいのでそちらをお読み下さい。

原曲に負けない迫力とエネルギー、面白さ満載、
2台ピアノと打楽器伴奏による『カルミナ・ブラーナ』

中世的エネルギーとインパクトの強さで人気の『カルミナ・ブラーナ』。これを2台のピアノと打楽器伴奏にしたものはBISからもリリースされ、ロングセラーとなっていますが、当アルバムは「作曲者のオーソライズ版による初録音」とされています。この編曲は1956年に、作曲家ヴィルヘルム・キルマイヤーが恩師オルフ自身の要請で行ったもので、声楽と打楽器のパートは一切変更せず、オーケストラ・パートのみを2台ピアノ用にしました。オーケストラの原色的色彩はなくなったものの、切れ味と打楽器効果は増し、新たな魅力を発見できます。
 ヘンスラー・レーベルからヴィラ=ロボスやブルックナーの合唱作品録音で高い評価を受けているシュトゥットガルトSWRヴォーカルアンサンブルが、合唱の魅力の粋を満喫させてくれます。(キングインターナショナル)

興味そそられるカルミナですね。

最後は変わった編成のトリオ!
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これも驚愕のCDなんです。ぜひこちらもキングさんのコメントを。

バンドネオン、バスーン、チェンバロという
思いがけない楽器の刺激的な出会い!
アメリカ大陸を縦断する音楽の旅

北米で活躍する古楽系ファゴット(バスーン)奏者マテュー・ルシエ、チェンバロ奏者でTVブロードキャスターでもあるカトリーヌ・ペラン、カナダを代表するバンドネオン奏者でアレンジャーのデニス・プラントという個性的なメンバーによる「バタクラン」のデビューCD。グループ名はオッフェンバックの中国を題材にしたオペラ『バ・タ・クラン』、1855年パリに建てられたキャバレースタイルのバタクラン劇場、そしてフランス語の「服、手荷物、がらくた」などいくつかの意味を込めています。
 このCDでは、ピアソラとタンゴ・ヌエヴォ(新しいタンゴ)のスタンダード・ナンバーから、ヴィラ=ロボス、エドゥアルド・ファルーまで、アメリカ大陸を横断する空想の音楽の旅を巧みな構成と編曲で聴かせます。演奏は自発性と即興性に溢れ、チェンバロの刻むオスティナートのリズムが、バロックでお馴染みの舞曲の多くが南米起源であることを思い出させます。華麗なデビュー作です。(キングインターナショナル)

どうでしょうか。チェンバロとファゴットとバンドネオン!! 普通ありませんよね、そんな編成。
でもそれでやっているということは、そうう編成でもありということ。
ぜひ新潟でもやってほしいものですね〜w
このCDはいきなり「リベルタンゴ」からスタートです。かっこよさそう!

で、今日のニュース。
たぶんテレビニュースとかでもやっているでしょう。
昨日シンボリルドルフが亡くなったということを書きましたが、今日は個人的にはルドルフよりもっと思い入れの強い偉大なる人物。
スティーブ・ジョブズが亡くなりました。
もう最近マスコミの前に姿を現した時のあの様子を見れば、もう近い、と思った人も多かったでしょう。

最近の方にはジョブズといえば、あのらっきょうみたいな顔でひょろっとして眼鏡かけてるおじさん。
もしくはおじいちゃん。というイメージらしいです。
今日もお客様に聞いたら、その通りのことを言われてました。
でも我々の世代で、PC黎明期にちょっと踊ってた世代の頭にあるジョブズは全く違います!!
ちょっと生意気でかっくいーあんちゃんだったんですよ。
もうやんちゃで子どもがでっかくなったような。
あんまりやんちゃが過ぎたので自分が創業したアップルから追放されたんです。
その頃にウインドウズ95に始まるPCブームが到来しました。
私は一番最初に買ったPCがマックのパフォーマ5210というモデル。単になんかデザインがかっこいいという理由だけで選んだんですが、それからはマック大好きになってPB150,PB5300C,初代iBook、白いiBook2台と遍歴を続けて来ました。
でもパフォーマの頃のアップルなんか、今のアップルしか知らない方には信じられませんよ。
もういつ倒産してもおかしくない、ソニーに身売り話をもちこんだら断られてとかいう話もあったりして(事実かたわかりませんが)とにかくよたよた。。

そこにジョブズが戻って来て、早速 iMacを発表! iBookを発表! ビル・ゲイツの協力も取付ける!
そしてiPod,iPad,iPhoneなどと快進撃が続くわけですね。
最近のジョブズはなんか神様みたいに見えてましたよ。人生達観したかっての遊び人のように。
暴れん坊の頃のジョブズが懐かしいですね。
それにしてもほんとうにすごい人物だと思います。
なんかもうこの世にいないと思うと寂しいですね。まだ56歳なんて若いです。

私の青春を飾る人物がまた一人去ったな〜。。
イッセイさんとかアルマーニさんとかも長生きしてねって願いたいです。
帰ったらテレビみなくっちゃ。。

新チロル発見!
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サークルKにて発見。
「パチキャンレモン」味。う〜ん、、まぁまぁかな。。

明日は音文で夕方からクラシックコンクールの地区本選があるようなので、ちょっとのぞいてこようかと思っています。

明日もいいことがある一日でありますように。
もうちょっと暖かくなりますように。。
Commented at 2011-10-06 22:42
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by concerto-2 at 2011-10-06 23:31
シークレット様そんないいお話なぜシークレットに(笑)
ほんといいコンサートでしたね。
それとブログを見て、行こう!と思ったというのはすごくうれしいです。なんか演奏者さんにも間接的ですが協力できたみたいで。
ありがとうございました!
Commented by しったかぶり at 2011-10-07 21:13
いやはや、平井千絵さんのコンサートは良かった!
「完成された未完成の楽器」てなことで、
本人が言われていたように、
シューベルトが一番フォルテピアノには
似合うと思いますね。

フォルテピアノでシューベルトの遺作ソナタを
弾かれた日には、ついつい、よだれが出そう。(爆笑)

今まで聴いたフォルテピアノのコンサートで、
今回が一番感動したので、12月にある王子ホールでの
コンサートチケット(もちろん平井さんの)をとうとう、買ってしまった!
Commented by concerto-2 at 2011-10-07 21:33
しったかぶり先生ありがとうございました。
シューベルト意外に。。というと失礼かもしれませんが良かったですね。
たしかにシューベルトはボンビーだったので、良い楽器買えなくって古いので作曲してたというのはその通りで、それが中期くらいまでは作品にも反映されていることはよく言われてますよね。平井さんの話を聞いててそうだよな〜といろいろ思い出しました。
ただ最後らへんのソナタはどうですかね〜w
それに月光よかったですよ。

ぜひ王子ホールでも感動を再び!されてきてください。
ありがとうございました。
by concerto-2 | 2011-10-06 21:44 | 演奏会のこと | Comments(4)