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コンチェルト2号感動の毎日 concerto2.exblog.jp

新潟市西堀前通1のギャラリー蔵織さんの中に移転しました。


by concerto-2

東京交響楽団 第63回新潟定期演奏会

の、前に。
プチ講演でいっぱいいっぱいになってて書けなかったことをいくつか。

まず金曜日になりますが
新潟大学管弦楽団木管パートさんの発表会に行って来ました。
だいしホールで午後1時半から。
皆さん一生懸命の演奏。やはり上級生になるとちょっとレベルが高くなりますね。
今年卒業されるお二人でのクーラウの二重奏なんか、とっても良かったですね。
最後は全員で私にとっては良い印象がなかったI LOVE xxx。
数年前にNHK合唱コンクールで課題曲になった曲です。
でも木管合奏で聴いたらメロディがいいのと、編曲が良くていいラストでした。
(歌詞がないから普通に聴けるのかな、合唱として歌わせることを考えなければいい曲なのかもしれない)
新大オケさんのパート別は土曜日には弦楽アンサンブルさんが終わりました。
今週は火曜日にだいしホールでチェロが1時から、水曜日もだいしホールでヴィオラパートやはり1時から。
一日おいて金曜日がヴァイオリンでだいしで12時から。土曜日は黒埼でコンバスさん2時から
最後は日曜日にだいしで金管さんが2時からです。全て入場無料です。

それと前に次はタブーについて。。と書きましたがこれでした。
東京交響楽団 第63回新潟定期演奏会_e0046190_826151.jpg

24日頃発売になってると思いますがクラシックスナイパー最新号。
この特集ですよ。ちなみにレコード芸術の来月号も特集はこの吉田秀和さんとのこと。
偶然か、はたまた。。。。
これについてはスナイパーに執筆もしている平林直哉さんとも話したんですが。。
それもデリケートなんで書きませんね。あっこのスナイパーには平林さんが最近出たEMIのフルヴェンSACDをぶった切ってます。それは呼んでて面白いかも。
で、その吉田さんなんですが、私は正直そんなに吉田秀和さんの批評に熱狂したとかないんです。
おそらく吉田さんをあがめる世代って私より上だと思うんです。
ちなみに私が大好きだった批評家さんは大木正興さんでした。
でも一頃宇野◯◯にも心奪われたことがある。はずかしーw
その当時大好きだった作家が落合信彦! これもはずかしーw
UFOはナチの残党がアルゼンチンの山奥で作ってるんぜー!なんて興奮して読んでましたよ。

あとジュルネのでっかい宣伝が県民の新聞にでてましたね。
東京交響楽団 第63回新潟定期演奏会_e0046190_837449.jpg

なぜここらへんを載っけたかというのはお一人にわかればいいとしてw
一つだけ今回、前回と違う所があるんです。
これが周知されないとトラブルの元なんです。
ジュルネのチケットは一般発売が3月20日でNパックメイトは3月6日から。
なんですが、その先行発売されるのはりゅーとぴあ&音文の施設でやるものだけなんです!
だから燕喜館と旧齋藤家別邸のものは先行発売されません。両方一般発売に。
ということです。
今回小林道夫さんの平均律なんてすごいプログラムもあるので、そこはきっと早く無くなるだろうな〜
横坂源さんとかもあるし。
そこだけ一つご注意を。

ではやっとですが
昨日の夜は東京交響楽団さんの新潟定期に行ってきました!
東京交響楽団 第63回新潟定期演奏会_e0046190_8412540.jpg

プログラムは
パヌフニク:交響曲第3番「祭典交響曲」
ラヴェル:ピアノ協奏曲

スタンフォード:交響曲第3番「アイリッシュ」

指揮は大友直人
ピアノソロは上原彩子

という実に興味深いプログラム。。。なんですが、まぁやはり御客様はそれなりというところでしょうか。
来シーズンのような名曲シーズンもいいのですが、こういう曲をどんどん紹介してくれるのも東京交響楽団さんの素晴らしい所です!

