講演会「仏像を撮るということ」
そして私が若き日にその方の著作を憧れを持って買ってた偉大なる人物。
それは
新潟市美術館の講堂で午後2時から行われた
講演会「仏像を撮るということ」〜晴暘と光三のまなざし〜
に行ってきたのです!
若き日の憧れの人とは日本最高の仏像写真家の小川光三さんなのです。
私が仏像に興味を持ったきっかけの一つは和辻哲郎さんの名著「古寺巡礼」 。そしてもう一つが小川光三さんの写真集シリーズ「魅惑の仏像」なんです!
も〜毎日のように見てました、読んでました。
その小川さんの話を生で聞けるだなんて夢のようでした。
講堂へ詰めかけたお客さまも満員。
講演が終わった時には小川さんへ何十年もの想いとお礼をお話しになられていたおじいさんもいらっしゃったんですよ。
さすがは小川光三さん!だって人間国宝のような方です。あのおじいさんの気持ちもわかるなぁ〜。
今年82歳になられる小川さんですが、お声もしっかりとされており、また関西イントネーションが柔らかく、また楽しいのでとても和んだ雰囲気でした。
お話の内容は「仏像を撮るということ」というタイトルになっていますが、技術的な話はほとんどなく。
ご自身の生い立ちのお話や父親である日本仏像写真会の神様といわれた小川晴暘氏のこと。
そして多くの時間をつかって話されたのが日本の古代信仰のこと。
とても興味深い話でした。
後半は小川さんが撮影された写真をスライドで映してエピソードなどを語られていました。
私も知っている写真がいくつもありました。
懐かしかったです。
講演も予定を15分ほどオーバーされる熱が入っていて、終了後はすぐ新潟空港まで!とのことでした。お忙しいです、日本の宝のような方なのでお体には気をつけて、いつかまた仏像のお話など聴かせていただきたいものです。
この小川晴暘、光三という偉大なる写真家と会津八一さんをからめた展覧会は6月6日まで、新潟市美術館でひらかれています。
素晴らしい仏像写真もあるはずです。実は私もまだ見ていないのですが、ぜひ会期中には行ってきたいと思っています。
長岡の展覧会ともどもお勧めです。
余談ですが
この講演にいったら、なんと昨年惜しまれつつ閉店した喫茶店カフェ・ド・陶のオーナー野口さんとお会いしました。
それで席も隣にして、いろいろと話すことができました。
驚きの働き口!とても元気そうでした。
また会えそうな勤め先なので楽しみです。
というのが土曜日でした。
そして日曜日は!!
長岡リリックホールに行ってきたのでした!
村山薫さんかっこよかったですよ!それは次の記事で!
新潟でのたくさんのコンサート、行きた~い(笑)と思いながらいつもブログ拝見しています。
横須賀でツィメルマン聴いてきたんですが、以前佐藤さんが書かれてたロンドン公演のプログラムと一緒でした。演奏はもう神様ですね(;_;)!!
夏に新潟で演奏する機会もいただいたので、その際はまたご連絡します!お元気でいてください☆
新潟に戻って演奏する二つは宣伝するよ!!
楽しみにしてます。
ツイメ様よかったですか。ロンドンと一緒と言うことはバラード4でなく舟歌でしたね。
いやいやよさそーなのが充分想像できますよ。
小林さんもツイメ様に負けないくらいのピアニストを目指すんだ!
新潟での2つは公表してもいいのかな?
また連絡下さいね。急がないから。
みんな楽しみにしてるよ!
そっちゃのコンクールも頑張ってね!