柳本さんいらっしゃいませ。そしてグリーンプラザ。
昨日の金曜日はまずまずのいい天気。
萬代橋ではモデルさん(歌手さん?)の撮影なんかも行われていました。
そんな昨日、モデルさんに負けない素敵なお客さまがいらっしゃいました。
ソプラノの柳本さち子さん。
当店には初めてのご来店。いらっしゃいませ。
ご常連のピアニストじじねこさんが一緒に案内してきて下さったんです。
今度柳本さんとじじねこさんが共演するコンサートがあるんですね。
6月9日(水曜日)会場はレストラン「ネルソンの庭」 12時半開演。
「柳本さち子ソプラノ独唱ミニコンサート〜Nigataの海と白い野ばら〜」
というランチコース込みのコンサート。
お勧めしたいところですが、もう満員状態とのこと。
柳本さんもこれから新潟市の方でいろいろとやられるそうです。もっとたくさんの人に知っていただけることになるでしょうね。
私も一度ギャラリーコンサートで歌われたのを聴きました。
なかなかしっかりとした実力派の方ですよ。
また9日のコンサートでは伴奏をされるじじねこさんことピアニストの内田美果さんも10月にはソロコンサートがあります。
お二人ともお忙しそうです。よかったですね。これからも頑張って下さい!
そして金曜日といえば夜には
ゲキチのコンサートが!! でしたが行きませんでした。
そして同時刻、東北電力グリーンプラザで行われたコンサートの方に行ってきました!
「癒しの響き〜カッチーニのアヴェマリア〜」
と題されたこのコンサート。
フルート&オカリナの榎本正一さん、ソプラノの五十嵐尚子さん、チェンバロの高木明子さんという3人のコンサート。
この3人であればいかねば!
ちょっと開演時間には間に合わなかったのです。会場に着いたら榎本師匠が演奏しているのが外からも見えました。
中に入ってびっくり。なんとたくさんのお客さま!!
このグリーンプラザのコンサートは何度も行ってますが、私が行ったのでは一番多かったと思います。
この3人の皆さんならではでしょうね〜。たいしたものです。
プログラムは
第1部がフルート、オカリナ&チェンバロで
テレマンのソナタへ短調
グリーンスリーヴス変奏曲
鳥の歌
第2部がソプラノ&チェンバロでヘンデル
オンブラマイフ
私を泣かせて下さい
大いに喜べ、シオンの娘よ
第3部がソプラノ&フルート&チェンバロで
カッチーニのアヴェマリア
バッハ/グノーのアヴェマリア
モーツアルトのアヴェヴェルムコルプス
バッハの主よ人の望みの喜びよ
アンコールは
坂本冬美のまた君に恋してる
中林ミエさんの赤い花白い花
という内容でした。
一言でいえば「大人のコンサート」とでもいいましょうか「熟練なコンサート」でしたねぇ
皆さん大満足なようでした。夜に当店にも「さっきのは感激しました!」なんてお電話をくださったお客さまもあったくらい。
そして榎本さんの演奏もさることながら、ステージさばきや進行などもお見事だと思いました。
アンコールに坂本冬美をやろうというのも榎本さんのアイディアだったと五十嵐さんから聞いていました。
この3人でやる「また君に恋してる」は見事だったし、それにお客さまがとても喜ばれました。
その後にお客さまも歌に参加しての「赤い花白い花」を持ってきたのもそうですが
このグリーンプラザに来られるお客さまをよくつかんだ選曲だったと思います。
それに五十嵐さんの日本語の歌というのは絶品です。
ちなみにヤングな私は「赤い花白い花」って曲知りませんでした。。昔のヒット曲でしょうか?。。。
この3人の演奏がもっといろいろな場で聞けるといいでしょうね〜
きっとファンの方がたくさんつかれると思いますよ。
とても充実したコンサートでした。
このグリーンプラザさんのコンサートは日曜日にも午後2時から、やはり大物トリオ様のコンサートがありますからね。
無料でもあるので、きっとまたたくさんのお客さまがお越しになられることでしょう。
お勧めですよ!
五十嵐尚子さんといえば新潟市北区にお住いになられていらっしゃいます。
その北区にホールができました。
五十嵐さんもそこで歌われる予定がありますね。
こういう場がどんどん増えていって、それぞれでいいコンサートがたくさん行われるといいですね!
次は我が東区ホールが来年あたりにできる予定です!!
私の住んでるとこからほんとに歩いて2、3分のとこなので楽しみにしています。
あまり日のあたらない東区を音楽の拠点にしてやるー!って私がするわけではないですけど。
できることがあれば協力したいな〜と思ってます。
今日のCDはちょっとマニアックなものから2枚。
まずこちら
マルコポーロレーベルからの新譜で
ワーグナーの歌曲全集です。オペラからの歌ではなくて歌曲です。
歌曲を集めたのは今までもないわけではありませんが、珍しいですよね。
全集といっても1枚でおさまっています。
レベッカ・ブローベルグというソプラノさんが歌われています。
私も歌曲は知りません。どんななんでしょうね。
ジャケットの写真はワーグナー一家でしょうか。なかなかこの写真も珍しいのでは。
もう1枚はこちら
これも新譜です。
ナクソスレーベルからの
「ソヴィエトとロシアのヴィオラ音楽集」です。
取り上げている作曲家はクリュコフ、ワシレンコ、フリード、クレイン、ボクダーノフ。。。
うーんみんな知らない。。
でもなんかおもしろそうだと思います。
ナクソスってこういうところもカバーしてくれるからいいんですよね。
秘曲に興味ある方、またヴィオラが好きな方にはぜひお勧めの1枚です。
価格も安いですしね。
では週末スタートです!