人気ブログランキング | 話題のタグを見る

コンチェルト2号感動の毎日 concerto2.exblog.jp

新潟市西堀前通1のギャラリー蔵織さんの中に移転しました。


by concerto-2

市役所ロビコン。佐々木友子さんはいいですね〜。

先ほど、新潟市役所で行われたロビーコンサート
「おとかぜランチタイムコンサート」
に行って来ました。
「おとかぜ」とはヴァイオリン佐々木友子さんとマリンバ桑澤桃子さんのデュオ。
倉澤さんは新潟出身で東京の方で活動してらっしゃる方だそうです。

プログラムは
愛の挨拶/エルガー
シチリアーノ/バッハ
オリジナルラグ/ジョップリン
コンドルは飛んで行く/アンデス民謡
ティコーティコ ノ フーバ〜マシュケナダ/アヴレフ〜ベン
タンゴの歴史よりカフェ1930、ナイトクラブ1960/ピアソラ

この曲で30分に収まる?と思いましたがぴったしでした。
佐々木さんのヴァイオリンはやはりいいですね。
市役所ロビコン。佐々木友子さんはいいですね〜。_e0046190_1956811.jpg

まず音が大きくてしっかりしている。そしてアクセントとかがはっきりしているので、のぺ〜っとならない。
とても聞いていて安心出来る感じです。
右手の動きなんかもいつも見ててきれいだな〜と思っています。
あとやはりお人柄が出ていますね。佐々木さんが新潟に戻ってこられたというのは大きいです!

マリンバの倉澤さんもよかったです。
そもそもマリンバっていいんですよね〜。新潟でも本間さんや大越さんや桝口さんの演奏を聴く機会多いですけど、やはり聴くより見る!
いつもいい楽器だな〜と思ってみています。

最後に私の大好きなタンゴの歴史もやっていただいたし、いいロビコンでした。
特にカフェ1930は私が今まで聞いた中で最高の演奏だったと思います。

この市役所ロビコン、来月は10月20日(水曜日)
出演はソプラノ伊藤舞さんです。
伊藤さんの歌も良いですよ〜、ちょっと普通のソプラノさんとはタイプが違う感じがすると思います。独特の世界を持たれてらっしゃる方です。ぜひお楽しみに。

佐々木友子さんが2年前くらいににイギリスから戻ってこられて活躍されています。
同じように昨年、イギリスから戻られて、今長岡を中心とした地域で次から次へと仕事依頼がきている方がピアノの村山薫さん。
その村山薫さんの今週土曜日のコンサートのチラシが出来てきました。
市役所ロビコン。佐々木友子さんはいいですね〜。_e0046190_1343241.jpg

9月18日(土曜日) 西川多目的ホール 14時開演
「ショパン ピアノコンサート」
入場は無料です。
村山薫さん久々のフルコンサートです。ショパン〜とありますが、実際はベートーヴェンあり、ドビュッシーあり、リストもあります。
よろしければぜひお越し下さい。

村山さんもピアソラ好きなんですよね。
タンゴの歴史のピアノソロの楽譜が出たんだそうですね。へー知りませんでした。
ということはCDとか出るかな?
生でも誰か何時か弾いてくれるかな?
と楽しみは膨らみます。

最後に今日のCDはマーラー。
それも私の思い出のマーラー盤を2つご紹介。
いずれも私の中学高校時代に聞いたものです。
まず、今でもこの曲のベスト1だと思っています。
市役所ロビコン。佐々木友子さんはいいですね〜。_e0046190_1401717.jpg

小澤征爾指揮ボストン響によるマーラー交響曲第1番「巨人」
この巨人という曲の瑞々しさが一番よく表された演奏だと思います。
テンシュテット&シカゴやクーベリックの火を噴いてるような演奏も凄いですが、やはりこの曲は若々しい演奏であって欲しい。
そういう意味でこの小澤征爾さんのは素晴らしいです。
でもこの小澤征爾さんもこの後再録音とかします。再録音は更に音の密度が濃くなっていくのはわかるのですが、なんか大人の演奏になっていってて面白みが無くなっていったと思います。やはりこの頃の小澤征爾さんの演奏はどれもいい。
たしかこの巨人はその年のレコ芸のリーダーズベストで年間第1位に選ばれてましたね。
今でもとても魅力的な演奏だと思います。

もう1枚
それはこちら。
市役所ロビコン。佐々木友子さんはいいですね〜。_e0046190_145587.jpg

ブルーノ・ワルター指揮ウイーンフィル、ソリストにキャスリーン・フェリアとユリウス・パツァーク
言わずと知れた大名盤「大地の歌」です。
ちなみこの写真のは、盤鬼平林直哉氏のグランドスラム盤です。

これを聞いたのは高校1年の時。
当時はまっていたんですよぉ〜宇野なんとかという評論家大先生に。
今では怖いもの無しみたいな感じの宇野なんとか先生ですけど。当時はまだまだアウトサイダー。
でもその語り口みたいなものにはまっていましたね〜。
そのなんとか先生が最高の1枚と推していたのが、このワルターの2回目の「大地の歌」
それで当時、LPの廉価盤というもののはしりみたいな時期で、この大名盤もなんと1000円で出たんです。
MZシリーズといえば懐かしく思われる方も多いのではないでしょうか。
私はバイトで稼いだお金で、このMZ1000円シリーズ買いまくったんですよ。もちろん「まくった」といっても何十枚も変えたわけではありませんでしたが。
その中でやはり一番光っていたのがこの「大地の歌」
とりわけ第1楽章は今でも最高の演奏だと思っています。というよりこのCDにしても私はほとんど1楽章しか聴きません。
マーラーの持っているものというのがいかにすごいかということを子供心に強く感じましたね。
音もモノラルだけどすごくいいし。
ウイーンフィルとして奇蹟の名演といっていいのではないでしょうか。
永遠に残る演奏でしょうね。ぜひできましたらグランドスラム盤でお聴ききいただけると嬉しいでございます。

今年はショパンイヤーという事でかなりショパンを聴きました。さてこれからはマーラーイヤーということで、マーラーがたくさん聴けそうですね。
とりあえず皆様、9月26日はりゅーとぴあでマーラ−2番「復活」が聴けます。しかも無料です!
ぜひたくさんのお聴きいただきたいですね。

今、古町8の羊画廊さんでこういう個展が行われています。
市役所ロビコン。佐々木友子さんはいいですね〜。_e0046190_14195321.jpg

これほんと素晴らしいですよ!
写実での女性画ですが、ほんとうにすごい。
いい意味でとても色気のある作風です。一見の価値有り!!

あぁ新潟市美術館も早く見に行きたいです。
Commented by Canti at 2010-09-15 17:23 x
早速のレポートをありがとうございました。
やはり良かったですか! 当然ですが。
もっと、じゃんじゃん褒めてくださいね。お願いします。
Commented by concerto-2 at 2010-09-15 20:00
Cantiさんありがとうございます。
せっかくなので写りが悪くて載っけまいと思ったんですが、1枚写真をアップしておきます。なかなかいでたちも美しかったですよ。
私、Cantiさんの代わりに拝んでおきましたので(笑)
一緒に11月27日のは盛り上げましょう!!!
by concerto-2 | 2010-09-15 14:55 | 演奏会のこと | Comments(2)