ギョーカイにまつわるお話。
もお昼には県民とかりゅーとぴあのまわりにはすごくたくさんの学生さんがランチを食べてらっしゃいました。
(暑くないのかぁ〜)
そして社会人はレストランに集ってて、りゅーとぴあさんの展望レストランさんなんか満員で入れませんでした。
ちょっとコンクールも行けませんでしたが、社会人部門で何人も存じ上げている方がいらっしゃいました。
結果はどうだったでしょうか。
今回はクラシックCD業界二人の大物さんにまつわる事を。
まずは当店の強い味方でもある盤鬼平林直哉さん。
二日に一回は電話をいただいたり、メールをいただいたりしています。
もうグランドスラムレーベル絶好調のようですよ!!
これからのリリースされるものも「あれ出すのか!」というのもあるのでお楽しみに。
では平林さんの盤鬼のつぶやきが届きましたので、まずそちらを。
***********************************
盤鬼のつぶやき第33回
飯守のブラームス
飯守泰次郎指揮、関西フィルによるブラームスの交響曲全集(フォンテック FOCD-9476〜8)が発売された。特に何も考えずに、まず第1番の頭を鳴らしてみた。すると、響きもたっぷりしていて透明感もある。「かなり良い音だ」と思った。ならば、と他の3曲も同じく頭の部分をかけてみると、同傾向の音がする。録音機材でも入れ替えたのかと思って帯やら中の解説を見たら、これは最近には珍しくライヴではなく、完全にセッションで録ったものだという。収録は2009年4月(第1番、第2番)、2010年3月(第3番、第4番)で、場所は大阪のいずみホール。
私はこのホールには一度しか行ってはいないが、響きの良い中ホール(座席は約800)だったと記憶する。その響きを十分に生かしたのが今回の全集なのだが、私は猛暑にもかかわらず、ある日の午後に第4番→第2番→第3番→第1番という順序で、一気に聴き通した。
出来の良さにあえて順位を付けるならば第1番、第2番、第4番、第3番となるだろうか。たとえば第1番の冒頭部分、ここは数あるCDの中でも凄く立派な部類に入る。悠然と堂々と鳴り響き、ティンパニもなかなか雄弁。ブラインド・テストをすれば、「ベーム? ザンデルリンク? クレンペラー? コンヴィチュニー?」なんて声が出てくる可能性がある。主部も実に余裕があり、展開部ではシューリヒトのようにテンポを遅くするが、ここも豊かな響きとあいまって、非常に効果的である。続いては第4楽章に感銘を受けた。たとえば、例の有名な主題が出てくるところ、ここもたいへんい質のよい音で鳴っている。
第2番は第1楽章が良かった。全くの正攻法ながら、弦楽器の響きもきれいだし、管楽器のソロもホールの中にきれいにこだましている。また、第2楽章のすっきりと、やや冷たい感触の雰囲気も良かった。この飯守の第2番は演奏、録音ともに最近発売された小澤/サイトウ・キネン盤をずっと上回っていると思う。
第4番では第1楽章が個性的だった。ブラームス晩年の孤独を切々と訴えかけるように繊細に歌っているが、決して過度になっていないところがいい。第3楽章では積極的にティンパニを活躍させているが特徴的だった。
今後のためにも、いちおう問題点も指摘しておこう。たとえば第3番の第3楽章のように、オーケストラ自体にもう少し練り込んだ音が出ればいっそう良かったと思う個所がいくつかある。また、指揮の方では第1番の第2楽章や第3番の第1楽章のように、いささか無難すぎると感じるところもあった。
とはいえ、全体的には素晴らしい瞬間がたくさんあり、今後の展開に期待が持てる。いずれにせよ、あえてセッションで臨んだ結果がきちんと出ている点は大いに評価したい。
(平林 直哉)
************
これ読んで、へ〜と思いまして、このセットを当店からお買い上げ頂いた御客様に感想を聞いてみました。
そうしたら
「予想以上に素晴らしくて、今年の新譜ではベスト1です」
とのこと。
もちろん盤鬼さんが誉めてるなんて言わなくてですよ。
この御客様は毎月有力な新譜は全て買いそろえられている御客様。そういう御客様に今年ベスト1と思わせるって本当にいい出来のようですね。
ついでですがこの 飯守泰次郎って飯森範親と親子でしょ。と思われている方いらっしゃるようですが
違いますよね。
もう一つついでにそっちのヤングな(といっても私と同い年)の飯森範親さんが降るこちらを宣伝!