パヌフニクは音で聴いてはいましたけど、見るのは初めて。
舞台四方にトランペットを4人おいて、そのファンファーレ的なもので始まる。それはさすがに知りませんでした。おもしろい曲です。

次のラヴェルは今回唯一の人気曲。
演奏者はこれも聴きたかった上原彩子。
う〜んやはりラヴェルのピアノ協奏曲は曲がいいですね〜。東響の木管陣もさすがです!
ただ、上原彩子さんってなんか落ち着きましたよね。
もっとはじける演奏になるかと思っていました。
なんか連続した出産、産休などを経て、ちょっと生活感ある?タイプのピアニストさんに今なっていると思います。
これからまたワンステップ上がって欲しいですね。もー実力はある人なのは間違いない!
まだ若いんだし。

休憩時間はホワイエでkazuyaさん、マダムシャンパーニュさん、そして宮崎まひろさんとお母様と5人テーブルを囲んでシャンパンやワインとか飲んでいろいろ話が出来ました。当然まひろさんはアルコールなんか飲んでませんよ。今度中学生になります。早いものです。
そしてまひろさんはもうすぐこのラヴェルを弾くんですよ。
そしてお母様お若い。。。キュートだしw
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上原さんは参考になったかな。
kazuyaさんも上原彩子フリークでしたし。いいコンサートになりましたね。

と、ほろ酔い気分で後半へ。
いよいよ新潟に初登場スタンフォード!!!

いや〜実は前の夜4時間しか寝てなかったので、もしかしてzzzzzz
かと思いきや。
一睡もしませんでした!(当然か)
そっかぁ、こうやって演奏するんだ〜と感動してましたね。
それに大友さんのテンポも良かったと思います。これゆっくりやると間延びするんですよね。
3楽章の終りはブラームスの4番だし、最終楽章の終りはベートーヴェンの運命だし
ところどころ笑える交響曲なんです。

それでもイギリスの交響曲が新潟で演奏されるってほとんど無いです。
やはりドイツのような強いリズムではっきりした音楽というのではないし、フランスのように木管が多彩なる色彩感を出してというのでもないし、ロシアのように強い感情表現というのでもない。
どちらかというともわ〜〜〜っとしたのがたらたらっとね。みたいな感じ。
ずっと曇り空みたい。

これを機にウオルトンやヴォーンウイリアムズなどの曲も演奏されるといいですね。
フィンジなんかやってくんないかな〜、東響がフィンジやるっていったら日本中からファンが集まりますよ。
数少ないかもしれないけど。。
なんせ新大の弦楽アンサンブルでフィンジのロマンスやった時には私のブログでそのことを知った方が東京から来られたなんてこともありましたからね。
ぜひお願いしたいです。

さてそんなマイナー路線も今回で終りで、次回からはずっと名曲がオンパレードになります!
次はもうすぐ!
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モーツアルトプログラムです!
このソリストの鈴木愛理さんは。。。。まぁ今の段階では発表不可ですね。
期待の若手ですよ。

春になると
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初夏は
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ぜひ東京交響楽団さんの公演にお越し下さい!

暖かくなってきましたね。
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熊本のどら焼きです。牛皮に包まれたカスタードとかジャージー牛乳とかカフェオレとか様々なクリームが入っています。

それと土曜にやった私のプチ講演。曲が聴きたいという方いらっしゃいましたら言ってくだされば、なんかするかもしれませんw

昨夜は東響さんが終わった後、また店を開けました。
お越しいただいた御客様ありがとうございました。
最後は長岡の村山薫さんとTNさん。楽しいお話ありがとうございました。
伊藤舞さんとか村山さんとか新潟市以外の所を拠点として頑張ってらっしゃる方々もどんどん新潟市内でいろいろと活躍されると、もっと楽しくなると思います。
特にこのお二人の楽しさというのは傑出しています。新潟市内の普通の御客様にも広く聴いていただきたいですね。
今年はジュルネがあって、プレイベントも着々と準備が進んでいるようです。
なんか休日に町とか行くと、生の楽器の音や生で歌ってるとかで賑わうような街にできればいいですね。
特に古町地域はそういう文化的なもので作っていったらいいんではないかな〜と思っています。
古いいいものいっぱいあるし。

さて、次は「あれ」まとめないと。。。なんか凄いことになっているし。。
Commented at 2011-02-28 14:15
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by concerto-2 at 2011-02-28 17:48
シークレット様いつもありがとうございます。
たしかに今どこも団員の募集は大変なようです。
でも楽器できるってほんとうにうらやましいです。
生まれ変わったら絶対入りますw

ありがとうございました。
Commented by C5 at 2011-03-01 00:50
東京交響楽団新潟定期、個人的には凄く良かったかなと。
ラヴェルはもっと弾けて欲しかったですね。のだめの聴きすぎかもしれませんが…。
Commented by concerto-2 at 2011-03-01 12:30
そうなんですよ! あっC5様ありがとうございます。
休憩時間にもみんなでそのことを言ってたんです。
もうあのラヴェルはのだめのように弾かないと、一般聴衆は満足しないのかもw
と私も思いました。
こうなるとぜひ「リアルのだめ」ユジャ・ワンにラヴェルやってほしいですね!
ありがとうございました。
by concerto-2 | 2011-02-28 09:15 | 演奏会のこと | Comments(4)