東京交響楽団 第57回新潟定期演奏会
もー今回はチケットも売れ行き上々!!
なんと当日には完売になりました!
こんなことを言ってはなんですけれど。東響さんで完売はそうありません!
もーホールいっぱい御客様が埋め尽くして!!
となればよかったのですが
運命とは皮肉なもので。。。この天候、足下の悪さ、交通事情の混乱。。
席はけっこう空いていました。
行けないから〜と私も何人もの方からチケットをお預かりしました。
うーん残念!!
今回はほんとうに残念。。
というのは。。
ものすごい演奏でした!!!
東響さん聞いて泣きそうになったのは、そうそうありません!!
早くも今年のコンサートベスト10には入れなければならないとさえ思いました。
プログラムは
モーツアルトのピアノ協奏曲第9番「ジュノム」
ピアノは河村尚子さん
メインはオルフのカルミナブラーナ。
指揮は飯森範親さん。実は飯森さんも私と同い年なのです!(って別にいい話ですが)
開演前には飯森さんのプレトーク。これもおなじみですね。
終演後もお話がちょこっと有りました。
こういうのっていいと思います。
やはりクラシックのコンサートはもっと工夫が必要だと思います。
このあたりのことは昨年出た飯森さん&山響さんの本に詳しく書いてありますので、ご一読を。
そして開演!
最初のモーツアルトはなんといっても話題のピアニスト河村尚子さん。
年越し番組FMPORTでも今年の注目として美貌のTディレクターが押してたピアニストさんです。
私の印象はあの放送でも話したのですが、実にしっかりとしたピアノで、音がきれいとか甘いとかもありますが、実に気持ちのいいきっちりとした、いかにもドイツで活躍されていると言う感じを受けました。
節度ある高感度高い演奏でしたね。
終わった後の笑顔がまたいい。
意外とかわいらしい方でした。(あっ失礼か。写真よりもいい。。それも失礼かw)
ぜひ今度はリサイタルでお越し下さい!
そしてカルミナ。
もうステージ上は合唱団も含めてぎっしり。
ヴァイオリンは対抗配置。第1ヴァイオリンの隣はチェロ。
そしてパイプルガンのところには少年少女合唱団さん。
壮観でした。
カルミナの3人のソリストさんからは最初はバリトンの高田智宏さんのみがステージ上にいらっしゃいました。
そしてスタート。。
カルミナの第1曲「おぉ、運の女神よ」といえば、もうテレビなどで超おなじみの曲!
昨日も店でかけてて、御客様と電話でお話をしていましたらこの曲のとこで「その曲って何?それ探してたんですよー!注文!」と1枚売れてしまいました。
よくテレビなんかでは「おどろおどろしぃ〜」ような感じで使われてますよね。
ヴェルディの怒りの日と並ぶ2大ホラーな曲とでもいいましょうか。
今回のはあまりおどろおどろしくなく、実に整理されてすっきりとしたスタートだったと思います。
これでいいと思います。
というのもこの曲は最初だけ有名ですけど、最初をホラー過ぎると後が変になっちゃいますし。
それにしてもカルミナといえばこのひと!と飯森さんが紹介してたバリトンの高田さん。上手い!そういわれるだけのことはあります。
そして第2部になって第2曲でテノールの高橋淳さん登場!
しかも客席からふらふらになりながらの登場!まぁ酒場のシーンですからね。
でも面白い。なかなかの酔っぱらい状態でのソロはファルセットも多用しての難しい箇所だと思いますが、なかなかのものです。
そしてカルミナでは他にあまりテノールは出番が無いのですが、指揮台の横にずっと佇んでいる高橋さん。
独特の風貌もあいまって、なんかの宗教的な置物みたいな感じで視覚的にも存在感出されてました。
そしてソプラノの吉原圭子さんが真っ赤なドレスで登場。
なかなかの美貌。今回1階席で聞けて、いや見れてよかった〜(美咲町の住人様大感謝です)
そしてクライマックスはまた冒頭が戻ってきて盛大に終了!!
後半尻上がりに熱を帯びてきました。
そしてこの曲はやはり生でないとわかりませんね。
たとえばさっきのテノールの酒場でのソロなんかCDではその感じがよくわかりません。
今回の高橋さんのようにちょっとデフォルメきかしてやると、あぁこういう音楽なんだ〜とわかります。
も〜最後は感動的でした。
ほんとに胸一杯!