「りゅーとぴあ得割コンサート」
11月10日(水曜日) 15時開演 チケット 1500円(10/31まで)それ以降は2000円。
これはお勧めですよ!!平日の午後だから誰にでもとはお勧め出来ませんけど。
ここだけの話、2年前まで大友さんがこれ降られてましたが、昨年からヤンガー飯森さんに変わって
すっごく楽しくなりました!!
ほんと面白いですよ。
前まではあまりに正攻法で、、、1度聞けばあといいかな、、、って思ってました。
でも飯森さんのは違いますね。ぜひまた見たい!
そう思わせる演奏&演出です。ぜひお楽しみに!
そして!
今回のゲストにびっくりです。
新潟関屋中学1年生の石崎彩夏さん(フルート)がゲスト演奏です。
石崎さんといえば、うちわコンサートにも何回か出ていただいた方ですよ。当時は小学生!!
それがその後、県コンで優秀賞、日本クラシックコンクールジュニア第3位、世界クラシック2010ジュニア第2位と今や国際的なものまで受賞されています。
世界クラシックの時のジュニア第1位は5月の東響新潟公演でソロを吹いた新村さんですからね。
立派です。
ぜひ飯森さん&東響との共演、楽しみにしたいですね。
続いて平林直哉さんが日本一勢いのあるクラシック評論家とすると、日本一のクラシックバイヤーといってもいいのがアリアCDの松本社長。
松本さんが朝日新聞に載ってました。
当店の御常連様よりいただきました。数日前の朝日新聞

例のHMV渋谷の閉店に関連して業界の沈滞についての大きな記事です。
ご覧になられた方もいらっしゃる事でしょう。
その中でまだ頑張っているショップ代表としてインタビューを受けているのが、松本さん。
面白いのはアリアCDって通販専門ショップなんですね。HMV閉店というリアルショップのことで、出て来るのが通販ショップの雄というのが、リアルショップ=現実の店舗での大手が無いという事でしょうね。
タワーさんは今回の事にはあまりコメントされないと思うし。
それにしても松本さんがインタビューの最後で「また店をやりたい」と思ってらっしゃるというのは初めて聴きました。
そっかぁやはりそう思ってたんだ。。。と思いましたね。
実際に店舗をやっているお店で、大手チェーン展開をしていなくて、それなりに盛況である。
というとどのくらいのお店があるんでしょう。
私がすぐ思い浮かぶのは、広島のノルディックさんぐらいなんですよね。
大阪の方は知り合いとかいないのでよくわからないし。
やはりアリアCDの松本大輔社長はたいした人物だわい。と思いました。
ただ松本さんはもともとHMVの西日本クラシックの統括まで出世されてた方だから、今回の閉店とこれから続く閉店の連続には心を痛めているだろうなぁ〜とちょっと思いました。
私のバックボーンだった石丸電気なんか、もう完全に別会社ですからね。ある意味割り切れていますけど。
で、只今セールウイーク中です。
明日から投入するものが2種類、これをご紹介!!
投入と言っても各数枚ですけど。

ヨッフム&コンセルトヘボウの名演、ブルックナーの7番ライブ!!
これってだいたい2200〜2300円くらいが市場価格だと思います。
これを1500円。
そして

チェリビダッケのブラームス4番、リハーサル付き&Rシュトラウスの死と変容、ロッシーニのどろぼうかささぎ序曲。
これなど今市場価格は3000円〜3900円くらいです。
これを2000円。
で入口入ってすぐのセール品コーナに各数枚おきました。
いかがでしょう!
ま、この2枚もかってはもっと安かった事もあるのですが、もうその価格では入手出来ないんですよね。
なのでお得ですよ!!
どうか、9月5日まで10%割引やナクソス割引などやっております。
また新たに設定するものもあるかもしれません(と言ってますが具体的には決めてませんw)
臨機応変、気持ちはバナナ売り状態です。
皆様のご支援よろしくお願い致します。

気になってたんですよね。
思わず納得!! という結果ですね。
特に高校の部は長岡さんが出てないのは知ってますから、そうでしょうー!と言いたくなります。
中学も。
一般はあそこはどうだったんだろうという感じもありますけど。
理事長賞は「よかったですね〜」です。
ほんとありがとうございました!!
受賞の皆さんおめでとうございます!


いいじゃないですか。ここまで上げて来られたんですもの。
あとは上昇するのみ!!
それにしても、読んでて「えっ、まだ会ってなかったんだっけ、さとあきさんに」と思いました。よかったですね。
お疲れさまでした。ぜひ一段落付いたという事で、またチャージしましょう。シベリウスのおじさまが先日来られましたよ。かなり復活されてました!!また遊びに行かれてみてください。あとAさんも昨日は会場にいらしたはずだけど会いませんでした?
リレーコンサート頑張って下さいね。

あと結果補足はそうだったんですか。。。
高校や大学の部が賑わっているというのは私も感じます!!
よめコン頑張って下さいね!!!
ありがとうございました。

う〜ん残念ですが今店内に実物が無いのでわかりません。
とりあえずすぐ入れる予定も無いので、もしでしたらフォンテックに聞いても教えてくれるかもしれませんよ。
お役に立てずすいませんです。
ありがとうございました。