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コンチェルト2号感動の毎日 concerto2.exblog.jp

新潟市西堀前通1のギャラリー蔵織さんの中に移転しました。


by concerto-2

フルートアンサンブルアカデミーさん&泉田佑子さん。

今ほどだいしホールから戻って来ました。
あららメールがいっぱい来てる。ちょっとまっててねー
では書くぞ! 

今日は素敵な御客様がいらっしゃいました。
は、後にして
だいしホールでよる6時半からおこなわれた
「新潟フルートアンサンブル・アカデミー 第12回演奏会」
に行ってきました。
フルートアンサンブルアカデミーさん&泉田佑子さん。_e0046190_21122836.jpg

出演のアカデミーの皆さんは石丸涼子さん、佐藤鎮香さん、手島尚子さん、西山直子さん、そして代表の水島あやさん、前代表の榎本正一さん。
ゲストはアコースティックギター長谷川裕二さん、カホン伊藤哲さん。
という顔ぶれでのコンサートでした。

プログラムは
第一部はアカデミーの皆さんでの演奏。
バッハ/ジーグ風フーガBWV577
ドヴォルザーク/スラヴ舞曲作品46第7番
ショッカー/フルート四重奏曲第1番

第二部はゲストのお二人をお迎えしてのラテン。
ピアソラ/リベルタンゴ (フルート西山さん&ギター長谷川さん)
ピアソラ/ブエノスアイレスの春、ブエノスアイレスの冬 (全員で)
アブレウ/ティコ・ティコ・ノ・フバ (全員で)

この後ゲストのお二人でのアンコールは井上陽水/少年時代

第三部はアカデミーの皆さんで
メルカダンテ/フルート協奏曲 (ソロは手島さん)

アンコールは
イエンセン/おもちゃの兵隊の行進
山田耕筰/あわて床屋

という内容でした。
とてもいいコンサートでしたよ。
フルートの音色はやはり心地良いですね。
特に最後のメルカダンテではソロを吹かれた手島さんとバックのトップを吹かれた水島さんとのきれいなやり取りみたいなのが、すごく気持ちよかったです。
榎本師匠のバスフルートもかっこよかったですよ。
なんかフルートこれからでもやれるかな〜とか思っちゃいそうに。。なんて気にもなっちゃうような。(も〜無理かなw)
高校生の頃、ほんとにフルートやろうかな〜と思ったんですよね。
その頃から続けていれば、今頃おいわどんさんの隣あたりで吹いてたりして!(そんな大それたこと!)
水島さんもお疲れさまでした。
水島あやさんの吹いている姿ってカッコいいんですよね。
同じように、かっこいい女性フルート奏者さんと言えば、コンセルトヘボウでトップを吹く世界有数のフルート奏者エミリー・バイノン。
今日のCDはそのエミリー・バイノンのものからこちらを。
フルートアンサンブルアカデミーさん&泉田佑子さん。_e0046190_21265350.jpg

このCDはフルートをソロにして、フルートとピアノを始めとし、フルートとハープ、フルートと弦楽四重奏、フルートとオーボエとかの隠れた知られざる名曲を収めています。
その中でも、おー!と私が思ったのは知る人ぞ知る名曲で、ほんとにCDが入りやすいのが無くて困っていたものが収録されてたので喜んだんです。
それはルイーズ・ファランク作曲のフルート、チェロとピアノのための三重奏曲です。
これはよく知られざる名曲を集めたような特集には載るものの、なかなか音源が手に入りませんでした。
トロフォンというレーベルにあるんですけど、なかなか。
私も石丸時代にずっと待ってやっと手に入れたものでした。それがここに入っているのが売りの一つです。
ただいい曲なんですけど、そこまで労しての大名曲かと言うと、、まぁまぁの名曲。
なんですけど。それでも貴重なんですちなみにルイーズ・ファランクはヴァイオリンソナタもあって、当店では揃えてあるんです。超貴重!でも全く売れません(笑) それどころかフランクと間違って買っていかれそうな御客様に紛らわしいとか思われたりして可哀想。そんなに悪い作品ではないですけどね。
三重奏曲なんかはきっと生でやると映える良い曲だと思うんですけど。。どなたかやらないかな。

フルートといえば、すぐにこの演奏会があります。
フルートアンサンブルアカデミーさん&泉田佑子さん。_e0046190_2112079.jpg

10月5日(水曜日) もうすぐですね。 だいしホール 18時半開演
チケット 一般2000円 学生 1000円 チケット扱っております! よろしくお願いします。

さて、今日は午後に素敵な御客様がご来店されました。
加茂在住の書家、泉田佑子さん。
泉田佑子さんといえば2年前の秋に行われた、素晴らしい個展がありました。
その時のチラシがこちら
フルートアンサンブルアカデミーさん&泉田佑子さん。_e0046190_21162635.jpg