コンサートにきてよかった。と思える瞬間でしたね。
いい〜コンサートでした。
りゅーとぴあを出るとそこはまたしても真っ白な世界。
道は細く、しかもつるつる。。
私はいったん店に戻って、雑務やって、、それから歩いて大通りまでいって、ちょっとヤマザキデイリーでコーヒーなんか飲んでたら、演奏会にいらしてた当店の御客様が。
電車が動いてなかったそうなんです。
これから泊まるんだとの事。
なんと今朝も吉野家でばったりお会いしました。
宿泊もしないと遠方の方には聞けないコンサートのようでした。
でもその御客様が開口一番
「いい〜コンサートでしたね」と笑顔。
思わず嬉しくなりますね。
東響の皆さんは無事帰れましたでしょうか。今日もあるんだと思いますが新潟に来たから風邪ひいて〜なんてことがなければいいのですが。
やはりいいですね東京交響楽団さん!(N響よりも)
3月はラテンプロです。これはいいですよー!もう東京の方は完売に近いらしいです。
新潟公演も完売にしましょう!
今日の日曜日は
音楽文化会館で13時より奥村和雄先生門下のヴァイオリン発表会があります。
この一門の発表会はただの発表会では有りません!
国内最高の一門の一つです。
その奥村先生門下の個人別発表会です。
今回注目は前半は小学1年生で県コンの県知事賞を獲得した近藤ほなみさん!
そして後半に登場するは一昨年全国学生コンクールで優勝した大野有佳里さん!
このお二人は全国レベルです。
もー大野さんなんかすごいですよ!
私が個人的に好きな木野さんは今回受験という事でお出になられないようですけど、来年楽しみにしていますね。
他の門下生の方々も上手いです!
ぜひお時間ある方は聞きにいらしてください。お勧めです!
あとだいしホールでは「エンドレスパーティー」という
新潟明訓高校OBOGの4人の皆さんによるピアノリサイタルがあります。
これもなかなかのメンバーなんで興味ある所です。
演奏は狩野陽子さん、高橋秀介さん、竹下千佳子さん、原真優子さん。
原さんいろいろと出て頑張ってらっしゃいますよね。
ピアノ好きの方にはお勧めですよ。
東響さんの公演日は午後一にロビーコンサートがおこなわれます。
うちはそのロビコンは1号さんが聴きに行くので、私はいつも11時頃からのリハーサルを聞いています。
今回はチェロ&コントラバスのデュオコンサート。
リハの楽しそうな雰囲気が好きです。思わず拍手。
それにしてもりゅーとぴあのこのロビコンの場所は素晴らしい音響!
これもっと活用した方がいいですよ。
市役所や東北電力さんにまけずに月に1回とか地元演奏者さんでのロビーコンサートをやるべきだと思います。
もっとりゅーとぴあに人が来るような工夫をしていかないと。
先日市役所での「まちなか再生会議」で市長が発表されてましたが
新潟市美術館30万人、りゅーとぴあ33万人、みなとぴあ35万人、クロスパル55万人
これが1年間の入場者数なんだそうです。
えっ!みなとぴあにも負けてるの!とショックでした。
たしかに、普通の日に普通にりゅーとぴあさんに行っても、なにがあるかといってもあまりないんですよね。
もうちょっとなにかあってもいいと思います。
それだけの施設ですからもったいない。
なのでぜひロビーコンサートをしましょうよ!
しましょうよ!というか私には、なぜできないのかが不思議なんですよね〜。
もっとお祭り気分になれるよう感じで楽しい気分になれるものを。
スーツでなくてカジュアルでいいですから。
あまりにもりゅーとぴあさんって大事に使われすぎているような気がします。
もっと視線を低く持ってくれば、もっと入場者数も増えると思いますけどね。どうだろ?
とりあえずは、みなとぴあには勝ちたいですよね〜。(って別にみなとぴあさんが嫌いなわけではありませんから)
みなとぴあさんの映画館みたいなのがりゅーとぴあさんにあれば、いいのにな〜といつも思ってます。
では今日は奥村門下発表会です!
楽しみにしています!
私も先生にお会いしましたよ。
いい〜先生ですよね。「あれ」は先生も大フィーチャーされてますから。
放送にのらなかったのも大爆笑だったんですよ。
こちらこそよろしくお願い致します。
ありがとうございました。
カルミナでたくさんの友人が出演したので吹雪の中、根性で行きました。今回は3階席でしたが、完売だったのに、せっかくの大編成の大舞台だったのに、ポツポツと空席が目立ち残念でしたね。
良い演奏会だったのに、雪で来られなかった方には本当に気の毒でした。
電車もバスも殆ど動いてなくて、雪国なんだから、次はこんな事のないよう交通がストップしないようにして欲しいものですね。
ま〜ほんとに今回のは来れなかった方が多かったです。
残念というかもったいないというか。
でも、しょうがないですね、あの天候ですから。
泊まり込み覚悟でないと遠方の方はだめだったでしょう。
聞く事が出来た我々はその素晴らしさを口コミで広めましょう!
ビバ東響さんです!
ほんとうにいい演奏会でしたね。
ありがとうございました!