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コンチェルト2号感動の毎日 concerto2.exblog.jp

新潟市西堀前通1のギャラリー蔵織さんの中に移転しました。


by concerto-2

東京交響楽団 第59回新潟定期演奏会

日曜日はお待ちかねの東京交響楽団さんの新潟定期でした。
今回は邦人プログラム。
チケットがあまり売れていないと言うことが耳に入ってました。
たしかにそれは感じられましたが。。でもそれほどではなかったような。
意外とと言っては失礼ですが、お客さまはまぁまぁいらっしゃいましたね。
ありがたいことです。
それに今回聞かれた方はかなりラッキーだったと思いますよ。
いい〜演奏会でした。

プログラムは

池辺晋一郎:東京交響楽団のためのファンファーレ
武満徹;弦楽のためのレクイエム
尾高尚忠:フルート協奏曲(フルート:新村理々愛)

アンコールはモンティのチャルダッシュ

団伊玖磨;管弦楽のための「飛天」
松下功:和太鼓協奏曲「飛天遊」(太鼓:林英哲)

アンコールは外山雄三の管弦楽のためのラプソディ
そしてもう1曲、林英哲(編) 宴

指揮は小松長生
でした。

前半のフルート協奏曲のソリストは今年16歳になるスーパー少女、新村理々愛さん
既に数々のコンクールで優勝、高位受賞をされていて、今年新潟の石崎さんが2位になったアジアコンクールでも優勝されていますね。
これからきっと世界的な奏者になっていく可能性を持っているお一人です。
この新村さんのことは何年か前に知っていました。
ちょっと話が横道にそれますが
新潟市はヴァイオリンの宝庫と言われます。それはやはり奥村先生門下の功績があるでしょう。
そして長岡市はなんといっても若きスーパーフルート奏者を世に送りだしています。
それは堀井先生、いや堀井先生ご夫妻と言った方がいいかもしれませんね。そのお力があってのこと。
小山ゆうきさん、そして五十嵐冬馬さん、そしてこの新村さんも堀井先生の門下なんです。
以前、五十嵐さんがコンクールで優勝された時に、知り合いの方から「もう一人、東京にすごい弟子の女の子がいるんだよ」と聞いてました。
それがこの新村さんだったんですね。
ですので新潟県にもちょっとだけゆかりがある演奏者さんです。これから要注目です。

今回の尾高さんの協奏曲は同門の五十嵐さんがピアノ伴奏でやられてたのを前に何度か聞きましたが、オーケストラでのものは初めて聞きました。生で聞くといろいろと音色効果が面白い曲ですね。
新村さんの演奏はとっても音がきれいで魅力的な演奏でした。
そしてアンコールはピッコロも用意してのチャルダッシュ!!
おぉ今日のコンサートマスターは日本を代表するチャルダッシュマスターの大谷さんというのも面白い。
つい、できれば大谷さんのように客席から登場してほしかったなぁ〜(笑)
なんて思っちゃいました。演奏はお見事!これからもっとパワーがついてくると兄弟子の小山さんもうかうかしてられませんよ。
ブラボーおじさんも早速1発2発炸裂されてましたね。やはりブラボーおじさんが元気だとなんか嬉しいかも。

後半も凄かった!!
やはり後半のソリスト林英哲さんは想像通りでした!
林英哲さんといえば和太鼓ブームの火付け役「佐渡・鬼太鼓座」の創設中心メンバーで、その後いろいろあって脱退、そして立ち上げたのが「鼓童」。今につながる和太鼓音楽の生き証人のような方です!超有名演奏者さんです。私も初めて聴くので楽しみでした。
和太鼓協奏曲もよかったです。

ですが
作曲者の松下さんもいらっしゃってたのに、こんなことを書くのは失礼かもしれないのですが
やはり和太鼓とオケの融合って難しいかな〜とも思っちゃったんですね。正直。
でも。。あの曲はマッチしてんだよな〜。。。。。
と私が予想してたらそれがアンコールでした。
言わずと知れた外山さんのラプソディー!おそらく邦人作曲家の曲では一番親しまれていると言ってもいいのではないでしょうか。
なんといっても盛り上がりますよねこの曲は!!

でもでも。
鼓童を聴いて泣けるほど感激したことのある私には、まだ「鼓童とかではこんなもんではないんだよな〜」と思っていたら
やってくれましたね〜最後にソロを!!
これですよこれ。和太鼓のサウンドって問答無用に興奮させてくれますよね。
今回は後半に東響のパーカスの方(でいいですよね?)も加わっての掛け合いもあって、もんのすごく楽しめました。
も〜場内スタンディングオベーションでしたね。
東響さんのコンサートってたまにこういう異種ジャンルのものを取り上げてアンコールをソリストの自由にやってもらうってことありますよね。とってもいいと思います。

いやぁ〜今回はなかなか儲けもののようなコンサートでした。
(美崎町の住人様、チケットありがとうございました)

やはりたとえ曲目があまり知られていないものでも、生の演奏の力と言うものはものすごいです。
今シーズンの東響さんのプログラムはちょっと知名度の無いようなものもありますが
ぜひ聞きにきてください。
こういうのを聴けるのがプロのオーケストラの魅力です。
今シーズンで言えばスタンフォードの交響曲なんか、ぜひ来て下さいねー!ってお願いしたいくらいです。

次の定期は、これはもうチケットの売れ行きを心配する必要がないでしょう。
いや、むしろ完売になると思うので早めに買っておかれた方がいいですよ。
既に上々な売れ行きだそうです。
7月10日(土曜日)です。
曲は
ブルックナーの9番と同じくブルックナーのテ・デウム。
う〜ん新潟でブルックナーの9番が聴けるだなんて感激!
私の一番好きな交響曲ですよ。
今からわくわくしています。

オーケストラっていいもんだな〜と感じました。
今週末には新潟室内合奏団さんの定期があります。
当店ご常連でもあるマエストロ高橋さんの指揮はさっそうとして実にいい演奏をされます。
ぜひ「新潟のオケはちょっと〜」と言わずに、ぜひ新潟室内も聞きにいらしてください。
こちらのフルート協奏曲も負けてませんよ!
ぜひライネッケのフルート協奏曲を吹かれる福田さんの演奏にもご注目下さい。

朝になっちゃった。。午前中はでかけますが、午後は寝るぞ〜。。って
「もう中学生」ならぬ「まるで中学生」
です。
Commented by せき at 2010-05-14 01:28 x
かねてから拝読してます。コメント欄へはお初にお邪魔いたします。

他のエントリでは正しく書かれていますが「飛天遊」の作曲者は松下耕でなく松下功です。お名前はコウでなくイサオと読みます。

ちなみに耕氏のほうは先週あたりから体調不良のため一時休養中でいらっしゃるとのこと。
体調は徐々に回復しており、作曲活動は再開しだしたものの、咽喉の調子が芳しくなくまだ指揮活動は再開してないと、ご本人がツイッターでおっしゃってました。
Commented by concerto-2 at 2010-05-14 01:51
せき様ありがとうございます。
すいません、耕になってましたね。訂正しました。
この時松下耕さんの関係でのやり取りがちょっとあって、頭が切り替わってませんでした。
もちろん別人であることは存じ上げております(笑)
それで耕氏の方が休養されてるのですか、そうですか。
実は松下耕さんのマネージャーさんから告知依頼があって、記事にすることがあるのです。
ちょっと心配ですね。。。
ありがとうございました。
by concerto-2 | 2010-05-10 05:37 | 演奏会のこと | Comments(2)