テーマを小路の文化だったかな。すごくいい写真ですよね。
それにこれは加茂で行われて、写真も加茂ですが、加茂のなんというか裏通り?あそこのとこってすごくいいですよね。
少なくとも新潟島には無いです。
そううところで生まれ育った泉田さんの想いが作品に反映された、ほんとに素晴らしい個展でした。
たしか私は2009年度に見た展覧会で第一位に選んでいたと思います。
そんな泉田佑子さん。
先日私が加茂に行った時にお会いできなかったので連絡したら、今日泉田さんから来てくださったんですね。
久々にお会いしました。そんで県政記念館に行ったり、帰りに一緒に青島ラーメン食べたり
店に戻れば賑やかな御客様がたくさんいらしてて、泉田さんを囲んで話の輪ができたり。
楽しんでいただけたようです。
泉田さんは書家として数々の仕事をこなされていらっしゃいます。いずれも素晴らしいお仕事ですよ。
最近ではこの題字を書かれています。
フルートアンサンブルアカデミーさん&泉田佑子さん。_e0046190_21391959.jpg

秋葉区にあります村祐酒造さんの日本酒「嵩村桂」の題字ですね。お見事。
いつも泉田さんの作品を見て思うのは、商品としていつも成立しているんです。
それは前から思っていました。
時折、作家の個性だからと称して「これは売れないだるな〜」と思うものをいくつもいくつも世に出されている。そういうケースを見る事があります。
それはご本人の考えだから第三者として口を挟むべきことではありません。
でもビジネスとしてどうだろ?と思うことはあります。
その点、泉田さんの書くものは商品としてきっちり作られています。
そこらへんのことは今日いろいろと話した時にも聴いてみました。
やはりそれはプロとしては当然であって、売れなければ私は生きて行けませんから。ということ。
ビジネスとして成り立たせるということが大事であるということをしっかり考えられています。
文化というものをいかにしてお金にするか。
これを下世話なことと考えられるかもしれないですが、書家であれ作家であれ画家であれ音楽家であれ全てはビジネスでやるのがプロの世界です。
泉田さんはすごくそのことをしっかり考えられています。
もうこの秋にもある食品のパッケージに泉田さんが起用されています。まだ内緒なんですけどね。
そして来年には大きなことをやる計画があります。これもここでは書けませんけどね。
書家というものを知って欲しい。身近に思って欲しい。そうおっしゃられていました。
中には「あんたがちゃかちゃか〜と書いたものがなんで何万円もするんだ」そんなことを思われる場合もあるそうです。とても悔しいでしょうね。
まるで「宣伝になるからタダで演奏すれば良いじゃないか」と同じです。
そこに至るまでのものを考えて欲しい。
話しながら凄く共感できるものを感じました。
泉田佑子さん、書家のプロとしてはまだ若手の部類かもしれませんが道を切り開いて行ってます。
ぜひどこかでお名前を見かけたら応援してください。
素顔はとってもきさくで素敵できれいな女性ですよ。お婿さん募集中w(ほんとかな〜)

以前泉田さんからお手紙をもらった事があって、あまりに見事なのでお宝としてとってあります。
フルートアンサンブルアカデミーさん&泉田佑子さん。_e0046190_21532588.jpg

ちなみに加茂の泉田さんといっても某県知事さんとは親戚でも何でも無いそうですのでw

明日の日曜日は!
一押しはこちら
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ネーベルさんです。チケット扱っております!
庄司愛さんと佐々木友子さんのソロにぜひご注目を!

スタジオスガマタさんではこちら
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柴野絢子さんにご注目を! がんばってねー。

新発田ではこちら
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浅香みのりさんにご注目を!

最後にタウン誌PASマガジン最新号で上古町の親分、さかい社長様が1ページ載っています。
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オーディオとLP。
LPはラウテンバッハーのロザリオのソナタとバッハのソナタのが写ってますね。
153ページです。ぜひ見てくださいね。てか買っていただけたら最高でしょうね。

明日のネーベルは1号さんに行ってもらうつもりです。
ぜひよろしければ当店にもお越し下さいませ。

明日も良い1日でありますように。
Commented by りゅーと at 2011-10-02 00:04 x
日本酒「嵩村桂」泉田さんの題字素晴しいですね。
最近の日本酒の題字、ヘタ字パターンが多いので、こう言うちゃんとしたパッケージング、良いと思いますよ。

ビジネスとして成り立たせるということが大事であるということをしっかり考えられています>
同感ですね。これはレッド・ツェッペリンのジミー・ペイジの基本思想ではないでしょうか?

とりあえず酒好きの私、日本酒「嵩村桂」購入したいと思います。
Commented by concerto-2 at 2011-10-02 11:29
りゅーと様ありがとうございます!
たしかにパッケージデザインって大事だと思います。
りゅーと様の日本酒ブログいいですね〜。好きだ!という熱意が伝わってくるのが素晴らしいです。
ジミー・ペイジはたしかにある意味セールスマンとしての才覚があったと思います。
それにしても今になってもロック誌の表紙になったりしているのを見ると、これでいいのだろうか。。とも思ったりします。
ジャズもマイルス、エヴァンス、、、
クラシックもそうですし。。
音楽に一喜一憂した時代ではなく、客観的に身近に音楽があるという時代になったということでしょうか。
それとも単に自分が年を取っただけなのかもしれません。
書店で見かけると少々寂しい気持ちもします。特に現在の写真で載っていると。。
それにしてもありがとうございました!!!!
ぜひこれからもいい日本酒ご教授下さい。ありがとうございました。
by concerto-2 | 2011-10-01 22:02 | 演奏会のこと | Comments(2)